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CD アルトゥール・ロジンスキーの芸術(19CD)

アルトゥール・ロジンスキーの芸術(19CD)

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    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2019年07月16日

     1945年のNYPOを振って一気に聞かせる素晴らしいラフマニノフの2番の録音が収録される一方、若かりしRPOを鍛えに鍛えるためなのか?縦筋横筋が妙に整えられた「くるみ割り人形」、郷愁を感じない「ガランタ舞曲」に「新世界」そしてチャイコフスキー。これは、録音なのか?オーケストラの練習なのか?わからない一連のセッションも残されています(チャイコフスキーの4番は2回収録されています。)  興味深いのは、モリーニとのヴァイオリン協奏曲の録音前後からのロジンスキーの変容です。巨匠化してオーケストラとの演奏を楽しむ姿が記録されています。ここは、EMIアーティストプロフィールで取り上げられたセッションの内容が如実に示していると思います。  彼は、間違いなく20世紀の偉大な指揮者であり、独裁者と言われながらもアメリカ抜群のオーケストラトレーナーだったのだと思います。ただ、彼は、カール・ベームと同世代です。故郷のヨーロッパに戻ってからのステレオ録音は、彼の本領を記録しています。残念ながら、EMIへの一連の録音が、彼の遺作となってしまいました。一度皆さんにも聞いていただきたいと思います。時代を分けてきくと、彼はもっと評価されていい指揮者に入ることに同意いただける方が増えると思います。

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  • ★★★★★ 

    アイル  |  滋賀県  |  不明  |  2019年01月24日

    CDジャケット裏に曲名や録音場所などが記載されていますが、何か間延びしていてピリッとしていません。「zaionjiさん」が別の点でCD製作者に対し不満を書かれていますが、このCD製作者は何か変です。しかし、それはともかく、ロジンスキーは「本物」です。見通しが良くわかりやすい演奏。曲の良さを引出す術を心得ていて、ああ良い曲だなと思わせます。1960年頃に演奏活動を終えた指揮者は、モノラル録音の比率が高いのは致し方ありません。それを理由にその年代の指揮者とはだんだんと縁遠くなっていましたが(ごく少数の例外を除いて)、実は1950年代の演奏は宝の山であることに気がついてきました。私の経験では、コンヴィチュニー、ベイヌム、そして今回のロジンスキー。彼らの録音では「この曲はこう鳴らなければならない」ということが実行されています。だから、空虚な瞬間というものがありません。「無難に整える」演奏とは全く別物です。

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  • ★★★☆☆ 

    zaionji  |  京都府  |  不明  |  2019年01月13日

    意図のハッキリとした分かりやすい演奏だが危惧していたより表現はあくどくなかった。オケとのコンセンサスもよく取れていて好演が多いと感じた。音は時代なりによいほうで特に聞き苦しいものではなくむしろ落ち着いたもの。しかしながら、曲間の短さは如何ともし難く素敵だった演奏の余韻をことごとくぶち壊してくれる。メーカー、製作者は絶対に製品に耳を通してはいない。チェックしておればこんなバカな商品を作るわけがない。こういった無責任編集の箱物をいい加減、撲滅してくれないだろうか。イカに著作権が消滅した今はなき過去の演奏家とはいえ、それなりのリスペクトを持って現代の世に出して差し上げるべきであろう。メーカーにモラルが足りず、製作者に優しさが欠けているのは誠に残念だ。

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