Ancient Airs & Dances, 1, 3, Gli Ucceli, Botticelliano: Scimone / Veneti
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年12月21日
本盤は1987年に録音されたシモーネ/ISVによるレスピーギ作品で曲はリュート古代舞曲第3組曲(1931年作曲、演奏タイム17’02)、組曲「鳥」(同1927年、同16’57)、三枚のボッティチェッリ画(同1927年、同17’05)、リュート古代舞曲第1組曲(同1917年、同14’57)で有名なリュート古代舞曲第3組曲をトップバッターに据えているのが面白いですね。シモーネはアルビノーニとかロッシーニとかのイタリア物を多く録音してその穏当な演奏が聴く者を和ませてくれますが1923年作曲されたリュート古代舞曲第2組曲は録音しなかったのでしょうか、本盤収録順序(作曲年代の新しいものからになっている?)と共に少し中途半端な感じがしました。ここに収められている二組のリュート古代舞曲は演奏テンポとしてはほんの少し速めなイメージで特に第3組曲の最後はもっと引っ張ってもらいたいと感じる人もいるかもしれません。組曲「鳥」はやはりバロック的な着眼でオーケストレーションされた作品ですが面白く聴けました・・・三曲目の「めんどり」などハイドンの交響曲「雌鶏」や展覧会の絵「卵殻をつけたひよ子」を想起させました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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