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ベートーヴェン(1770-1827)

Hi Quality CD 交響曲第5番『運命』、第7番 カルロス・クライバー&ウィーン・フィル

交響曲第5番『運命』、第7番 カルロス・クライバー&ウィーン・フィル

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  • ★★★☆☆ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  2011年06月21日

     不動の高評価となっているこの録音だが、私はあまり好きになれない。悪くはないが、他の演奏に比べてどのように良いのか、何度聴いても理解できない。逆に、良いと思うのに意外に評価が低いのがワルターだ。ステージでのベームは、もう晩年だったが、聴いていてヒザが震えた。そういうものがここにはない。きれいさっぱり整理された感じがする。

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  • ★★☆☆☆ 

    パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  2007年02月21日

    有名な演奏ではあるが、底が浅い。たぶん指揮者の人間性に由来するのだろう。しかし表面上は快適で、また表現も逞しいだけに初心者にはお勧めできる。この度、久方ぶりに聴いてみたが、やはりダメであった。コマーシャルの世界のように、現実感がまるでなく、偽善的なものを感じたからだ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月04日

    本盤におさめられた両曲の名演中の名演として、世評が著しく高いだけに、これまで数々の高音質化が試みられてきたが、本盤は、究極の高音質CDとして高く評価したい。これまで発売された高音質CDとしては、SHM−CD盤、SACDハイブリッド盤、そしてDVD−audio盤があり、特に、後者の2つにはマルチチャンネルが付いていることもあって、臨場感溢れる音質が見事であったが、本盤は、それらを凌駕する高音質と言える。重量感においてはいささか足りない気もしないではないが、各楽器の分離や鮮明さがダントツに増している。クライバーは、ダイナミックレンジを幅広くとる指揮者であるが、本盤の場合、通常CDでは殆ど聴き取れないような繊細なピアニシモから、最強奏のトゥッティに至るまで、完璧に再現されている。マルチチャンネルは付いていないものの、臨場感においても不足はなく、眼前にクライバーの颯爽とした華麗な指揮ぶりが浮かぶかのようだ。演奏は、トスカニーニやカラヤンの系列に連なる、いわゆる音のドラマに主眼を置いたものであるが、高音質のスタジオ録音という条件を付ければ、現在においてもなお、トップの座に君臨する名演、名盤と言えるだろう。ライブ盤にまですそ野を広げれば、カラヤンの名演(第5は、先般発売された来日時の77年盤、第7は同時期のパレクサ盤)にはさすがに劣るが、それでも、この若武者ならではの勢いのある名演は、いささかの存在価値を失うものではないと考える。

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  • ★★☆☆☆ 

    コッペリウス  |  さいたま市  |  不明  |  2005年11月02日

    初めて聴いたときはその新鮮さに感動した。しかし今聴くと運動性は抜群ながら内容が空虚。演奏会では感動したが、落ち着くとなぜ熱狂したか不思議に思う、そんな経験が何度かことがあるが、ちょうどそんな感じである。

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  • ★★★★★ 

    ムサイシス  |  三重県  |  不明  |  2014年03月21日

    この演奏の良さは、クライバーの音楽性はもちろん、妥協を許さない十分なリハーサルを積み重ねた、究極のアンサンブルにあるのではないでしょうか。それでいてVPOの豊かな響きを失っていない。記念碑的名演だと思います。

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  • ★★★☆☆ 

    チェロTP  |  静岡県  |  不明  |  2012年10月07日

    小気味良いテンポでグイグイとオーケストラをドライブ。ウィーンフィルも盤石にそれに応える…ノリノリの演奏。聴いていて気分がすっきりするCDだが、ベートーヴェンを聴くのなら、フリッチャイの演奏に軍配を上げたい。

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  • ★★★★★ 

    出町の玉ちゃん  |  京都府  |  不明  |  2012年02月27日

    SACDよりも、このオリジナルスのほうが、音に厚みがあり、迫ってくる感じがするのは私の聴力の問題?装置の問題?最近の評論家のSACD絶賛記事に、CDが登場したときのCD=高音質という風潮の再現を感じています。確かに手軽に、ある程度の音質を多くの人が享受できたのですが。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2014年01月07日

    ベートーヴェン5番・7番の定番中の定番である。発売以来、最も支持され続ける演奏の一つだと思う。当然音源はレコード、CDを揃えてあるが、この度SACDを再生できるプレーヤーを導入したので購入してみた。素晴らしい音質である。レコードも味わいがあっていいが、このSACDは音質、手軽さの点で実に良い。価格にもよるが、これからはSACDがある演奏はそちらを選ぼう。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月23日

     冒頭の「ジャジャジャジャーン」から中身が詰まっており惹きこまれてしまう。音の芯が鋼のような硬さでありながらビュンビュンしなっているような印象を持つ。たしかに時間的にはあっという間に終わる早さだが、せかせかした感じは持たない。むしろ「これでもか」とたたみかけてくるような緊迫感の連続。これが最終楽章まで続く。最近は5&7番でカップリングされているが、5番だけで聴いた方が良いと思う。続けて7番を聴こうという気にならない濃さなのだ。    この第5交響曲、フルトヴェングラーなら「運命」交響曲として再現するだろうし、トスカニーニなら余計なストーリーは盛り込まず「Allegro con brio」としての楽曲になるのだろう。つまり、ドラマと捉えるか、楽譜の再現と捉えるかで好みが別れてしまう曲だと思う。   しかし、クライバーの当盤は「ハ短調」の曲想や「Allegro con brio」の性格を極限まで突き詰め、結果的にそこから「ドラマ」を構築してしまったように感じる。分かりづらい表現で申し訳ないが、これが率直な感想。どの指揮者でもこの曲は力入れるのだろうが、これからも最高峰に君臨し、比較され、常に語られて聴き継がれていくCDであると思う。

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  • ★★★☆☆ 

    音楽ばか。  |  北海道  |  不明  |  2012年01月14日

    第5番《運命》は推薦できる。珍しくウィーンフィルが寄り道せず一直線に爆走している。メロディーをうたわせすぎてリズムが曖昧かつ音がふにゃふにゃとやる気のなさそうな音になりやすいのがこのオーケストラだと思うのだが、それらの欠点とおぼしきものは指揮者の怠けのせいだったのか?と思わざるをえないほどリズムが弾けているし、音も壮絶。この運命の超名演だけでもカルロス・クライバーの凄さは衝撃的なまでに伝わってくると思う。 しかし、残念なことに7番はあまり良い演奏ではない。リズムが5番ほどハッキリせず曖昧になっているし、ラッパは田舎臭いし、カルロスの演奏なのににしてはテンポも平凡。ウィーンフィルの団員が「カルロスのベートーヴェンはクレイジーだ」と言っていることから、ウィーンフィルとの衝突もあったのだろうか…カルロスもことにテンポに関しては妥協せざるをえなかったようだ…当時はまだ売出し中であり、まだ好きなだけドタキャンできるワガママ大王にはなれなかったということもあるだろうし。そうでなければ、カルロスにしては100%とはいえないであろう7番に関しては発売されたのかどうかも怪しいところだと思う。ま、メジャーレーベルだけに音質も良いし、録音がないよりははるかにマシ。世にでてくれて感謝。

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  • ★★★★★ 

    Marthy  |  POLAND  |  不明  |  2011年07月21日

    私が初めてジャケ買いしたCDは、このディスクです。 カルロス・クライバーは、銀色に輝いています。

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  • ★★★★☆ 

    SPRING  |  山形県  |  不明  |  2011年07月07日

     以前よりOIBP盤で持っていたものだがSACDの効果を期待して買ってみた。最初に5番の方をMulti-chレイヤで聴いてみて、各声部のディテールが一層クリアになり、迫力や充実度も増してクライバーの芸風がよりいっそう伝わってくると感じた。  一方7番の方だが、やはりMulti-chレイヤで聴いてみたところ、各声部の分離感でやや極端なところがあり、例えば弦のセクションがやたら前に突出していたり管楽器群が妙にはっきり分離していたりとか、そして全体的に音響がやや軽すぎるような印象だった。  そこで今度は2chレイヤで聴き直してみると、全体的バランスが自然で生演奏の雰囲気を連想させる逞しいベートーヴェン像が現れ、とてもよく堪能できた。  もともと7番の方は左右対称両翼型セッションで収録されているので、Multi-chレイヤに関してはあまり各chの分離効果を強調せず、より自然な全体的調和を目指してリマスターするともっとよかったのではと思う。何はともあれ我が家の宝物・・・。

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  • ★★★★★ 

    再生へ向かうシニー  |  Kanagawa  |  不明  |  2011年06月29日

    今年(2011年)はなぜかカルロスイヤーだ。 DVDも色々出ているし、MEMORIESというレーベルからも再発で(ジャケットが若干変わったりして)出ていたりする。 このあまりにも有名な演奏を私は34年生きてきて一度もしっかりと聴いたことがなかった。 他のシカゴとの5番やベルリンとのブラームスの4番、スカラ座でのボエームやオテロは聴いているのに..。 で、演奏はというと..悪くない。 フルトヴェングラー、クレンペラー、朝比奈、シューリヒトの演奏を聴いた耳にも全く違和感がない。 聴こえてくるのはたしかにベートーヴェンである。 しかし、それに加えてカーマニアであったカルロスらしく、自然に囲まれた道を車ですっ飛ばしていくような爽快感がある。 こういう演奏は基本都会暮らしで、たまに地方に行って自然を味わうという人には最高に心地よく響くと思う。 都会を毛嫌いし、自然の有機性だけをベートーヴェンの音楽に求める(頑固爺さんのような)人には少し軽いかな。 でも、私は好きです。 飽きずに何度も聴けるベートーヴェン。 ウィーンフィルも良い味出してさすがの演奏をしています。

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  • ★★★★★ 

    きんきん  |  岡山  |  不明  |  2005年03月21日

    最高なんだけど、これ聴くとき(特に5番)かなり本気で聴かないといけない。気軽に聴いてみよっと思って棚からジャケットを手にしたけどやっぱり今日はやめとこう・・・、こう思いやめることが結構あります。通して聴くと結構疲れます。どんなに流して聴こうとしても向こうから真剣な音が迫ってきます。もの凄い緊張感で部屋が覆われよく逃げ出したくなります。精神状態のいい時に大音量で聴きましょう。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年04月05日

    どちらも最初に出た時大いに話題になった名演奏でもあります。第5番(1974年録音)は何とスポーティな演奏(タイムは@7’17A9’56B5’08C10’49)なのでしょう(演奏本質は異なりますがDGG収録1960年代カラヤン/BPOの「運命・未完成」の運命出だしを聴いた時の感触に似ていました)。当時44歳絶頂期とも言えたカルロスの指揮ぶり自体のお馴染み「カッコ良さ」が念頭にある為ビジュアル面も影響しています。VPOがこのように従来の演奏をチェンジする能力を持ち合わせている事へのちょっとした驚き・・・それはさておき、第5番の小気味よいテンポと清冽なエネルギーは聴きものです。次に第7番(1975,1976年録音)の方は「アレッ?どうしたの?」と問いたくなりタイム的(@13’44A8’12B8’22C8’41)なアッサリさが逆に私には物足らなさに結びつきもう少し含みを持たせて欲しいなぁとも思いました・・・第1楽章は何となく余り差し迫った感じがなく反復演奏で更に私の様な素人に退屈に思わせます。第2楽章はVPOのソフトな当りから段々と輪郭をはっきりさせて行き他演奏では聴けない音も表します。第3楽章を経て最終楽章での後段テンポアップして一応風雲急を告げる如くなのですが今一歩「興奮」につながりませんでした。録音で左右されているのかもしれません。今回音質は更に改善されている思われ素晴らしい全体での演奏盤です。第7番にはCDで他に1982年録音のバイエルンRSOを指揮した演奏(タイム@11’27A8’08B8’21C7’42)もあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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