マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質AB】 Sym.1: Maazel / Vpo

【中古:盤質AB】 Sym.1: Maazel / Vpo

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年10月27日

    本盤はマゼール/VPOによるマーラー交響曲全集の一環分で今やポピュラーとなった交響曲第1番「巨人」でマゼール55歳の1985年に収録されたものです。VPO演奏のマーラー正規録音はそう多くはなく耳なじみある「巨人」から聴きだしているのですが演奏タイムとしては@16’37A8’56B11’41C20’35と若干スローというか時折極端に遅い箇所を噛ませ当該曲の構造を明らかにしようとする意図が読めます。しかしながらどうも理にかなった自然な流れの面では私には抵抗感があったのも正直な処でしょう。そういった強引な癖・個性についてはVPOのメンバーも彼のオーラというかカリスマ性として任せた部分があったのでしょう。第1楽章のスタートはゆっくりソフトにVPOらしき雰囲気を持っておりテンポアップした展開部はマーラーの世紀末感触とは少し別な感じでマァ、マーラー青春記としてマゼール/VPO独特のフレージングが楽しめました。第2楽章もゆっくりしたベースで「えげつくない」印象は維持しますがベッタリした処とトリオに入る前の急発進等が無理を感じさせました。第3楽章の葬送行進は柔らかな反響音のティンパニーとチェロでの出だしで通しも退廃的な面を強調したVPOらしいしなやかさが素晴らしいですね。いよいよ最終楽章・・・このスタートの突発的咆哮音は昔我々がTVで大きな事故関連ニュースのバックで聞かされたので小学生の頃から知っておりました・・・は何処かよそよそしく抑制された基調で進んで行き大きく流れを掴もうとしています。最終コーナーに近づくとキンキンとした音色で近接した距離感でクローズアップされる各楽器で特にティンパニーの存在感も特徴的でした。全体、やや凝った演奏で繰り返して聴いてその「良さ」が分る人には分ってくるのではないかと思います。当面私のレベルで満点ランクとは参りませんでした。詳細は不案内なのですがマゼールにはCDでのこの曲の収録演奏が本盤演奏以前にもありそれは1960年モノラルライブでフェニーチェ歌劇場Oを振ったものと1979年FNOを振ったもの(これはステレオ、トータルタイム51’35)等であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    温泉パパ  |  函館市  |  不明  |  2005年07月26日

    全集の中ではピカイチの出来。VPOはCBSが録ると古風な味わいが強調されるようです。(特にシンバル)いつものしゃくれたマゼール仏子がなく,正攻法で押し切っている。最終部もなかなか良いバランスの響き。マゼール嫌いなあなたにもどうぞ。

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  • ★★★★★ 

    ナス  |  sendai  |  不明  |  2004年05月12日

    あまり評価の対象には挙がらないけれどなかなか良い演奏です。マゼールの振りに気持ち良くウィーンフィルが応えており、一見伸び伸びと演奏しているようですが決める処はビシッと決めていてマゼールらしい深い解釈がはっきり解る演奏です。「なるほど」と頷いてしまいます。

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