ピアノ・ソナタ全集 ケンプ(p)(7CD)
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SunnySide | Suginami-city, Tokyo | 不明 | 2005年09月18日
クラシックを聴き始めて1年強。「ケンプを聴くならまずはこれ」と決めていました。後期ソナタだけは先にポリーニを聴いていましたが,ようやく当全集を手に入れ,本当に驚きました。辺りを吹き抜ける風がやさしく包み込むようなケンプの演奏。その風は,そよ風であり,また疾風でもある。第19番はまだ初心者ゆえ「弾き比べ」の妙(こういうとき,感性云々とは別に音楽理論を学びたくなります)を味わえませんが,第21番では両者の差異は明らかです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ブラウンシュガー | 日本 | 不明 | 2005年05月22日
話題の若手ポール・ルイスあたりと比較すると、上手な人は多いのですが、私が後で聴きたくなるのはケンプのほうです。必要最小限の情報で多くのことを語ってくれていると思います。音の一つ一つを丁寧に扱っていることは私にも分かります。このように気持ちのようなものが入った演奏は今は滅多に聴くことができないと思います。ただ、このセット、紙ケースが窮屈で取り出すときに注意が必要です。CDに傷をつけてしまいそうです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ふりっつ | 滋賀県 | 不明 | 2005年05月13日
ピアノの音がいい。年寄り臭い言い方になるが、こんなに温かい、濡れた音でピアノを弾ける人は、今ではいなくなった。「バリバリテク」を好む人には許せないもたつきがあるかもしれないが、私にとっては些細な問題でしかない。聴いていて、ぽかぽかした気持ちになれる、希有な演奏。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年04月11日
技術とは何でしょう?メカニカルに正確に弾けてもつまらない演奏はいくらでもあります。それとは対極の技術がここにはあります。このセットの白眉は19番ソナタの冒頭です。この演奏の冒頭のように、柔らかい音で、歌うように、かつ音楽の熾烈さを少し沈み込むように処理した例を私は知りません。これを聴けば、他の演奏は大げさで芝居がかって聴こえます。絶妙のバランス感覚。他の曲なら他にも良い演奏はあるのですが、19番ソナタのこのような世界はケンプでしか聴くことが出来ません。実に良い。実は個性的。実はうまい。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ディー | 奈良市 | 不明 | 2005年02月11日
ケンプのシューベルトは、掛け値無しに何度聞いても飽きが来ない、どころか専門的知識の無い(私の様な)者にとっても内面の響きが感じられる稀有の存在である。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Handaya | 秋田 | 不明 | 2004年10月14日
ケンプならシューベルトよりベートーヴェンのほうが良い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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鳥人 | 鹿児島 | 不明 | 2002年06月06日
とにかく暖かい演奏でした!!一つ一つの音をとうしてケンプの曲に対しての愛を感じることができる演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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彦左衛門 | 福岡 | 不明 | 2002年01月21日
テンポ・ダイナミズムは古典的均整美の枠を守りつつ、その中での幻想的・即興的表現の発露が興味深い。最後のソナタも中々の名演だ。マストアイテム。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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