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チャイコフスキー(1840-1893)

SHM-CD チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、スクリャービン:4つの小品、他 エフゲニー・キーシン、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、スクリャービン:4つの小品、他 エフゲニー・キーシン、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

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    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2011年09月13日

    晩年のカラヤンは、ろくでもない録音が多いと言われているが、そうとは言い難いと思う。確かに、ウィーンフィルとの「新世界より」や「ブルックナー第8番」は、私はひどいと思った。本当に、あんなに金管を突出させていたのだろうか(特にトランペット)。録音のせいじゃないか、または歳をとって難聴になっていたのか。実に耳障りなほどうるさい。ところが「ブルックナー第7番」は素敵だった。ブルックナーを聴いて初めて素晴らしいと思ったのはカラヤン=ウィーンフィルの第7だったのだから。ベルリンフィルとキーシンとの、このピアノ協奏曲第1番は、かのザンデルリンクが絶賛していたと聞いたことがある。とても良い演奏だと思った。ああ、晩年のカラヤンとベルリンフィルとで、ブルックナーの7・8・9番は録音し直してほしかった。できれば第5も。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年09月05日

    本盤には、キーシンが最晩年のカラヤン&ベルリン・フィルと組んで行った唯一の演奏であるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番がおさめられているが、至高の超名演と高く評価したい。それは、何よりも、バックをカラヤン&ベルリン・フィルがつとめたというのが大きいと言える。本盤の演奏は、カラヤンのベルリンでの最後のコンサートとなったジルヴェスターコンサート(1988年12月31日)の直前に収録されたものとされている(加えて、ベルリン・フィルとのラスト・レコーディングにも相当する。)。もっとも、CDにはライヴ・レコーディングと表記されており、演奏終了後の拍手が収録されていることから、ジルヴェスターコンサートでの実演をベースにしつつ、一部にゲネプロでの演奏が編集されているのではないかとも考えられるところだ。当時のカラヤンとベルリン・フィルの関係は決裂寸前。そして、カラヤンの健康も歩行すら困難な最悪の状況であり、コンサートが行われたこと自体が奇跡でもあった。それだけに、本演奏にかけるカラヤンの凄まじいまでの執念は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な迫力を有していると言える。1960年代や1970年代のカラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代の演奏のような、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマはもはや本演奏においては殆ど聴くことができない。そして、カラヤン自身の統率力にも衰えが見られるなど、演奏の完成度という意味においては随所に瑕疵が散見されると言わざるを得ないが、前述のような本演奏にかける凄まじいまでの執念と、そしてキーシンという若き才能のあるピアニストを慈しむような懐の深い指揮が、本演奏をして至高の超名演たらしめているのであると考える。テンポは極めてゆったりとしたものであるが、これはカラヤンが自らの波乱に満ちた生涯を、そしてベルリンで行った数々の演奏会を自省の気持ちを込めて振り返るような趣きもあると言えるところであり、本演奏は、カラヤンが最晩年に至って漸く到達し得た至高・至純の境地にあるとも言えるであろう。キーシンのピアノ演奏も、カラヤンに対していささかも引けを取っておらず、卓越した技量をベースとして、強靱な打鍵から繊細な抒情に至るまで表現力の幅は桁外れに広く、いかにもキーシンならではの堂々たるピアニズムを展開していると評価したい。併録のスクリャービンのピアノ曲も、キーシンならではの豊かな表現力が発揮された素晴らしい名演に仕上がっていると言える。音質は従来盤でも十分に満足できる高音質であったが、先日発売されたSHM−CD盤(カプリングが、アバドとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番に変更されている。)は、若干ではあるが、キーシンのピアノタッチがより鮮明に再現されるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、いまだ未聴で、カラヤン、そしてキーシンによる至高の超名演を、できるだけ良好な音質で聴きたいという者には、SHM−CD盤の方の購入をおすすめしておきたい。そして、可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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    こもんせんす  |  茨城県  |  不明  |  2009年11月21日

    僕にとっては素晴らしい若きキーシンの記録という位置づけを遥かに超えた決定盤。なんと豊かで繊細な響きなんだろう。思わず先入観でロシアの大地を想像してしまうしっとりとした第二楽章の叙情性も聞き逃せぬが、なんといっても圧巻はコーダ。キーシンの才能にBPOの名手達が父や兄の慈愛と期待をもって答えているように聞こえる。カラヤンも全くこの天才の響きを引き立てることになんのケレンもなく徹していると聞こえる。スノッブになるとちと気恥ずかしいチャイコのPコンだがこれは素直に泣いてしまう。

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    c-chan  |  宮城  |  不明  |  2009年01月06日

    最高の演奏! キーシンの演奏はまだまだパワーはないが非常に感情豊かで丁寧な演奏(どっかのおばさんの演奏とは大違い)で、その若い演奏を大きくつつみこむBPO。最後のパワーは本当に気持ちいい!最近の自分のチャイコのピアノ協奏曲1番のベストはこれですね。(ワイセン盤はもちろん、リヒテル盤をも超えたかも・・)

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    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2007年08月12日

    追記ですが。 今のキーシンなら当たり前ですが、この年齢でこんな色っぽいスクリャービン奏でるなんてやはりただもんじゃない。最近の若手でもスクリャービンは取り上げられますが上手い!凄い!が多くスクリャービン独特の色気と脆く激しい危うさがなくてちょっと物足りないのですが彼の演奏(特にエチュード42-5)はちょっと違いますよ。。。チャイコンよりすきかも

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  • ★★★★☆ 

    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2007年01月13日

    今のキーシンは大好きですが、キーシンが神童と言われた当時「上手いだけジャン」とヤッカミ?半分、好きなれませんでした。しかし最近、偶然、知人からこのCDを聴かせていただき、改めてキーシンの演奏の素晴らしさが伝わってきました。あの帝王様とウマクマッチングした演奏で煌びやかだけど繊細、そしてのびのびした演奏。帝王には好かれたのかな。それに独特なキーシン節がすでにでてます。

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    アレグロマエストーソ  |  Tokyo  |  不明  |  2005年01月03日

    若干高校生ぐらいの年齢のキーシンとカラヤンの競演。切れ味のある若々しいキーシンのピアノはとてもすばらしいです。これは当時ジルベスターコンサートのライブ演奏でバックはベルリンフィルでした。BS衛星放送でも放映されていました。演奏後の拍手が鳴り止まなかったのを覚えています。

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    ボール犬  |  兵庫県  |  不明  |  2004年02月11日

     キーシンの繊細なソロが光る演奏。詩的ではかなげな響きが特に印象的だ。晩年カラヤンの演奏は推進力を失っているが、老いゆえの枯れた味わいが随所に見られ、キーシンのピアノに通じる背景を描いている。録音良好。

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