ショパン (1810-1849)

CD Piano Recital 1954-90: S.richter

Piano Recital 1954-90: S.richter

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  • ★★★☆☆ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  2012年01月21日

    リヒテルの「世界各地でのライブ録音のCD化」では仕方のないことだが、同曲の異演盤が多く、またそれぞれの盤で使用されている音源の状態もまちまちであること、同内容が他社からもリリースされていることを踏まえて(少しオーヴァーだが)購入すべき。このDoremi盤と前後してリリースされたBBC LegendやOrfeoのライブ・シリーズで正規音源を使用し、更にクリアな音で(しかもステレオで)聴けるようになったものも少なからず含まれているので、何がこの盤でしか聴けないものなのかをチェックされることをお薦めする。たまたま今回このDoremi社の第三、四巻を同時購入したが、貴重な録音が緻密な演奏データと共に紹介されているのはよいが、たとえばかつてM&Aから出ていて現在では入手の困難な1976年8月のヘルシンキ・コンサートなど、二枚に分けたりしないでコンサートの全容が分かるように個別のタイトルで聴きたかった…という気もする。1977年ザルツブルクでのワルツ三曲と舟歌は、更にスケルツォを加えてOrfeoからリリースされている。しかもこのDoremi盤は演奏順序が違う。小さなことだが気にならないでもない。音質は確かに満足しにくいもの。後年の収録になるほど徐々に良くなってはくるが、アンプで相当高音を上げなければならない。とにかくこもった音で、スケルツォの速いパッセージの音の羅列など、個々の音はほとんど聞き取れない。これらの点に今ひとつ満足はできないが、それでもリヒテルの演奏自体はいかにもリヒテルらしい仕上がりの立派なものなので、ファンには一応勧められる水準にある。

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  • ★★☆☆☆ 

    リヒ狂  |  愛知三河  |  不明  |  2007年11月30日

    演奏はすばらしいのに…。エチュード(作品10の1、4、6、10、12)と幻想ポロネーズを期待して購入したが、音質が悪すぎて幻滅した。お風呂の中で遠くの車の音を聞くくらいぼやけています。演奏がいいだけに何とも割り切れない。他にDoremiのものをもう1枚持っているがそれも同じだった。この会社はいい曲目で多数出しているが、もう買う気になれないと思うのは私だけでしょうか・・・。

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