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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲第2番、アルト・ラプソディー アバド&ベルリン・フィル、リポヴシェク

交響曲第2番、アルト・ラプソディー アバド&ベルリン・フィル、リポヴシェク

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  • ★★★★☆ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2016年03月29日

    カラヤンの意外に素晴らしいブラームス2番の録音から2年後の’88年に録音されたアバド・ベルリンフィルのブラームス。殆どしゃべらず、指図する事もない、流麗に振る棒だけで、あとはベルリンフィルの面々が戸惑いつつ、しっかりと演奏されたブラームス。結果は、流麗、流石はベルリンフィルと言う見事なブラームス、音楽監督就任の決定打になったといわれるブラームス。最初の来日公演も、この曲だった。でも、何か足らないとも感じる。カラヤンはやっていなかった1楽章の提示部繰り返しはやっているんだけれど。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年01月07日

    アバドはブラームス交響曲第2番を1970年に本盤と同じオーケストラBPOを振って収録(演奏タイム@21’55A10’22B5’33C9’45)し当時マァまだ若い頃他の交響曲もオーケストラをVPO等も含めてボチボチ録音しバラではありますが結果的に彼のブラームス交響曲集となっておりました。周知の様に交響曲第2番はその前の第1番が苦節十数年の長年の仕上がりの反動なのか比較的短期間数ヶ月で順調に作曲された明るく伸びやかな雰囲気を有した曲でブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれその流麗さというかラテン歌謡的な処からもイタリア出身の若き指揮者アバド(1970年当時37歳)に向いた曲でもあり更にまだBPOとの関係もニュートラルだけだっただけに前向きな演奏として聴いておりました。そうして年月を経て本盤で1988年の再録演奏(同@20’57A9’56B5’20C9’41)となるのですが東京都の方も書かれています様に時期的にはBPO芸術監督就任が近々決まるムードがあがっている頃・・・年齢的にも55歳だしある意味微妙なだけにBPOとの対局が先のニュートラルというわけには行かなかった事は容易に想像されますね。アバド自体はそんなにサプライズを起こす指揮者ではなくこの彼に向いた第2番は根本的に前回と異なる結果とはなっていない様です。第1楽章結構重心低く落ち着いた運びで進みそれにBPOサウンドが余裕を見せます、提示部では前回と同じく反復演奏がなされます。第2楽章は特に弦が美しい!ですね。喜びが噴出する最終楽章での管の威力を聴かせてくれます。ただ何となく二十年近く経った結果が私には発見出来ずこの曲に私が求めたい「前向きさ」が当然少し薄められた様に気のせいか?感じてしまいました・・・・・・。併録曲の「アルト・ラプソディ」(タイム13’03)は交響曲と同じ1988年収録で独唱者リポヴシェック(録音当時42歳)の流石落ち着いた歌唱ぶりが素晴らしいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    nobumayo  |  東京都  |  不明  |  2011年11月05日

    アルト・ラプソディーを歌うリポヴシェクの抑制の効いた美声に酔いしれた後に、ス〜っと始まる2番。非常に良いですね。 ホールの空気感をよく取り込んだ素晴らしい録音ですが、私にはあまり合わなかったです。 20年以上前の録音なのだが、発売当初学生時代に聴いた時から時を経て、改めて聴いてみると、やはり音作りのコンセプトが若干古めかしく感じるのは止むを得ないかな。

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  • ★★★★★ 

    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2011年06月28日

     歌謡性と重厚感が絶妙のバランスで、個人的好の味でいえばこれが最強盤である。 旧盤のほうが名人ゴールウェイによりフルートの流麗な音が、絶妙すぎるくらい絶妙の間合いで際立っているが、いささか乙女チックで、男性的なものが少しほしくなる。まあ新旧ともにBPOなので・・・VPOとも録音しろいっ、っておもっちゃうがなっ・・・、この演奏に双璧なのはバンスタVPO盤くらいかとおもうし。再録しないつもりかなぁアバドさん!

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月05日

    アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督就任後間もない頃にブラームスの交響曲全集を完成させたが、私としては、アバドがブラームスの交響曲に取り組むのはいささか早過ぎたのではないかと考えているところだ。というのも、ベルリン・フィルはカラヤンの指揮の下でブラームスの交響曲を何度も演奏しており、本演奏ではアバドの解釈がベルリン・フィルに必ずしも浸透しているとは言い難いからである。したがって、第1番などは名演ではあるが、それはカラヤン時代の遺産が作用しているというけがの功名的な側面もあり、アバドの個性が発揮された演奏とは言い難いものであったとも言える。しかしながら、第2番はむしろ、第1番とは異なりアバドの個性がそれなりに発揮された名演と言えるのではないだろうか。本盤におさめられた第2番がこのようにアバドならではの名演となった理由はいくつかあると考えられるが、先ずは楽曲の性格がアバドの芸風に符号している点が掲げられる。第2番は、ブラームスの交響曲の中でも最も牧歌的な雰囲気に満ち溢れており、流麗で伸びやかな曲想が特徴的なブラームスの田園とも称される楽曲である。したがって、アバドの純音楽的で歌謡性豊かなアプローチに最も適した交響曲であると言える。第2の理由としてベルリン・フィルによる名演奏が掲げられる。本演奏については1988年の録音であり、これはカラヤンが存命でなおかつ芸術監督であった時代のものである。この当時のベルリン・フィルは、ウィーン・フィルに軸足を移したカラヤンへの対抗意識もあり、ポストカラヤンの候補者と目される指揮者とは渾身の名演を繰り広げていた。本演奏もその例外ではなく、ここにはアバドの指揮に必死に喰らいついていった(というよりも、アバドを立てた)ベルリン・フィルの猛者たちの圧倒的な名演奏を聴くことが可能だ。なお、アバドは、1970年代初頭にもベルリン・フィルとともにブラームスの第2を録音しており、それも若きアバドによる生命力溢れる素晴らしい名演であったが、本演奏においては、さらに円熟味とスケールの雄渾さが加わっていると評価することも可能であり、私としては本演奏の方をより上位に掲げたい。併録のアルト・ラプソディ大学祝典序曲もアバドならではの豊かな歌謡性を活かした歌心溢れる美演であると評価したい。

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  • ★★☆☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2009年07月10日

    いかにもアバドと相性が良さそうな曲だが、意外と好きになれなかった。 (逆に1番や4番は、いかにも物足らないような気がしていたが、聴いてみたらそれなりに満足できた) 音質が思いのほか暗く重たい感じがするのは何故だろうか? オケがロンドン、あるいはウィーンだったりしたら、また違った印象になっていたかもしれない。 

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  • ★★★★★ 

    小澤マニア  |  札幌  |  不明  |  2009年03月07日

    今の処、家に有る15種類の2番の中では1番好みだと思ってます。このCDを買った後で古い録音のものとかを買って来ましたが、良かったと思うものは無いです。安いシステムで聞いてますが綺麗に良い雰囲気が出てると思います。皆さんの様に詳しくは言えませんが、自分の好みに合ってるって感じてます

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  • ★★★☆☆ 

    音楽人  |  川崎市  |  不明  |  2008年07月22日

    小生がブラームスの交響曲中最も愛する曲。アバド/BPOでは70年初頭の演奏を愛聴し憧れさえ感じた。アバドの手中に収まった曲であるが、本盤はやや物足りない。フィルハーモニーホールの音響の問題もあるのだろうが、弦が鳴り切っているが金管・打楽器が埋もれてしまい分離が悪い印象。同時に聞いたジュリーニ/LAPOの方が繊細かつ重厚で胸に迫るものであった。オケがどこかはこの際問題にならず。評論家諸氏の評価は当てにならないことが実証された感あり。

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  • ★★★★★ 

    NY  |  オックスフォード  |  不明  |  2006年09月03日

    この曲は自分のなかでトップ3に入るほど好きな曲だ。巷で評判の高いワルターやミンシュ、シューリヒトを初め何枚ものCDを聴いたがどれも今ひとつだった。そこである日、特に期待もせずに出会ったのがこのアバド盤。最高のブラ2を発見できた。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年05月14日

    名盤選の順位は全くアテになりませんよ!どうにもならない演奏が一位になることはないでしょうが、ごく平均的な演奏が多くの支持を得て高い順位を得ることがあります。これは最近の国際音楽コンクールでもありがちな事です。それはさておき、きちんと聴いてみれば《ブラ2》の魅力を掘り起こして(それも学究的な感じでなく)魅力あるオケの音と共に新鮮な感動をもたらしてくれる演奏だと思います。確かにこれまでの多くのキャラの濃い演奏を聴いてきた耳にはBGMの様に思われもしましたが、最近ではこの演奏の純真さに気がつくようになりました。

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  • ★★★☆☆ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

    「音友」の名盤300選で第1位に輝いていたので買いました。確かに良い演奏だと思うのですが、未だ聴きこんでないせいか、1位には????????? が本音です。

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  • ★★★★★ 

    ハンス  |  世田谷  |  不明  |  2005年06月20日

    アバドの最高傑作だ。ベルリンフィルの極上の艶やかな弦が重厚に、丹念に歌う。ケルテス/ウィーンフィル、ジュリーニ/ロスフィルなどの往年の名盤たちと較べても全く遜色のない出来だ。

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  • ★★★★★ 

    スターリングラード  |  広島市  |  不明  |  2004年12月11日

    アバドのブラームス全集中最も出来が良いのがこの二番だ。70年代にも同じくBPOを起用して名演を刻んだアバドだが、新盤では更に円熟の深みと雄大さを加えることに成功した。基本的に旋律を歌って歌って歌いまくるブラームスだが、アバドの指揮するブルックナーの様な呼吸の浅さは無く、強固な構成力に支えられた立派な表現となっているところが素晴らしい。

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