Requiem: Muti / Teatro Alla Scala Studer Zajic Pavarotti Ramey
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年03月27日
最強の独唱者陣、比類なきスカラ座のオケとコーラス、それらをヴェルディを心から尊敬するムーティが統率する、というこの演奏、さぞやすばらしい出来でしょうと思ったら、聴いての印象は「…」。意外にも、感銘しないどころか、取り立てて感服もしませんでした。なぜかなあと考えてみると、次のようなところですかね。@なんだかばらばらの独唱者陣。各自はそれぞれの立派な歌なのでしょうが、個人プレイ的な「どや」っぽい歌。Aいま一つ乗り切れていないムーティ。拡がりを抑えようとしているのか、どこか思い切りの足りない調子で、何しろこの曲なのだから(そういう風に作られてるのだから)壮大に膨張させればいいんです。以上の2点かな。スカラ座のオケとコーラスは文句なし。これは断然すばらしい。録音は、バランスにやや不満あり。独唱者がやや強く、コーラスが少し引っ込み気味。それが迫力をちょっと削いでおります。惜しいなあ。最後に付言すると、この演奏者メンバー、ヴェルディの「レクイエム」の最高峰を目指して結集したというよりも、逆に、このメンバーで何ができるかねえという観点からヴェルディの「レクイエム」なんかどう?ということになったという順番・展開のような気がします。もったいないなあ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KANA07 | 石川県 | 不明 | 2009年07月06日
EMIなので録音が非常に悪い場合が多いのでこの点あきらめて買ったが録音、演奏ともなかなかよかった。特にスチューダー、パバロッティは最高の歌唱を聞かせてくれる。ムーティの最高も演奏の一つ。ただこういう曲はSACDのマルチだったらなお最高だと思う。SACD化してください。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2009年04月19日
尊敬した亡詩人の為に書いた「Libera me」が一時お蔵入りしていたのを再度引き出して最終楽章に充てたこのオペラチックなレクイエムはムーティにとってEMIで二度目の盤ですが本盤はライブ(1987年)。今述べた最終楽章は大層なフーガを基幹としたクライマックスですがヴェルディのイタリア作曲家として対位・フーガの形式をちゃんと示したかったのでしょう。一番年上のバヴァロッティがDECCAからの一時借り出しで他の三人の米国生まれの歌手に混じって健闘してムーティの劇的演奏に寄与しており素晴らしい盤となりました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年04月17日
注目度の高いソリストや、ムーティのライブで… と言った事より何より、スカラ座のコーラスが素晴らしい。アバドのスタジオ録音盤と比べれば勢いとパワフルさが明らかに違うのが分かる。ムーティの棒は強引なところがあって、そこが長所にも短所にもなり得るが、とにかくこの大編成をコントロールしているのは確か。歌手人は男声二人は普通の出来。特色に乏しい。デビューした当初のステューダーが初々しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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