大地の歌 クラウス・テンシュテット&ロンドン・フィル、アグネス・バルツァ、クラウス・ケーニヒ
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年02月24日
ロンドンフィルは、テンシュテットの為には、精魂込めて、えぐい程に、細かくもスケールの大きい、寂寥感までここまでやるか、と言う音楽を、響かせる。テンシュテットと、ロンドンフィルに、どんな信頼関係、鼓舞させられる情念が存在し、表出出来たのか、私には、には、分からない。こいつの為なら、と言う、奉仕、情熱、諦観まで、全霊の音楽、一世一代の演奏を繰り広げ、聴衆に感激、感動を与えたのコンビ。凄い、どうやってここまでの境地、心持ちと、一期一会の姿勢、培われたのか、私には、全く分からないが、ものの見事な演奏。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年01月16日
テンシュテットが咽頭がんに倒れる直前の録音である。当初は、全集の中に組み込まれる予定であったが、本演奏の中に、テンシュテットがどうしても取り直しをしたい箇所があったということで、当初発売の全集には組み込まれなかったいう曰くつきの演奏である。全集の発売後、数年経ってから漸く発売されたが、素晴らしい名演だ。テンシュテットが取り直しをしたかどうかは、私は承知していないが、そのようなことはいささかも気にならないような見事な出来栄えと言える。思い切った強弱の変化やテンポ設定、時折垣間見せるアッチェレランドなど、とてもスタジオ録音とは思えないようなドラマティックな表現を行っている。テンシュテットは、咽頭がんに倒れて以降は、コンサートや録音の機会が著しく減ったが、本盤のような爆演を聴いていると、病に倒れる前であっても、一つ一つの演奏や録音に、いかに命懸けの熱演を行っていたのかがよくわかる。ロンドン・フィルも、こうしたテンシュテットの鬼気迫る指揮に、よくついて行っており、独唱のバルツァやケーニッヒともども、望み得る最高のパフォーマンスを示していると言っても過言ではあるまい。HQCD化によって、音場が拡がるとともに、音質に鮮明さが増した点は、本名演の価値をより一層高めるのに大きく貢献していると言える。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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I&W | JAPAN | 不明 | 2008年07月24日
9’48/9’57/3’11/7’32/4’46/31’272人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yukkie | 東京都 | 不明 | 2004年12月26日
テンシュテット入魂の「大地の歌」。細部にわたって彼独特のロマンチシズムが生きていて、感動させられる。ロンドン・フィルがもう少し巧ければ最高!の演奏になったのだが。歌手はケーニヒがデカダンな雰囲気を漂わせニヒルで良いが、問題はバルツァ。強靭なカンタービレをこれでもかと見せつける。これは「大地の歌」の侘び寂びの世界とはずれているだろう。やや残念。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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