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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 交響曲第5番『革命』、第9番 ハイティンク&コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン・フィル

交響曲第5番『革命』、第9番 ハイティンク&コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン・フィル

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年10月17日

    このCDが出る少し前、「ショスタコーヴィチの証言」という本が話題になり、当時のファンに衝撃を与えた。ソ連最高の作曲家と賞賛されながら内心では、芸術に介入するソ連の体制に強い反感と怨恨を抱いていたという内容で、5番や7番は、政治的介入で強制された勝利・歓喜の音楽であり、ムラヴィンスキーは「何も分かっていない」奴と酷評されている。今では偽書説もあり、さまざまな議論もあり、真偽は定かでない。こうした複雑な背景を背負った作曲家の演奏は、ムラヴィンスキーやバーンスタインのようなストーリーを単純明快にしてしまうと、作品がそういう表現を許す以上、聞き手はカタルシスは得られるが、作品の隠された本質と遊離するか否かという問題も生じる。勿論、古典として作曲者の手を離れると、演奏する側の主観や感覚が入り混じるのは当然だが、そういう意味では、このハイティンクの演奏は、純粋に音楽を表現したものであり、もし当時「証言」に目を通して録音にのそんだのであれば、卓見である。もっと熱気や演劇性があっても良いと思うのだが、演奏の質の点では、今でも十分スタンダードたりうる演奏だ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年09月06日

    ハイティンクは1980年前後に当時ヨーロッパのこの世代には珍しくショスタコーヴィチ交響曲全集をLPOとACOに分担させて録音完成させております。当初ハイティンク資質とショスタコーヴィチ交響曲とが必ずしもマッチする印象を持ち合わせておりませんでしたが烈しく粘っこい主としてロシア指揮者による演奏との差別化が次第にその存在位置を主張する様になってきたみたいです。本盤では対照的な第5番、第9番が入っており1979年ハイティンクが丁度50歳の時録った第9番はオーケストラがニュートラル的LPOということも手伝って諧謔的なこの作品展開すらどちらかと言えば淡々さが特徴。第1楽章におけるVソロなども底深いロシア的な感じはしませんが淡白さが効果をあげています。続く楽章はショスタコーヴィチ特有の世界を弦ピチカートをバックの管がいつ爆発するか不安を抱えつつ進む思索的な楽章ですがむしろ美しくこの演奏は聴けます。東洋的雰囲気でやはり管がリードする第4楽章も祈り的に息長くさりとて息詰まることはありません。この辺りが好みの分かれる処かもしれませんが私は妙な鬱陶しさがないだけ救われる気持ちになりました。この第9番演奏タイムは@4’55A7’43B2’35C3’48D6’30であります。1981年ACOを振っての第5番(@18’05A5’30B15’44C10’45)については皆さんの印象に近いですので当該レビューを参考にされたら良いと思います。なお、ハイティンクによるこの二曲組合せのCDは割りと現在種類多く出ているようです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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