ピアノ・ソナタ全集、バガテル集 スティーヴン・コワセヴィチ(9CD)
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どんとでたたぬき | 埼玉県 | 不明 | 2003年11月26日
フィリップス時代の全集を全部は聴いていないので断言は出来ないが、(20世紀のピアニストに所収の)数曲を比較した上では、彼の成熟を明らかに感じる事が出来た。微妙にテンポを崩すけど、古典の様式の枠内で収まっているし、なによりセンスがいい。個人的にはブレンデルの新盤よりも楽しめた。鼻歌云々を嫌う人もいるようだが、グレン・グールドという前例があるではないか。もっとも、グールドも最近のリマスタでは、鼻歌をカットしてしまったものもあるので、時代の風潮が「余分な音」ととらえるなら、それが減点となろう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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naminchu | Tokyo | 不明 | 2003年11月17日
【追記】演奏にはまったく文句はないのだが、この全集の解説と、個々の紙ジャケットに書かれているタイム表記には、なぜかミスが多い。少くとも紙ジャケットの13、27番、解説書の29番の表記は違っているようだ。(輸入盤)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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naminchu | Tokyo | 不明 | 2003年11月16日
ぼちぼち出ていたものを、1番から順に並べ替え、コピーガードで音が悪化していた曲も元に戻している。演奏は文句のつけようがない。デュプレさんやアルゲリッチさんが才能にクラクラしちゃったのも無理ない。強さと優しさに深味が加わった、しかも全体に穏やかな落ちつきのある、新たな強力全集だ。(全体にバラの時より音質が良くなっているように思うが、気のせいか?)3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mulder | 福島県 | 不明 | 2003年11月16日
やっと完結。演奏は見事。奇をてらわない解釈のもと,鮮やかなテクニックと音の美しさで聞き手を魅了する。今回は第29番ほかがコピーコントロールCDでなくなったのもポイント。しかし,これまでバラで買いそろえていた人を裏切るような商売の仕方は許せない。いかにもEMIらしいがめつさはほんとに頭に来る。よってマイナス1点。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2003年11月10日
本当にレベルの高い演奏だと思います。とにかく素直で、スタンダードの極みなのですが、実に豊かな音楽で、なにより時間をかけて、徹底的に各曲を弾きこんでいることがよく分かります。例えば、ハンマークラヴィアの出だしの微妙な旋律の浮かせ方・音色の使い方は、超一流のプロでも、簡単に身に付けられる技術ではありません。是非いろいろなピアニストの演奏と比較してみてください。まさに「熟練男」ベートーヴェンでしょう。 ただ、呼吸音や唸り声が録音されているのですが、コンサートに行かない人には耳障りかもしれません。逆に優秀なピア3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡 | 不明 | 2003年10月26日
コヴァセヴィチの解釈はまさに新感覚的な感じである。これまで聴いてきたケンプやバックハウス、ギレリスといった巨匠たちとは一線を画している。 こういった演奏も21世紀においては一つの規範となりうるのであろうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ゆがみごん | 東京 | 不明 | 2003年10月24日
曲の解釈と演奏技術は10点。録音は91〜94年までがアビーロードで、音がまろやかな感じ。以降がリンドハーストホールでの録音で、がさつな音の響きの感じです。これも近頃はやりの鼻歌まじりの演奏。これではどんな優秀録音でも常にノイズが入る訳で金を払って聴く方はたまったものではない。プロなら黙って演奏しろ。で、6点。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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