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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第3番『英雄』、序曲『コリオラン』 クラウス・テンシュテット&北ドイツ放送交響楽団(1979 ステレオ)

交響曲第3番『英雄』、序曲『コリオラン』 クラウス・テンシュテット&北ドイツ放送交響楽団(1979 ステレオ)

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    sunny  |  Hyogo  |  不明  |  2017年06月23日

    テンシュテットの「エロイカ」は、ロンドンフィルとの最晩年の演奏も凄いが、この北ドイツ放送響とのスタジオライヴ(!?)も、凄い。音楽に命を懸けた演奏が、円熟期のこの頃から、なされていた。熱い、深い、慟哭の演奏。NDR 時代のテンシュテットは、シュトットガルト時代のチェリビダッケに共通する処が、ある(!?)。その後のオーケストラで、老いと戦いつつも、音楽への奉仕、鍛錬も受け入れられ、とんでもない演奏を繰り広げ、多くの人の心の中に、響いた。NDR 時代の演奏も、良い音で、もっと世に出て欲しい。

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    くまたろ  |  東京都  |  不明  |  2017年04月07日

    商品発売前の意味不明なコメントはともかく、テンシュテットらしい推進力のある演奏を聴くことができる。オケとの関係も悪くなさそうなだけに、両者が共演が長続きしなかったのが残念。録音はやや靄がかかった感じで不分明。ヴェールがかかった印象分だけ星を引く。

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  • ★★★★★ 

    デジタル音痴  |  神奈川県  |  不明  |  2017年03月12日

    CDの発売前ですがLPで聴いた個人的な感想を書きます。 この演奏の特徴は、テンシュテットの綿密な楽曲構成と北ドイツ放送交響楽団の重心の低いソノリティーが高い次元で融合した稀有の演奏かと思います。 第一楽章は、冷静に始まります。 ここでよく耳をそばだてると、テンシュテットが各パートのアーティキュレーションや強弱を実に細かく指定し、これを積み上げ重層的な演奏を行っていることがわかります。また二拍子と三拍子が交錯する箇所では、体が空間に投げ出されたような錯覚に陥ります。よく議論となるコーダの657小節からのトランペットは高音で吹き続けるタイプの演奏で、フランス軍は変わりなく進撃しているようですが、その前の520小節目のティンパニの強烈なトレモロが英雄の行く末を暗示しているように感じました。 第二楽章ははオーボエが悲しみを切々と歌い上げて行きますが、このオーボエに寄り添うクラリネットとファゴットの旋律も雄弁で、テンシュテットの楽曲構成の素晴らしさが伺えます。 第三楽章の聴きものはトリオのホルンの合奏です。 ドイツの深い森の奥から響きわたるような音にウットリします。北ドイツ放送交響楽団のホルンセクションの素晴らしさに完敗です。 第四楽章ですが、ここが最大の聴きものではないかと思います。 素晴らしい推進力で音楽が押し出されるように進んで行きます。 そして練習番号Cの211小節目からのチェロバスのオスティナートの迫力はフルトヴェングラー、ウイーンフィルの演奏を彷彿とさせます。そして音楽は紆余曲折を経て素晴らしい感動のうちに終わります。 曲が終わった時呆然自失、もっと聴いていたいという思いとともに、この勢いで第一楽章を続けて再度演奏して欲しいとの思いに駆られました。 この演奏は巷で喧伝されているような爆演ではなく、テンシュテットの非常に緻密な構成の上に北ドイツ放送交響楽団の豊かな低音と両者の間の緊張感により成し得た、素晴らしい演奏と感じました。 私の所有するNDR製作のLPの盤質が今ひとつですので、今回のCDによる発売が楽しみです。録音がアナログですのでCD化により素晴らしい音で鑑賞できるようになることを、大いに期待します。

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    ニトロプレス  |  愛知県  |  不明  |  2017年02月17日

    凄まじいパワー、そしてエネルギー。 これ海賊盤にもなったのだよね。 かつてNDRが自主製作LPにしたのと同内容のものではないのかな? テンシュテットはNDRともう一枚自主製作LPをだしていてそちらはR・シュトラウスの「ドン・キホーテ」。 紹介文のとおりなら、おそらくレーベルが参考に代理店に渡した演奏テープは激烈、濃厚でまちがいないと思う!!(念のため。イタリア、アスコーナの「英雄」じゃないものね。あれは録音の印象でヘタをするとヤワくきこえるから。) さすがヘンスラー社長!! 「いじってないね!!」 きっと。 もし、いじり倒してキレイにした内容のものを代理店にわたしたらコメントも 「テンシュテットはとてもおとなしい演奏してます」 とかになってただろうから!! これはおおいに期待がもてる!! ぜひ多くの方々にきいていただきEMIじゃ伝わりきらない「テンシュテットの実力」を堪能していただきたい。 ただ、もしこれがLPと同じ内容(と思われる海賊盤を聞いたのだけれど)なら一か所ミスがあったと思う。 それは編集ミスか演奏ミスかはわからない。 演奏ミスならそのままでいいい。 ごめんなさい、うまく言えないし間違ってたらごめんなさい。 第1楽章の途中の静かな場面で「ターター、ターター」とやる場面が「ター、ターター」になってる。(なんつー説明・・・) (もしかしたら海賊盤の方で編集ミスをした可能性もあるので、そうであるなら申し訳ないです。) どうなってるかなあ? あと、ここから戯言。 もう何度もかいて「しつこい」けど書くね。 EMIの英雄は「キレイ作りの薄作り」 え?あれでキレイって?うん。EMIなりにね。海賊盤にくらべて細かな音まで追えるから。 で、そういう「作りかた」のマイナス点。 つまり。はいっ!! 「ある人はやる気満々だと言い ある人はやる気がないと言う」 結論から言ってテンちゃんの91年の英雄は有名なテンシュテットのホームページにあるように「第1楽章からどうすちゃったの?ってくらいパワーと驀進力がハンパない」ただEMIの「作り方」は「そう聞こえない人にはまったくそう聞こえない」のが大注意。下手をすると、もの凄く悪い言い方をすると「整ってるだけのクソつまらない演奏」にきこえてしまうので繰り返すけど大注意!!!!!!「キレイ」に作ろうとした代償だね・・・。 で。で。で。 断言します。 この演奏はそうした「誤解」をまねく可能性はゼロにかぎりなく近いです!!!!!! すなわち「超オススメ!!!!!!!!!!!!!!!」 もちろん俺が一番好きなテンシュテットの「英雄」は91年の演奏(ただし海賊盤のほう)で不動だけど。 え?聞く?EMIの正規の、おまえのオススメの91年の英雄聞く?って? や・め・と・け! たぶん「整ってるだけのクソつまらない演奏」にきこえるよ!!!!!!(心配が止まらないオレ) だからこっちの聞いてってお願いしてるんだよーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 参考。 聴感覚上のイメージ。 英雄第1楽章冒頭、ふたつの和音。 EMI盤 「うにょん・・。うにょん・・・。」 当ヘンスラー盤(海賊盤きいた感じ) 「ヴァ!!ンンッッ!!!!!・・・ヴァ!!ンンッッ!!!!」

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