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Mussorgsky / Grieg / Bizet

CD Pictures At An Exhibition / Peergynt / L'arlesienne Suite: Szell / Cleveland

Pictures At An Exhibition / Peergynt / L'arlesienne Suite: Szell / Cleveland

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月09日

    本盤には、グリーグ、ビゼー、ムソルグスキーによる有名な管弦楽曲がおさめられているが、セルはこのようないわゆるポピュラー名曲の指揮でも抜群の巧さを発揮していると言える。本盤の演奏は1958〜1966年のセル&クリーヴランド管弦楽団の全盛時代のものである。それだけに、このコンビならではの「セルの楽器」とも称された一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使した演奏の精緻さは健在であり、加えて、曖昧模糊とした箇所がいささかもない明晰な演奏に仕上がっていると言えるだろう。もっとも、クリーヴランド管弦楽団の抜群の機能性が発揮される反面で、ある種の冷たさというか技巧臭のようなものが感じられなくもないが、楽曲がいわゆるポピュラー名曲だけに演奏全体に瑕疵を与えるほどのものではないと言える。各楽曲の聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりも特筆すべきであり、これらの有名曲を指揮者の個性によって歪められることなく、音楽の素晴らしさそのものを味わうことができるという意味においては、オーケストラ演奏の抜群の巧さも相まって、最も安心しておすすめできる名演と評価することが可能であると考えられる(前述のように、各楽曲のオーケストラ曲としても魅力を全面に打ち出した演奏とも言えるところであり、各楽曲の民族色の描出という点においてはいささか弱いという点を指摘しておきたい。)。グリーグの「ペール・ギュント」組曲やビゼーの「アルルの女」組曲については、いずれも第2組曲を全曲ではなく終曲のみの録音とするとともに、特に「ぺール・ギュント」組曲については第1組曲の中に第2組曲の「ソルヴェイグの歌」を組み込むような構成にしているが、これはセルの独自の解釈によるものとして大変興味深いと言える。クリーヴランド管弦楽団の卓越した技量も特筆すべきものであり、とりわけムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」におけるブラスセクションのブリリアントな響きの美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。音質は、今から約50年前のスタジオ録音だけに、従来盤ではいささか不満の残るものであったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は圧倒的な高音質であり、セル&クリーヴランド管弦楽団による演奏の精緻さを味わうには望み得る最高のものであったと言える。数年前には、Blu-spec-CD盤も発売されたが、SACD盤には到底敵し得ないところだ。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、仮に中古CD店で購入できるのであれば、多少高額でも是非とも購入をおすすめしておきたいと考える。

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    ニッパー君  |  茨城県  |  不明  |  2011年07月13日

    これらの楽曲を愛する子どもたちに聴いてほしくて本盤を選びましたが,正に名演奏のオンパレード! 彼らがこのCDを見つけて再生してくれる日が訪れるのを楽しみにしています。後世に残したい一枚です。

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    うさ二郎  |  愛知県  |  不明  |  2010年04月17日

    どの曲もすばらしいが、特にアルルの女はセルの演奏にしては熱が伝わってくる。 このファランドールにこれ以上望むものはない。心を無にして感動すべし。

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    トトヤン  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月02日

    セルの造形美、揺るぎ無い構築、立体感は、カラヤンを聴きなれた耳には実に新鮮。blu-specになって音も素晴らしくパートが良く見える。とても50年前の録音とは思えない。

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    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年04月13日

    セルの魅力は、時に機械的とも評されるような完璧なバランスとアンサンブルを保ちながら、心地よいテンポ感とここぞ!という時に考え抜いた楽器の突出やテンポの揺れを用いて聞き手の興奮を誘い出すところだと思います。このCDにはそんなセルの魅力がたっぷり詰まっています。ソルヴェイグの歌の各弦のバランスの妙!、展覧会のキエフのティンパニに注目しましょう。

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