ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2008年01月18日

「ｶﾞﾗﾝﾀ舞曲」 および「英雄」がとりわけ素晴らしい。ｶﾞﾗﾝﾀ舞曲 はともかく、名盤ひしめく「英雄」のディスクで頭角を感じる演奏はそうザラにあるものではない。フリッチャイのスタイルは,隅々までガチガチに考え抜かれていて,天才系と言うよりも,完璧主義のガリ勉君を思わせる。　古い割には聴き応えのある録音だが,コレだけの演奏,どーせなら最新の録音で聴けたらいいのだが…

 

ﾄﾄﾞｶﾗ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2006年01月10日

ＣＤ１はバラエティに富んだ面白い選曲が光ります。録音も結構良くて、十分楽しめます。コダーイの「ガランタ舞曲」はライブらしく拍手が入っていて、それなりに臨場感もあります。ショスタコーヴィッチの９番の交響曲はすっきりした演奏で、良いと思います。ＣＤ２の話題のエロイカですが、やはりいささか遅い。女房殿が「どうしてこんなに遅いの。」とクレームを付けてきました。良い演奏だと思いますが、最高でしょうか。やはり早い時代のフリッチャイの方が小生には合います。

 

PaPaling♪  |  神奈川  |  不明  |  2006年01月08日

CD1枚目は、選曲の良さに惹かれます。「芸術家の生涯」が何とも言えず良かったな。。CD2枚目のエロイカ、久しぶりに良い演奏を聴きました。録音も思った以上に良かったです。大切にしたいCDです。

 

でんちゃん  |  山形県  |  不明  |  2005年12月24日

コレ、お得な機会に是非お薦めです。夕方に届いて、年賀状印刷しながら聴いてやれ!とかけてみたのですが、ハナの「魔法使い」から終いまで80分、金縛り状態で聴き入ってました。選曲のセンス、あと録音がすばらしいです。箱を見たらリマスタリングが、あのポール・ベイリー氏なのでした。(テスタメントの人)どうりで!! ホント、臨場感といい何といい、一番古い1950年のシュトラウスもモノラルと気づかないほどでした。

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2005年12月09日

最初の「びっくり」から冷静さを取り戻しました。全体像をご存知で、HMVレビューの重鎮であるフリッチャイマニアさん（埼玉県）の御意見のように「両方を知ることができるセット」なのですね。「ドヴォ」でなく「ロッシーニ」の間違いだったのですが、晩年は、音作りが違いますね。重複を避けて評のないVPOとのガランダ舞曲ですが、名演以上の価値があると思います。だって、VPOが心底メロディックに入って没入させることのできる指揮者を知っていますか？？

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2005年12月05日

諸氏のご意見に従って購入しました。でも最初から挫かれています。「魔法使いの弟子」！！ストコフスキーもミュンシュも別格ですか？すごいすごい。個人的では、ドヴォの廃盤LP「スターバトマーテル」を素敵に聴かせてくれる指揮者と思っていたのですが、幅の広さにびっくりです。認識不足と言われるとそのとおりです。もし、この評を読まれたら購入ください。英雄もモノだけど「すごい」です。ぜひ！！

 

フリッチャイマニア  |  埼玉県  |  不明  |  2005年11月18日

「リトル・トスカニーニ」という異名をとった５０年代前半と、「フルトヴェングラーの再来」として崇められた晩年。両方を知ることの出来るセット。発病する前の演奏（ショスタコなど）の鋭い切れ味と、後の（「エロイカ」など）の彫りの深い演奏とは、同じ指揮者とは思えないくらい異なるように感じられるかもしれないが、２枚のどちらも前後両方を楽しめるように収録されることで、「フリッチャイ」という一人の人間の実像が浮かび上がる。彼が同い年のクーベリック程度長生きしてくれたら、音楽界は全く違う方向にいっていたと納得されるだろう。

 

たけ  |  兵庫県  |  不明  |  2005年11月11日

ご予約商品となってますが、再発売されるのですね。 何よりも「英雄」が素晴らしい。フリッチャイはベルリンpoとの演奏が有名だが私は当盤の方を第一に推薦したい。 冒頭の念を押すかのような二音に始まり、4楽章のコーダのホルンの強奏まで、全てが理想の演奏だ。聴いていて「そう、ここはこう演奏されるべき」と納得できるはず。

 

たけ  |  兵庫県  |  不明  |  2004年08月27日

他の皆さんの言われている通り! 全体的にゆったりとしたテンポながら、音楽が間延びしたりしない。 ４楽章の朗々たるホルンを聴いてみてください。鳥肌が立ちますよ。

 

TH  |  埼玉県  |  不明  |  2002年05月06日

間違いなく希代の名演奏！「エロイカ」は、最初から最後まで真実の感情に満ち溢れている。ヴェルディのレクイエムと共にフリッチャィ晩年の傑作と思う。「ガランタ舞曲」がまたチェリビダッケ・LSOの来日公演以来の名演!!

 

couchou  |  福島県  |  不明  |  2002年03月19日

フルトヴェングラー（44年・ウィーンフィル盤）以来の衝撃。フリッチャイの音楽に対する熱い思いがスピーカーからあふれ出てくるように感じる。音質を考えればフルヴェンを越える名演にまちがいない。

 

四十郎  |  大阪市  |  不明  |  2002年03月13日

凄い､凄いというHMV氏のレビューにノセられて、つい買ってしまったが、これはほんっと〜にスゴイ！！どこを切っても赤い血がドクドクと流れている、極めてヒューマニックであり、かつ崇高さを感じさせる演奏だ。この指揮者を再認識させられた。フリッチャイ、恐るべし・・・