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ドビュッシー(1862-1918)

CD 最後のソナタ集 イザベル・ファウスト、アレクサンドル・メルニコフ、ジャン=ギアン・ケラス、ハヴィエル・ペリアネス、マガリ・モニエ、他

最後のソナタ集 イザベル・ファウスト、アレクサンドル・メルニコフ、ジャン=ギアン・ケラス、ハヴィエル・ペリアネス、マガリ・モニエ、他

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2023年12月12日

    冒頭のヴァイオリンの音が出たとき、ふと風が頬を撫でたような錯覚を覚えた。以降、フルート、ヴィオラとハープのためのソナタもチェロ・ソナタも同じように、室内で聴いていながら風や草原や空気の香り、日差しの暖かさ、曇りの時の肌寒さ、そして雨ふりの際のにおいのような空気感を感じさせる音楽が漂っていた。そして間に挟まれたピアノの独奏が室内にいることを思い出させてくれた。   なんとなくだがドビュッシーの音楽、ことここに収められたソナタたち(とピアノ曲たち)は変に頭で考えず音たちが織り成す雰囲気に身を任せて聴くのも面白いのかな・・・なんて、つらつらと考えた。ここに集まった芸術家たちによる美しく儚い音楽の戯れを愉しむ。たぶん、(私だけかもしれないが)そんな聴き方がこのディスクにぴったりなのかもしれない・・・。お勧めです。

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    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2022年06月11日

    ドビュッシーの繊細な音色の作品を高い集中力できれいに響かせる演奏家たちのパフォーマンスは素晴らしいし、それを見事にとらえた録音もとても良い。

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    Bartokian  |  東京都  |  不明  |  2020年04月26日

    どれもすばらしい演奏でした。昔のグリュミオーやジャンドロンによる録音に馴染んでいた耳には、全く別の楽曲のように聞こえる。ここで演奏している中堅音楽家たちは本当に感性が鋭敏で、一瞬たりとも退屈な瞬間がないと言っても誇張ではない。最初なので通して聴きましたが、本来なら1曲ずつ集中して聴くべき演奏。1つだけ特記するならば、イザベル・ファウストのヴァイオリン・ソナタ。ややゆっくりしたテンポで、音色に極度に繊細な配慮を施しながら奏していく。また、録音がすばらしい。このレーベルの最近の録音は優秀ですね。3つのソナタの間にドビュッシー晩年のピアノ小品を配する構成も粋です。

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2018年12月28日

    何処までも透き通った雅趣に満たされたアルバム。音の光と影の揺蕩いが織りなす贅沢な快楽。とりわけ極上の時が過ごせるのはフルートとヴィオラ、ハープのソナタ。フルートの透明な美音は堪え難いほどだし、それを支えるヴィオラのうまいこと。そしてファウストとメルニコフ、黄金コンビのヴァイオリン・ソナタもまた。といってケラスのチェロが劣るわけでもない。いずれ菖蒲か燕子花。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年11月13日

    あまりの魅力に好きにならずにいられなくなる 第一に音色の魅力から離れられない ピリオド楽器というだけでは言い尽くせないが 作曲 楽器 奏法三位一体あって織り出された風合と肌触りであり光沢である 第二に情緒に流されない即物的演奏が貫かれている スコアからの完全なる音再現がここにある 曖昧さの欠片もない しかしだからこそドビュッシーの声が聞こえる 雰囲気に呑まれない魂の揺れから生じる陰影が実在の意義として情趣を醸し出す それは真実でありまた普遍的なものでもある 健全で健康なドビュッシー観が表明されている 百年の孤独つまり時代の虜ではなく 未来へ限りなく開かれた音楽としてドビュッシー音楽がここにある どちらかというと同時代のラヴェルにシンパシーを感じてきたわたしだが 目の前の霧が晴れたようで清々しい ドビュッシーの室内楽なんて面倒くさいと思っているあなた そう言わず如何 これは美しい   

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