交響曲第4番『ロマンティック』 ジョルジュ・プレートル&シュトゥットガルト放送交響楽団(1995)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年04月22日
颯爽と陽光の下を歩むブルックナー 明晰にしてスコアの美彩を見事に紡ぎ出した快演 ”第7””第8”もそうだったが プレートル&シュトゥットガルトRSOのブルックナーは音彩が明るい これがブルックナー演奏には好環境となる テンポは早めと見られるがあくまでテンポ変化はスコアの指示通りに運ぶ 急いたり追い立てられるような様相は全く見られない ブルックナーの意図を完全に汲み出している 楽曲後半が殊の外見事だ スケルツォのキレの良さは随一だろう ただサクサク弾むばかりではない 練習記号E・FやTRIOでテンポを落とすことが音楽の表情変化となり胸を打つ FINALEではその表情表現がより綿密になり聞きどころを外さない味わいに富んだ音楽となった ライヴで終演後拍手が入るが客席の何か戸惑ったような反応が面白い 重厚豪快なブルックナーを期待していたのかもしれない 馬鹿げたことだ ブルックナーは生きる感謝と希望を歌う音楽なのだ 春たけなわのよく晴れた日に聴くことをお奨めする2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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