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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD Der Rosenkavalier: Karajan / Vpo Tomowa-sintow Baltsa Perry Moll

Der Rosenkavalier: Karajan / Vpo Tomowa-sintow Baltsa Perry Moll

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年02月26日

    カラヤンとウィーンフィルとのコンビで最高のディスク。 カラヤンはウィーンフィルはもとより、歌手やホールの響き(ムジークフェライン大ホール!)までもこれ以上ないほどの美しさで録音におさめる事に成功した。 こんな美しいバラの騎士は今後中々現れないだろう。

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年02月06日

    指揮・歌手・オケ・録音すべてにわたり、カラヤンの生涯の最高CDと断言できます。これだけ条件の揃ったCDも本当に珍しいです。 クラシック音楽ファンなら一生に一度は聴いておきたいCDです。 ショルティの指輪も同じですが、これは長すぎて時間の制約のある方にはしんどいでしょうが、カラヤンのばら棋士なら3時間でOKです。

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  • ★★★★★ 

    ちゃい  |  東京都  |  不明  |  2019年12月24日

    80年代カラヤンの最高傑作。 カラヤンの「ばら」はEMIの56年盤、60年の映画盤、デラカーザとの60年ライブ盤、82年盤(本盤)と聴いてきました。 EMI盤は全体や細部の完成度がとても高く(キャストもオペラとして高水準)、「ばら」をオペラとして聴くなら確かに最高の演奏だと思います。 それに対して、この82年盤は「ばら」のオペラとしての動きを捨て、声楽付き管弦楽とでも言ったほうがいいような、曲の美しさの表現に針を全て振りきったかのような演奏。内容もちょっと尋常じゃないです。ファーストチョイスには微妙ですけど、セカンドチョイスとしては是非盤じゃないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    nk  |  東京都  |  不明  |  2019年05月21日

    56年のカラヤンのこの曲のSACDも聴きましたが、ここではVPOの演奏が素晴らし過ぎており、歌手の距離感が56年盤よりも離れているように立体的に聴こえます。音の塊が紡ぎ出すこの曲の音楽を健全に表現している点を高く評価すべきと思います。56年盤よりも歌手が、まあ大人しい感じに聴こえますが、全体に漂う音楽があまりにも素晴らし過ぎて文句のつけようがありません。3年かけてカラヤンが録音した演奏ですが、56年盤と比較して決してヒケを取るものではありません。

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  • ★★★★★ 

    NAKAKO  |  長崎県  |  不明  |  2018年05月04日

    とてもいい。美しい。最強のBGMです。仕事が捗りました。カルロス・クライバーのやつも注目してしまいました。

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  • ★★★★★ 

    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2016年08月14日

    84年ザルツのDVDを持ってるんですが、ホームビデオレベルの音質がどうにも物足らなかったので買いました(カタログNo:4779131の廉価版)。  皆さん述べておられますけれども、本当に素晴らしい。旧盤もいいし、クライバーもいいですが、私には圧倒的にこちらがお気に入りです。  先年、メストのザルツのをBSでやってて、あれも良かったけれども、これから先、暇な休日に「バラでも聴いてみるか」と取り出すのは、この盤になりそうです。  カラヤンのセッション録音だけあって、粋をきわめたオーケストレーションが完璧に奏でられ、じつに美しく、活き々々と響いてきます。 たとえば、第三幕の前奏曲、居酒屋で「仕込み」をやるシーンですが、あの遠近感をどうやって出しているのか。それに、うまい言い方を思いつかないんですが、あの雑然とした音楽、普通はあそこでは特に感銘はないんですが、「うわ!巧いなぁ!」って思うんですよね。  そして、私にとっては意外な発見だったのがバルツァの声。あんなに美しいものとは知りませんでした。カルメンとかチェルビーニとか、エリザベッタとか、今まであまり好きではなかったんですが、目からウロコでした。  その他もろもろ、皆さんおっしゃるように、どこをとっても素晴らしいですが、私が大好きなのは、第一幕の終わりのオックス男爵の独唱。  クルト・モルのノーブルな歌唱にうっとりです。  やっぱり、カラヤンってのはすごい人だったんだなあと改めて感じさせられる一枚だと思います。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  愛知県  |  不明  |  2013年03月17日

    カラヤンのばらの騎士は、全体を聴くと60年代の名盤が上だと思うが、この盤にはいまだに抵抗しがたい魅力がある。第3幕のオックス男爵が退場してから結末までの女声3人の歌は、何回聴き返しても鳥肌が立つ。ここまでテンポが遅いと間延びしてしまうところだが、女声3人が絶妙な味付けと、ウィーンフィルがカラヤンの意図に答え、黄金の響きでこの黄昏の音楽を演奏している。永久に手元に置いときたいディスクです。安くなりましたが、初期盤の音に比べて奥行きがないです。再リマスタリングの新装発売を期待します。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年10月13日

    カラヤンはR・シュトラウスを得意としていたが、その中でも楽劇「ばらの騎士」は特にお気に入りの楽曲であったということでよく知られているところだ。ザルツブルク祝祭大劇場のこけら落とし公演にカラヤンが選んだ曲目も同曲であるし、その後も同音楽祭で何度も採り上げてきた演目であった。CDとしての録音もフィルハーモニア管弦楽団とのスタジオ録音(1956年)、そして本盤のウィーン・フィルとのスタジオ録音(1982〜1984年)の2度に渡って行われているし、DVD作品も2種(前述の1960年のザルツブルク祝祭大劇場こけら落し公演の収録、1984年のザルツブルク音楽祭ライヴ収録)遺されている。これはカラヤンが同曲を深く愛していたことの証左であると考えられるところだ。DVD作品は別として、CDとしては、1956年の旧盤の方が永遠の歴史的名盤として極めて高い評価を受けている。確かに、当該演奏は、壮年期のカラヤンならではの颯爽とした音楽性豊かな指揮ぶり、そして歌手陣の豪華さは圧倒的であり、特に、有名な第3幕の「ばらの騎士の三重唱」は、もはやこの世のものとは思えないほどの抗し難いほどの美しさを湛えていた。それでは、本盤の演奏が1956年盤に劣っていると言えるのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れないのではないだろうか。本盤が録音された1982年〜1984年と言えば、ベルリン・フィルとの関係に亀裂が生じるとともに、健康状態も悪化していたこともあって、カラヤンとしても心身ともに好調とは言えない時期に相当するが、人生の辛酸を舐め尽くした巨匠ならではの円熟の指揮ぶりは、明らかに旧盤をはるかに凌駕していると言える。旧盤では、あくまでも比較の問題であるが、オクタヴィアンとゾフィーの若きカップルの幸せの方に焦点が当たっていたものが、本盤では、元帥夫人の諦観に焦点が当てられた演奏となっており、カラヤンの指揮は、自らに忍び寄る老いを自覚しつつ、若きカップルの幸せを温かく見守るという元帥夫人に同化しているような趣きさえ感じさせるところだ。そう思って聴くと、本演奏における「ばらの騎士の三重唱」は、数々のオペラの名演を成し遂げ、名実ともにオペラ界の頂点を極めた巨匠カラヤンの現世への告別のようにも聴こえるところであり、涙なしには聴けないほどの抗し難い感動を呼び起こす畢生の名演奏に仕上がっていると評価したい。歌手陣は、カラヤンの旗本とも言うべき歌手陣が配されており、1956年盤と比較すると若干落ちるとは思うが、元帥夫人のトモワ・シントウ、女たらしのオックス男爵にクルト・モル、オクタヴィアンにアグネス・バルツァ、ゾフィーにジャネット・ベリーという豪華な布陣。このうち、元帥夫人については、さすがに旧盤のエリザベート・シュヴァルツコップと比較するといささか線の細い気もしないではないが、シュヴァルツコップの巧さが鼻につくというクラシック音楽ファンの中には、本盤のトモワ・シントウの歌唱の方を好ましいと思う者がいても何ら不思議ではない。ウィーン・フィルの演奏も美しさの極み。当時のカラヤンは、前述のように、ベルリン・フィルとの関係が決裂しており、ウィーン・フィルに指揮活動の軸足を移していた。ウィーン・フィルは、そうした傷心のカラヤンを温かく迎え、カラヤンとともに渾身の名演奏の数々を成し遂げていた。本演奏もその一つであり、どの箇所をとっても、カラヤンと一体となって、オペラ指揮者としての集大成とも言うべき名演奏を成し遂げようと言う気構えが感じられるところだ。正に、指揮者とオーケストラの関係の理想像の具現化とも言えるところであり、指揮の巧さだけをとれば旧盤ということになろうが、本演奏こそは、カラヤンによる同曲の演奏の、そしてカラヤンがこれまで行ってきたあらゆるオペラ演奏の集大成とも言うべき至高の超名演と高く評価したいと考える。なお、カラヤンの最も優れた伝記を執筆したリチャード・オズボーン氏によると、カラヤンは、本盤の録音の際、「菓子屋の店先を離れようとしない子どもと同じ」ように、既に完璧な録音が終わっている長い箇所についても敢えて何度も録音し直したとのことである。カラヤンは結果として本盤の録音に3年もの期間を要しているが、カラヤンとしても、このオペラ演奏の桃源郷とも言うべき世界にいつまでも浸っていたかったに相違ないと考えられるところだ。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年03月03日

    オペラのレコーディングに、ウィーンフィルを相手に、きら星の如くの歌手を揃えて、3年もの歳月を掛けて録音したカラヤンの執念と、政治力、今では、絶対に制作出来ない、セッションによるレコード音楽全盛時代、お金も時間もかけられたカラヤン、集大成のシュトラウス、入魂の記録。クライバーも凄いが、カラヤンは、流石にやや枯れても徹底した音楽。オペラ録音は、ライヴ、DVD中心になってしまい、ここまで根詰めて作り上げた贅沢な演奏は、もう現れまい。貴重な録音芸術作品。カラヤン、代表的、総決算と、言ってもいい商品。

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年08月11日

    オクタヴィアンとゾフィーの二人の若さの輝きよりも、マルシャリンの感傷がよく描かれている。トモワ=シントウのマルシャリンは素晴らしい! カラヤンとウィーン・フィルの音楽も全曲を登して感傷を感じさせるものとなっている。 カラヤンの旧録音も素晴らしいが、私がこの新録音の方が好きなのはこの作品のテーマである「感傷」を見事に描ききっているところだ。 74才のカラヤンだから出来たことだろう。

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  • ★★★☆☆ 

    Qモリ  |  愛知県  |  不明  |  2011年01月31日

    CD初期の4枚組1万数千円に躊躇せず購入したころが懐かしい。RシュトラウスVPOカラヤン最高ですね、でもやはり旧盤のシュワルツコップ、VPOの音がいい、トモワ=シントゥはきいきいうるさいです。バルツァのオクダヴィアンは期待どおりで良い。今はこんなにも激安にて入手できるんだな、音質が少し硬めなのがおしいところかな。 演奏についてはクライバーも人気が有るがシュトラウスはカラヤンがいい味を出しているので本CDを推奨しておく。

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  • ★★★★★ 

    蟹缶  |  東京都  |  不明  |  2010年12月16日

    カラヤンの数多い録音の中でもベストに推す人も多いとりわけ優れたCDだ。 カラヤンの「ばら」では旧盤を評価する人も多いが、僕はシュヴァルツコップの押し付けがましいわざとらしい歌唱は好きになれない。 その点新盤のアンナ・トモワ・シントウはプリマドンナタイプではないが、クセに無い美声と安定した歌唱であり優れたマリシャリンだと思う。 バルツァのオクタヴィアンとクルト・モルのオックスもとてもいい。 メインキャストではジャネット・ペリーのみやや聴き劣りするが、ゾフィーは美しいがありきたりな少女の役なので欠点と言うほどではないだろう。 ただしこのCDの最大の魅力はカラヤンの引き出す極上の音楽に尽きる。 まるで宝石と黄金だけで仕立てられたまばゆいばかりにゴージャスな音楽の美しさは比類ない。 3幕もいいがクルト・モルの芸達者ぶりも味わえる2幕のワルツがなんとも素晴らしい。 僕の持っている初出盤では4枚組だったがその後3枚組になり各幕が途切れなく聴けるようになったのもいい事だ。 この名盤中の名盤が格安になった機会に、このオペラに興味のある人は是非聴いて欲しいと思う。

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  • ★★★★★ 

    ミラクル博士  |  さいたま市  |  不明  |  2008年12月29日

    名盤の誉れ高い旧録音より一層良い出来に仕上がった。奏でられるのは終幕で走り去る若い二人を見送る元帥夫人の立場に立った音楽である。忍び寄る老いと死を予感させる「四つの最後の歌」を彷彿とさせる。それに彩りを添えるのがウィーン・フィルの懐の深い響きである。主役の二人も表情の濃すぎる旧盤の二人より良い。中でもバルツァのオクタヴィアンは素晴らしい。録音も優秀である。

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  • ★★★★★ 

    のほほん  |  横浜  |  不明  |  2008年02月11日

    第3幕のエンディングを聞くためだけに持っていてもいいくらい、すばらしい演奏。歌手もだが、やはり、ウィーン・フィルとカラヤンの紡ぎだす音楽のすばらしさは筆舌に尽くしがたいです。フィルハーモニア管との録音にはない、年輪を感じます。

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  • ★★★★★ 

    ねこ  |  大阪  |  不明  |  2006年10月10日

    クライバーの演奏が最高と思っていて、冷やかしと聞き比べも兼ねて購入。カラヤンの懐の深さ、奥深さに驚いた。クライバーがハッピーエンドなら、カラヤンは黄昏の雰囲気と余韻を残しており、喜びと悲しみの両面真理を見事に演出している。オーケストラの演奏も見事。録音も素晴らしい。

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