ピアソラ〜レガシー トマシュ・コーティク、リン・タオ、他
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年04月08日
20世紀の音楽として世界に広くファンを得ていくのはビートルズとピアソラかもしれない 所謂ジャンルの壁を透過して演奏されるからだ この一枚もオリジナルではない ヴァイオリンとピアノのための編曲で 一部ベースやパーカッションなどが沿うほどに加わりはするがDuoと言っていい 有名曲を含む13曲が並ぶけれど 先ず耳が行くのは真ん中の20分余り ”プエノスアイレスの四季”だ ほぼヴァイオリン一挺が歌い継ぐ音楽は凄みすら感じられる ”鮫””天使のミロンガ””アディオス・ノニーノ”も熱演なのだが”四季”を繰り返し聴きたくなる 季節の描写を越えた一つの情念の軌跡を見るようだ コーティクとタオのコンビによるピアソラはわたしの胸の奥を刺激してやまない エピローグと言っていいだろう終いに置かれたレチタティーボ”ロコへのバラード”がいい そこから一気呵成に”レヴィラード””フラカナーパ”と駆け下っていく 孤独の夜に長く会わない朋を想い聴こうか あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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