ｱﾘｴｯﾀｰ  |  京都府  |  不明  |  2017年12月01日

ｱﾀﾞｰｼﾞｮの陶然とした空気を、エンベロープがそもそも短いピアノという楽器で果たして上手く表現し得るのかという不安を、見事に覆した名演。エンベロープの短さが、逆にこの葬送の音楽の独特な寂寥感を際立たせて、静かな感動をいやが上にも誘う。只、後半クライマックスのﾄｳｯﾃｨで、金管の主題は連符にしたほうが効果があった筈。

 

テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2017年11月14日

ブルックナーのピアノ曲集！。なんと希少価値のある珍しいＣＤでしょうか。ピアノによる交響曲7番のアダージョ楽章が味わい深いです。それ以外はあまりブルックナーらしくないと感じるところが興味深いです。

 

生姜  |  福島  |  不明  |  2008年05月10日

ブルックナー！？って思う曲も多いですが，短くて分かりやすい曲が多いです。「ランシエ＝カドリユ」はブルックナーが書いたと思うと非常に面白いです。ブルックナー好きな人でなくても楽しめる曲だと思います。

 

bunyahagi  |  京都  |  不明  |  2008年02月19日

紛れもなく、ブルックナー。なんだか、懐かしい想いが、不思議と充満してきます。７番のアダージョ。ピアノだけで聴くと、より彼の審美だけがきわだって、寂寥が透かされて、にじみでてきます。 逆に、シンフォニックな書法がその時代の先端であったことも感じることもできます。ブルックナーを惚れ直しますよ。 いい企画だと思う。

 

としりん  |  神奈川  |  不明  |  2007年12月31日

ブルックナーの愛らしい作品集です。シュタアイルメルカー、思い出、などが気に入りました。後年の大伽藍のような交響曲を予見させるような作品ではありませんが、言うならベートーヴェン風のシューベルトと言った感じ。 なお、最後の交響曲第７番のアダージョはさすがに内容が深いです。必聴です！

 

カルーオザ  |  足立区  |  不明  |  2002年02月10日

ブルックナーをこよなく愛するリスナーは必聴！ブルックナー特有の旋律展開が堪能できる！ある意味で、この作曲家の側面を見つめることができた。最後に第７番「アダージョ」は圧巻です。