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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲第7番『レニングラード』 アンドリス・ネルソンス&バーミンガム市交響楽団

交響曲第7番『レニングラード』 アンドリス・ネルソンス&バーミンガム市交響楽団

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    Ichirokagawa  |  香川県  |  不明  |  2021年09月22日

    バーミンガム市響との2011年11月のライヴ録音。ネルソンス、この時満32歳。ショスタコーヴィッチの演奏に当たって、とてもそんな年齢に思えない。ネルソンスの表現は取り立てて際立つところはないが、聴こえて来る音楽が説得力を持っているのは、表現が小手先のものでない証拠である。ライヴ録音のせいか、サウンドが少し痩せて聴こえるが、オケの上手さは抜群である。余談だが、第1楽章の”チチンプイプイ”が繰り返し演奏されると、ラヴェルのボレロと同じように、なにか変な気分になる。なお、終演後の拍手が1分以上も収録されているが、制作者としては記録としてどうしても残したかったのだろう。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年05月04日

    快進撃の続くネルソンスさんの注目盤。ジャケットにもライナーノートにも明記されていませんが、終演後に拍手が入るのでライヴ録音です。快速テンポで決然と始まり、迷いのない、力強い進行です。長大な第1楽章でひた押しに攻めてくる何らかの「力」は、十分に迫力を持って再現されています。シニカルな第2楽章、悲嘆の歌も美しい第3楽章を経て、フィナーレも確かな手ごたえをもって終了します。ドラマティックな盛り上げとか、極端なコントラスト付けとか、下手をするとあざとさを感じさせるような手(技)は使わず、もっと直截で真摯かと思います。ただですねぇ、録音の加減もあるのか、どこか「寸止め」のような印象もあります。フルオーケストラもメーターが振りきれる手前で止まっているし、悲しみの歌もやや冷めた感じで今一歩。といふことで、トータルの評価は「最高」には至らないなあ。残念です。録音は優秀。

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  • ★★★★☆ 

    ラブラドライト  |  東京都  |  不明  |  2013年03月28日

    評価が高いので、かなり期待していたのだが、家の再生システムとの相性の問題か 音に広がりが無い。初め、曲が終わるまでライブ録音とは分からなかった。 指揮者の解釈なのだろが、ショスタコーヴィチに美しさを求める私には少々不向きな演奏だと書いておくが、恐らく生の音は違っていた筈と想像出来る。

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  • ★★★★★ 

    a lad insane  |  静岡県  |  不明  |  2013年02月13日

    この曲の最高の名演。どこかの評論家に踊らされて、バーンスタイン盤を聴いてピンとこなかった人(私もそう)にこそ聴いてほしい。最後など手に汗を握るほど興奮した。感動した!

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2012年12月17日

    第1楽章の「戦争の主題」が『メリー・ウィドウ』の「マキシムの歌」の引用だなんて、いかにもショスタコらしいと思うけど、その種のパロディを除けば、第7番は次の第8番の素晴らしさに比べると、外見は派手だが、どうも内容空疎な曲というイメージが否めなかった。しかし、これは曲についての見方の変更を迫るほどの圧倒的な名演だ。ほぼ同時に発売されたゲルギエフの再録音(これも悪い演奏ではないが)に比べると全曲で9分ほど短い演奏で、第1楽章第1主題もアレグレットにしてはかなり速いが、これは第2主題、つまりモデラートの「戦争の主題」とのコントラストをはっきりつけようという意図だろう。その「戦争の主題」はppという指定にも関わらず、最初からコル・レーニョ、ピツィカートを非常にはっきりと響かせて始まる。この一見楽しげな、だが実は不気味な旋律の後者の側面を強調した演奏で、メロディ・ラインにつきまとう対位旋律を克明に聴かせる。その後の凄まじい修羅場は全く見事な統率力。第3楽章は第5番第3楽章、第8番第1楽章などに通ずるレクイエムとしての性格を持つアダージョだが、私はこの演奏でこの楽章の「真実の声」をはじめて聴かせてもらった。拍手入りの一発ライヴだが、録音は優秀、会場ノイズもほとんど気にならない。

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