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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第4番、他 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月26日東京ライヴ)

交響曲第4番、他 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月26日東京ライヴ)

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    classic  |  茨城県  |  不明  |  2021年03月21日

    名演の数多い第4番でも、その中からどれか1枚だけ選ぶとすれば、迷うことなくこのCD・ムラヴィンスキーの東京ライヴを選びます。淡々と流しているようで、色々なニュアンスが演奏のあちこちに隠されています。また、第三楽章とフィナーレでは、このテンポの速さにかかわらず、演奏の縦の線がピッタリ合っているのが聴きものです。ムラヴィンスキーの第4番の演奏は他にもあり、ソ連国内でのライヴ録音の方が鮮明さでは上ですが、演奏会の臨場感やムラヴィンスキー独特の振幅の広さを聴き取れるのは、この東京のライヴではないかと思います。

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  • ★★★★★ 

    シアリル  |  和歌山県  |  不明  |  2012年11月11日

    SACDになり、CDに比して音にこめられたニュアンス、特に弱音部の音の表情がより豊かに伝わるように感じた。特に、2楽章が意外と歌心のある演奏に聞こえて新鮮だった。音像の広がりにやや乏しく、オーケストラ全体の響きの変化があまり伝わらないのはショスタコーヴィチと同様。しかし、CDに戻ろうという気が起きなくなるだけの改善は確かにあると思った。 ところで、後年の来日ライブも何とかSACDにならないだろうか。

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  • ★★★★★ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  2011年08月07日

    4/28の本国での録音に比べて、ホールの残響が少ない分、細部の音が鮮明で音楽の構造が良く分かる反面、ティンパニが突出しがちで、トゥッティのヴォリューム感が乏しくて、いつも2枚を聴いて頭の中で理想の状態を合成補完していました。今回のSACDは、びっくりする程弦のふくよかさが増し、残響が美しく、ティンパニもバランスよく溶け込んでいます。おかげで、やっと1枚で満足できるようになって安心です。アンコールの「ババヤガー」は、音も演奏も生で聴いたゲルギエフを遥かに上回り最高です。ショスタコの欄でも書いだけど、ベト4はCDとの音の違いにおどろかされましたが、「ババヤガー」は学生の時FMエアチェックして繰り返し聞いた音のイメージとそれ程変化はなく、当時の放送もけっこう音が確かだったんだと改めて認識しました。

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  • ★★★★★ 

    Loup-cervier  |  大阪府  |  不明  |  2011年07月16日

    非常に優秀な音質。実にクリアで、厚みもあり、ホール内で今耳にしているような臨場感を備えています。演奏も至高の域に達しているといっていいでしょう。細部のすべてが、全体の構造の中でかくあらねばならないという必然性を備えており、このシンフォニーに対する指揮者の信念がすみずみまで行き渡っているようです。初来日がどうのこうのという外部の「物語」など余計なこと。そんなエピソードを知っていようがいまいが、優れているものは優れている。それにしても、当時のレニングラード・フィルの合奏能力の高さには舌を巻きます。序奏から終楽章コーダに至るまで、緊張の糸がいささかも途切れることがない。もちろんベト4には、ムラヴィンスキー以外にも良盤があり、それぞれ独自の価値をもっていますが、これほどにも緊迫感に満ち、かつ美しい演奏には、当盤以外では接することができないと断言できます。

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  • ★★★★★ 

    はしかつ  |  千葉県  |  不明  |  2011年07月04日

    最初に発売された盤で聞いているが、十分満足できるレベルというか、これほどムラヴィンスキーのすごさをあますところなく伝えているディスクを知らない。すべての音が刻み込まれており、何度も聞いているうちにある時、耳に飛び込んできたのである。それ以来、この指揮者の偉大さ、芸術の高さをいやというほど思い知らされ、この指揮者のセットものなどを買いあさったわけであるが、これまでのところ、これをしのぐ盤に出会っていない。その後、再発された際は、多少音質が改善されたみたいだが、買いなおす気にならなかった。だが、SACDとなれば話は別で、食指が動く。本当は5.1マルチで聞きたいのだが。 ちなみにこれとよく似ているのが、クライバーのオルフェオ盤で、一聴すると見間違うほどだが、よくよく聴いてみると細部が明確でなく、録音状態がいまいちなのかもしれないが、詰めも甘いと感じ、そもそも芸術性のレベルが違うと確信した。

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  • ★★★★★ 

    ZOLGEAR  |  茨城県  |  不明  |  2010年09月09日

    第1楽章の1小節が始まった途端,背筋が凍るような感覚を覚える。あとは蛇に睨まれた蛙の如く,ムラヴィンスキーに丸呑みされる運命しか聴者には残されていない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月20日

    ムラヴィンスキーの初来日時の衝撃のライブ録音である。本盤のベートーヴェンの第4は、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの黄金コンビの凄まじさを存分に味わうことが出来る超名演と高く評価したい。ムラヴィンスキーのCDは、DGにスタジオ録音したチャイコフスキーの三大交響曲を除くと、録音状態が芳しくないのが難点であったが、本盤は信じられないような鮮明な音質であり、これにより、ムラヴィンスキーの透徹したアプローチを存分に味わうことが出来るになったのは、実に幸運の極みと言える。第1楽章の冒頭のややゆったりとした序奏部を経ると、終楽章に至るまで疾風の如きハイテンポで疾走する。ここはテヌートをかけた方がいいと思われる箇所も素っ気なく演奏するなど、全くといいほど飾り気のない演奏であるが、どの箇所をとっても絶妙な繊細なニュアンスに満ち満ちている。切れ味鋭いアタックも衝撃的であり、ムラヴィンスキーによって鍛え抜かれたレニングラード・フィルの鉄壁のアンサンブルも驚異の一言である。各奏者とも抜群の巧さを披露しているが、特に、終楽章のファゴットの快速のタンギングの完璧な吹奏は、空前絶後の凄まじさだ。同様のタイプの演奏としてクライバーの名演(ウィーン・フィルとのスタジオ録音(DG)ではなく、バイエルン国立管弦楽団とのライブ録音(オルフェオのSACD盤))もあるが、内容の彫りの深さにおいて、ムラヴィンスキーには到底太刀打ちできるものではないと思われる。アンコールの2曲は、この黄金コンビの自家薬籠中の曲だけに、全くすきのないアンサンブルを披露しており、そうした鉄壁のアンサンブルをベースとした圧倒的な迫力と繊細な抒情が見事にマッチングした超名演だ。

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  • ★★★★★ 

    散歩道  |  さいはて  |  不明  |  2008年07月09日

    4番ははじめの1音から金縛りにあったかのように聴き惚れました。会場の緊張が伝わってくる。言葉にならない特別なものがビンビン感じられます(これではレヴューにならないけれど、とにかく聴かない手はありません!)。最後の「ライモンダ」は65年のモスクワライヴのCDを持っていますが、こちらの方が録音が良く、大波がうねるような出だしからグイグイ惹きつけられます。ブヤノフスキー率いるホルン・セクションの勇壮で壮大な吹きっぷり。鳥肌がたちました。この小品からでもムラヴィンスキーの指揮芸術の叡智を窺える。

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  • ★★★★★ 

    年寄り  |  千葉県  |  不明  |  2008年07月02日

    あの時、会場の一階の真ん中あたりに居ました。 終ってから、すぐには立ち上がれませんでした。 これ以上のコメントは不要だと思います!!

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

    ムラヴィンスキーはショスタコやチャイコだけじゃないという証明です。レニングラードは鍛えられてますね。すごいです。アルタスレーベルは音がいいので大好きです。ショスタコ5番やベームの田園、チェリビダッケのブルックナー5番など、どれも素晴らしい遺産です。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年09月04日

    BEETHOVEN;9’04/9’39/5’37/6’26 LYADOV;3’27 GLAZUNOV;4’06

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  • ★★★★★ 

    マーラー教の信者  |  石川県  |  不明  |  2007年01月31日

    この曲の軽快さを楽しんで聴くつもりが、心の底から感動してしまった。いやーこいつはすごい。音楽の真髄というものを感じたような気がする。

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  • ★★★★★ 

    タコ8  |  金沢市  |  不明  |  2007年01月30日

    この世界に第4番のベスト盤は2枚ある。それは何れもムラヴィンスキーに乗移ったベートーヴェンの霊が指揮したこのNHK録音の東京ライヴと、それより約1ヶ月前のMelodiya録音の本拠地ライヴ。解釈は瓜二つだが、この東京ライヴはリマスタリングのせいもあってか、極めて安全運転で無傷に響き、密度は高いが高音域が薄い。本拠地ライヴは原音に忠実でノイズ除去処理も極めて浅いため将にストレートで凄絶。そのかわり、ザラツキ感と聴衆ノイズが煩い。ムラヴィンスキーの息遣いを聴くには後者が好みである。クライバーとカラヤンの上空3万フィートにおける孤高の音楽。

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  • ★★★★★ 

    ハッシー  |  京都  |  不明  |  2006年12月17日

    「第4番はクライバーがあればそれでいーのだ」などと思っていた自分が恥ずかしい。クライバーがスポーツカーを乗り回す快感(乗ったことないけど)とすれば、ムラヴィンスキーのそれは真剣の果たし合いを見るような緊張の31分間。チクショー、満点!

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  • ★★★★★ 

    イリュミナシオン  |  古都  |  不明  |  2006年10月16日

    「このシンフォニーはこのようにあらねばならない」という強い信念に裏打ちされた最強の演奏だと思います。しかもその信念が、髪の毛一筋ほどの乱れもないアンサンブルによって実現されている。これがライヴだというのだから恐れ入ります。演奏後の聴衆の熱狂的な拍手も納得がいきます。音質も32bitが功を奏してクリアな厚みがあり、ムラヴィンスキーのものとしては最高の部類に属します。

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