ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第4番 ニコラ・アンゲリッシュ(1892年製プレイエル)、ロランス・エキルベイ&インスラ・オーケストラ
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年10月10日
音の色艶に耳をそばだてる ピリオド演奏であって”ピリオド”では無い ベートーヴェンの第4・第5両コンチェルトを十全に表出しようとするとき 19世紀初期のフォルテピアノでは事足りないとアンゲリッシュは判じた そこで19世紀晩期のプレイエル製ピアノを採用した エキルベイ&IOがどの時代に焦点を当てたピリオド楽器を使っているのか知らないが プレイエル・ピアノの音色はベートーヴェンの音楽から秘められていた神秘性やトリッキーな諧謔性を炙り出した こんな華やぎ艶やかなベートーヴェンをドイツ人はどう聞くだろうか わたしは支持する 妙に持って回った尊大さを感じざるを得なかったベートーヴェンが特に”皇帝”がこの綽名を返上できているのは嬉しいことだ さて第1〜第3のコンチェルトは実現するのか あるとすればピアノはワルター製かプレイエル製か興味津々だ アンゲリッシュはフォルテピアノを弾かないだろうとも思う キャンディを舐めてるみたいに甘ったるいベートーヴェンなんてと言わず あなたも如何5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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