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マーラー(1860-1911)

Hi Quality CD 交響曲第2番『復活』 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1987)(2CD)

交響曲第2番『復活』 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1987)(2CD)

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    レニー,アイラブ☆  |  東京都  |  不明  |  2023年11月04日

    どなたも書かれているように、マーラーそのものの情念、感情、思念、人間を描いた演奏って、これになってしまうんですよね。アバドのルツェルンも素晴らしいし、ドゥダメルのLIVEも見事。でも指揮者とマーラーが一体になり同一化した演奏って、最後はこれです。この同一化は楽しき者ではなかなかありえません。最初にこれを聴いて早二十数年。これとは異なる魅力の演奏は多々出てきましたし、それはそれでいいんですけど、マーラーそのものを“体現”した復活はやっぱりこれになります。

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  • ★★★★★ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年07月06日

    バーンスタイン最高の名盤だと思う。特にクライマックスでの尋常ではない感情の込め方を聞けば驚き、感動してしまう。近年は響きの美しさや構造面を強調した演奏が多いので、この主観的とも言える演奏はとても貴重であると思う。

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月08日

    超名演。録音も含めマーラーの復活の最高の名盤であろう。SACD化を切に要望する。この演奏を聴くと他のどんなに優れた演奏も小さく見えてしまう。音の情報量の多さ、録音の良さが際立っている。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年08月17日

    マーラー交響曲に関しては私は拾い聴きでも一応1960年代NYPOを振ってのバーンスタインLP盤はその血肉に迫った本物として扱っておりました。交響曲第2番「復活」については1963年収録された盤(演奏タイム@23’35A11’35B10’05C〜D39’25)だったのですが結構迫力があり当時としては有数の演奏に数えても差し支えないと思っておりました。あれから二十余年経ってバーンスタインが69歳となった1987年同じオーケストラNYPOを指揮してのライブ録音分が本LP,CD盤(同@24’52A11’58B11’23C6’15D38’33)で指揮者晩年のテンポスローが極端に出て高音弦の不安げなトレモロをバックにズシリと重低音で開始する第1楽章からもう有無を言わせない感じです。大体マーラーの交響曲群でその曲構成の分り良さ等から私が気に入っている一つにこの「復活」があり、今触れた第1楽章でのバーンスタインのアプローチは緩やかな部分での語りを絶妙に施しつつ管とティンパニーを強調して効果を上げて行きます。この楽章〆への攻め具合も段落移行時の引き付けを充分とりつつなので「凄み」に結びついて行くのです。又、この演奏の特徴として強音迫力だけではなく管弦の細長い弱音も灰色曇天の中に差し込む陽の光のような神々しさを与えてくれます。その辺りのニュアンスはバーンスタイン独自のものなのでしょう。一方、独唱を受け持つヘンドリックス(S、当時39歳)とルートヴィヒ(MS、同59歳)については年齢的な制約からちょっと「どうかな」とも思った箇所もありますがまぁ落ち着いてた運びと思います。風雲急を告げ終わりの二楽章に入って行きますが割りと丁寧な運びでこうした宗教世界とは無縁な我々にでも何か訴えが届く雰囲気で正しく曲の良さと演奏良さとの賜物かと思います。大体この曲は曲の音程・旋律がそう難しくなく最終楽章の壮大な合唱(本盤は名門ウエストミンスターCO)までとにかく引きずり込まれます。全体としてバーンスタイン年を取っただけの円熟味ある名曲「復活」交響曲で是非皆さんに聴いて欲しい最高ランク盤です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年06月03日

     これこそ「復活」・・・。この演奏を聴いてしまうと他の演奏はただの「交響曲第2番」になってしまう。他の演奏が悪いわけではない。このバーンスタイン&NYPがけた外れなだけなんだ。第1楽章の踏みしめるような葬礼から始まり復活に向けた讃歌が高らかに謳われる最終楽章まで一編のドラマを観るような迫力がこの盤の魅力だろう。    ユダヤ民族の血がなせる技かはよく分からないが、とにかく作曲者に深い理解をしていないとできない演奏のように思う。頭で理解するのではなく心から同一化していないとここまで出来ないのでは?それだけバーンスタインが曲に「成りきっている」からこそ音楽が「鳴りきっている」のではないだろうか。   たしかにこういう体育会系な濃ゆい音楽が苦手な方もいるだろうがそれでもこの盤の価値は変わらないと思う。最終楽章のクロプシュトックによる「復活」が歌われるとき、聴きながらいつも鳥肌が立つ・・・。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年09月10日

    小澤さんもよくやってます、ハイティンクも、しっかり演奏してます、アバドもそれなりにやってくれてます、テンシュテットさんは、やッぱり凄い演奏してます、インバルさんも、パーヴォ君も、自らの世界を描き、健闘してます。でも、この’87年録音のバーンスタインには、叶わない。やっぱり、この盤に、帰って来てしまう。これ程、濃厚に、解説的没入、曲と一体になった演奏は、他に無い。ふっかつ演奏の最高峰を、もう、成し遂げてしまったバーンスタインの凄まじい演奏、と、言うより体験に近い。これからの指揮者は、これを意識しないといけないのだから、しんどいよねえ。独自性を、自らの生き様、掴み取ったものを、しっかりと、一瞬一瞬に刻みこみ、オケ、合唱の面々に伝え込み、発する以外、道はない。バーンスタインの様に。それは、奇跡の様に、もう、難しい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月10日

    マーラーの交響曲第2番の優れた名演が、最近相次いで登場している。昨年以降の演奏に限ってみても、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団、インバル&東京都交響楽団、そしてラトル&ベルリン・フィルが掲げられ、その演奏様式も多種多様だ。また、少し前の時代にその範囲を広げてみても、小澤&サイトウキネンオーケストラ(2000年)、テンシュテット&ロンドン・フィル(1989年ライブ)、シノーポリ&フィルハーモニア管弦楽団(1985年)など、それぞれタイプの異なった名演があり、名演には事欠かない状況だ。このような中で、本盤におさめられたバーンスタインによる演奏は、これら古今東西の様々な名演を凌駕する至高の超名演と高く評価したい。録音から既に20年以上が経過しているが、現時点においても、これを超える名演があらわれていないというのは、いかに本演奏が優れた決定的とも言える超名演であるかがわかろうと言うものである。本演奏におけるバーンスタインの解釈は実に雄弁かつ濃厚なものだ。粘ったような進行、テンポの緩急や強弱の思い切った変化、猛烈なアッチェレランドなどを大胆に駆使し、これ以上は求め得ないようなドラマティックな表現を行っている。また、切れば血が出るとはこのような演奏のことを言うのであり、どこをとっても力強い生命力と心を込めぬいた豊かな情感が漲っているのが素晴らしい。これだけ大仰とも言えるような劇的で熱のこもった表現をすると、楽曲全体の造型を弛緩させてしまう危険性があるとも言える。実際に、バーンスタインは、チャイコフスキーの第6、ドヴォルザークの第9、シベリウスの第2、モーツァルトのレクイエムなどにおいて、このような大仰なアプローチを施すことにより、悉く凡演の山を築いている。ところが、本演奏においては、いささかもそのような危険性に陥ることがなく、演奏全体の堅固な造型を維持しているというのは驚異的な至芸と言えるところであり、これは、バーンスタインが、同曲、引いてはマーラーの交響曲の本質をしっかりと鷲掴みにしているからにほかならない。バーンスタインのドラマティックで熱のこもった指揮にも、一糸乱れぬアンサンブルでしっかりと付いていっていったニューヨーク・フィルの卓越した技量も見事である。ヘンドリックスやルートヴィヒも、ベストフォームとも言うべき素晴らしい歌唱を披露している。ウェストミンスター合唱団も最高のパフォーマンスを示しており、楽曲終結部は圧巻のド迫力。オーケストラともども圧倒的かつ壮麗なクライマックスを築く中で、この気宇壮大な超名演を締めくくっている。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月19日

    マーラーの交響曲第2番の優れた名演が、最近相次いで登場している。昨年以降の演奏に限ってみても、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団、インバル&東京都交響楽団、そしてラトル&ベルリン・フィルが掲げられ、その演奏様式も多種多様だ。また、少し前の時代にその範囲を広げてみても、小澤&サイトウキネンオーケストラ(2000年)、テンシュテット&ロンドン・フィル(1989年ライブ)、シノーポリ&フィルハーモニア管弦楽団(1985年)など、それぞれタイプの異なった名演があり、名演には事欠かない状況だ。このような中で、本盤におさめられたバーンスタインによる演奏は、これら古今東西の様々な名演を凌駕する至高の超名演と高く評価したい。録音から既に20年以上が経過しているが、現時点においても、これを超える名演があらわれていないというのは、いかに本演奏が優れた決定的とも言える超名演であるかがわかろうと言うものである。本演奏におけるバーンスタインの解釈は実に雄弁かつ濃厚なものだ。粘ったような進行、テンポの緩急や強弱の思い切った変化、猛烈なアッチェレランドなどを大胆に駆使し、これ以上は求め得ないようなドラマティックな表現を行っている。また、切れば血が出るとはこのような演奏のことを言うのであり、どこをとっても力強い生命力と心を込めぬいた豊かな情感が漲っているのが素晴らしい。これだけ大仰とも言えるような劇的で熱のこもった表現をすると、楽曲全体の造型を弛緩させてしまう危険性があるとも言える。実際に、バーンスタインは、チャイコフスキーの第6、ドヴォルザークの第9、シベリウスの第2、モーツァルトのレクイエムなどにおいて、このような大仰なアプローチを施すことにより、悉く凡演の山を築いている。ところが、本演奏においては、いささかもそのような危険性に陥ることがなく、演奏全体の堅固な造型を維持しているというのは驚異的な至芸と言えるところであり、これは、バーンスタインが、同曲、引いてはマーラーの交響曲の本質をしっかりと鷲掴みにしているからにほかならない。バーンスタインのドラマティックで熱のこもった指揮にも、一糸乱れぬアンサンブルでしっかりと付いていっていったニューヨーク・フィルの卓越した技量も見事である。ヘンドリックスやルートヴィヒも、ベストフォームとも言うべき素晴らしい歌唱を披露している。ウェストミンスター合唱団も最高のパフォーマンスを示しており、楽曲終結部は圧巻のド迫力。オーケストラともども圧倒的かつ壮麗なクライマックスを築く中で、この気宇壮大な超名演を締めくくっている。

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  • ★★★★★ 

    Straussist  |  香川県  |  不明  |  2010年12月30日

    バーンスタインのマーラーは、誰も踏み入ることのできない前人未到の領域に達しているが、『復活』交響曲はバーンスタインに最も似合っている曲ではないだろうか?気宇壮大であり、劇的であり、何度聴いても心が高揚させられる。聴いているだけでバーンスタインがタクトを振り回し、指揮台で何度もジャンプしているのが想像できてしまう。演奏時間は93分も掛かっているが、全く遅いと感じない。バーンスタインの晩年の指揮は遅いものが多い。しかし、私はその遅さに違和感を感じたことがない。それどころかマーラーが表現したかった音楽と感情を、バーンスタインは力の限りに鳴らし、響かせ、そして語りかけている。バーンスタインのマーラーは遅いのではない。深いのである。だから聴き手の心が揺さぶられるのである。マーラーを聴きたいのであれば、まずはこのバーンスタインが指揮した『復活』を聴くべきである。音楽を聴いて心の底から喜びと感動を与えてくれる演奏はそうはない。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年10月18日

    言わずと知れた、凄まじい演奏。やや遅め、バーンスタイン晩年、演奏者の感情移入、没入は、例によって激しい。他の追随をなかなか許さない感動と迫力、身に迫るものがある、超力演。緊張感、高揚感。血しぶきが飛ぶような切れ味の冒頭、バラード、マーラーお得意の奇妙なスケルツオ、祈り、生と絶望と、そこから生まれる希望、死への救罪、感動的な合唱と、気合の入ったクライマックス、オーケストラ。何故、バーンスタインには、ここまで到達し、表現し、伝えることが出来るのか。ナンバーワンの名演。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2010年10月16日

    改めて聴き直し大変な名演であることを痛感する。 思い入れが決してしつこくなく必然的に鳴っている。 しかし、パソコンでの編集が苦でなければ、 5千円弱で買える全集のほうがものすごく得。 いまどきの指揮者には無いマーラーの精神世界がそこにある。

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  • ★★★★★ 

    HMVの犬が好き  |  岐阜県  |  不明  |  2010年09月19日

    まあまあ、「情けない」とか他人の感想に文句を言うのは出来る限りやめましょうや。人それぞれの感性があるのですから。 ところで、私もこれは名演だと思いますよ。ただバーンスタインによってかなり曲がデフォルメされているので、曲そのものを聴きたい人にはファーストチョイスにならないかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    ひろの  |  東京都  |  不明  |  2010年07月14日

    間延びだって? 冗長だって? 冗談じゃない!! この緊張感が伝わらないとは情けない! 私はこれを超える演奏を想像できない!!

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年09月02日

    私は長らく1963年録音(オーケストラは本盤と同じNYPO)のLPで親しんでいたのですが後年1967年?ISRPOや1973年?LSO,19751987両年NYPOと再録が出て本盤はバーンスタイン最晩年のライブ録音です。ライブだけに後段になって来るほど充分「間」のとった感動溢れる一大舞台が出来上がっております。第1楽章はやや抑制気味にスタート、低音部を丁寧に作りゆっくり時にはディテールにデリケートさが旧盤(以下私の聴いたLP)より加わったという感じ。第2楽章天国に舞うような穏やかさを感情込めて運び、続く楽章を経て後半独唱・・・これが又素晴らしい・・ヘンドリックス、ルードヴィッヒ・・・流石旧盤とは「趣き」は異なり合唱もゆったり旧盤よりクリヤーに聴こえます。幾分後段タイム的には時間をかけトータル旧盤は確か一時間半を切ったタイムが本盤は93分余とバーンスタイン=マーラーの結びつきを一層訴える名演かと思います。個人的には旧盤の方がユダヤ色彩が強いようには思いましたが本盤はよりこの指揮者が到達した境地を生々しく表したのではないでしょうか・・・特に声楽部演奏が美しくコントロールされたように聴きました。旧盤とは違った最高ランクに位置づけておきましょう。

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  • ★★★★☆ 

    秋本潤一郎  |  東京都  |  不明  |  2009年06月02日

    私も下記の方のように、間延びしすぎた印象を受けた。私自身、この作品は重要作だと思っているが、あまり好きな作品ではない。恐らくこの作品を愛し正面から向かい合った時、このCDは名盤たり得るのだろう。とても片手間で聴いてはいけないCDだ。 バーンスタインのマーラー普及への感謝を込めて星4つとさせていただく。

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