『ペールギュント』第1、2組曲 ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2019年06月22日
この曲の最高の演奏と言えます。何がどう良いのか表現に窮すのですが、たいへん自然であり、且つ聞きごたえもする演奏です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年03月10日
グリーグ入門には、最適の盤。ヤルヴィは、エストニア、オケはスェーデンですが、北欧ノルウエ―の作曲家、グリーグのメロディの美しさと豊かさ、劇的な処、ノルウエ―の民謡そのもの、叙情の深い、心暖まる静かな音楽、フォーク、ダンスミュージックとしても。ちっとも古くない、現代ポップミュージックにも通じる様な歌謡性、日常から生まれ、自然まで感じさせてくれる音楽。重々しく、深く考え込む様な音楽でないのがいい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kuzu2001 | 東京都 | 不明 | 2012年08月29日
ヤルヴィがエーテボリで録音したグリークの管弦楽曲集からのセレクション。特に「ペール・ギュント」組曲は異なるカップリングで繰り返し発売されていますが、1990年発売のこのディスク(427 807-2)には近年の再発盤とは異なる特徴があります。それは、純粋に1987年録音の「ペール・ギュント」全曲録音からの抜粋によって2つの組曲を再構成しているということです。この点はブックレットにも明示されています。 したがって、一聴すればわかるとおり、「山の魔王の宮殿にて」「アラビアの踊り」「ソルヴェーグの歌」には、コンサート用組曲に含まれない声楽ソロ、合唱、あるいはセリフが収録されています。 このディスクの発売後1992年になって、改めて組曲版でのアルバムをリリースするにあたり、純粋な管弦楽スコアによって上記の3つのトラックが録音され、もともと管弦楽だけの演奏による残り5トラックと組み合わされました。もし、声楽抜きの組曲版での演奏を望むのであれば、録音年に1987と1992が混在するディスク(例えば477 7515)を選択すべきです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年06月13日
通常私たちが聴く「ペール・ギュント」は本盤演奏の様に二つの作品に分かれた組曲形式となっており、果たしてイプセンのオリジナル劇詩をどこまで理解というか知識としていたかは甚だ疑問でありました。そしてこの組曲に入っている各曲の順番は必ずしも劇詩付随音楽のストーリー通りに配置されているわけではなくただ巧みに並べられた親しみ易い各曲の雰囲気を夫々味わう次元に留まっているのが我々素人レベルの実情でありました。スウェーデンGSOと長く仕事をしたN.ヤルヴィ(当時50歳頃)が指揮して全曲版を1987年一気に録音したことがあったのですが本盤組曲版はその全曲版からの抜粋に後年1992年に一部録りなおしたソースを追加する形でリリースされており結果第1組曲がタイム14’44、第2組曲が同16’18・・・計31分余と全曲版86分弱と大幅短縮となっております・・・又、これが我々には通常なのでしょう。演奏自体はN.ヤルヴィの練達師よろしく進められ更に北欧オーケストラにより単に耳に心地よいアプローチに終わらず時に野趣性も見せまローカルな味がするのは説得性がありますね。ただ何故先に触れた新旧演奏の混合にしたのか(因みにタイムだけ見ますと「ドヴレ山の魔王の広間にて」1987年2’51、1992年2’57、「アラビアの踊り」1987年4’51、1992年4’50、「 ソールヴェイの歌」1987年4’59、1992年5’12・・・と大差はありません)、編集上の都合なのかちょっと5年のブランクとは言え気にはなりました。1987年の録音の「十字軍王シーグル」は「ペール・ギュント」の作者イプセンの友でありライバルでもあったビョルンソンという人が書いた戯曲に同じくグリーグが付随音楽として作曲したものですが私は本盤演奏で初めて聴きました。冒頭の四本のホルンによる角笛ファンファーレからスタートし第3前奏曲のマァ親しみ易いオマージユ・マーチ(タイム8’42)を含めテノール歌唱が入ったノルウェー祖国愛に満ちた曲で本盤演奏はトータルタイム34’26とコンパクトなものです。参考までにテノールのM.サンヴェーはこの時28歳頃。ヤルヴィの北欧物はオーケストラの質責も寄与して概ね信頼のおける位置付けとなっており先ほど述べた様に私は他の演奏との比較はしていませんがよーく統制がとれ曲趣にも合った演奏かと理解致しました。その他は残念ながら聴いておりません、(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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