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モーツァルト(1756-1791)

CD 交響曲第40番、第41番『ジュピター』 クーベリック&バイエルン放送響(1985年ライヴ)

交響曲第40番、第41番『ジュピター』 クーベリック&バイエルン放送響(1985年ライヴ)

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    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  2012年05月13日

    まさにJupiterがこれ以上を想像するのが難しいくらい素晴しい。 出だしこそちょっと乗り切れていないが、1楽章提示部の反復のあたりから見る見る生気を取り戻し、くっきりと見通しのいい安定感のある隙のない造形美からどこもかしこも充実した音楽美に満たされており豊潤な音楽が泉のように滾々と溢れ出し、フィナ−レには圧倒的な神々しい輝きを放つ。71年のウィ−ンpo盤よりク−ベリックの個性が最良の形で結実した貴重なライブ演奏の記録。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    river  |  愛知県  |  不明  |  2012年03月03日

    80年のスタジオ盤はこの2曲セットの代表盤といえるものだが、当時の若かりし僕は、整っているけれど個性的なところは1つもない、つまらない演奏に感じていた。クーベリックを見限っていたのだが、気まぐれからこの85年ライヴ盤を聞いて、頭をガツンと殴られたような衝撃を感じた。白熱と均整の絶妙のバランス或いはせめぎ合い、澱みと清らかさの同居、軽みと厚みの二面性。迫力がすごいのに、均整がとれ、(残念ながら完全に制御しきれているわけではないが)強力に統率された音楽は、まさに最高神の神殿への階段に臨んで、遥か彼方の下界と明瞭だが遠望する至高の社殿を交互に見ているような現実離れした気分にさせられる。言っておくが僕はアンチカラヤンで、親ベーム、親C.デイヴィス派だ。その僕が、特に41番の2トップの片手にこの盤を推す。モーツァルト当時の楽器編成では不可能な音だが、この可能性が大作曲家の名曲というものだろう。ピリオドスタイルも好きだが、この高みは何物にも代えがたい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月04日

    クーベリックが手兵バイエルン放送交響楽団とともに1980年にスタジオ録音したモーツァルトの後期6大交響曲集は、往年のワルターやベームの名演にも匹敵する素晴らしい名演である。したがって、クーベリックによるモーツァルトの交響曲録音の代表盤としては、1982年のレコード・アカデミー賞も受賞した当該スタジオ録音を掲げるのが一般的であり、私としてもそれに異論を差し挟むつもりはない。しかしながら、本盤におさめられたモーツァルトの交響曲第40番及び第41番は1985年のライヴ録音であり、前述のスタジオ録音に比較すると一般的にはあまり知られていない音源であると言えるが、演奏自体ははるかに本演奏の方が上であり、知る人ぞ知る至高の超名演と高く評価したい。本演奏が前述のスタジオ録音と大きく異なるのは、深沈たる奥行きの深さと圧倒的な高揚感と言えるのではないか。クーベリックは実演でこそ本領を発揮する指揮者であり、本演奏においてもその真骨頂が存在していると言える。前述のスタジオ録音においてもシンフォニックで優美な演奏に仕上がっていたが、本演奏では悠揚迫らぬインテンポで曲想を堂々と描き出していくとともに、楽曲の頂点に向けて畳み掛けていくような気迫や高揚感が満ち溢れており、スタジオ録音以上に力強い気迫や生命力、そして奥行きのある演奏に仕上がっていると言える。とりわけ第41番の終楽章はヴァイオリン両翼型の配置による立体的な響きが、本演奏の類稀なる高揚感に一躍買っている点を忘れてはならない。また、スタジオ録音では基本的に反復を省略していたが、本演奏ではすべての反復を実施している。その結果、両曲で約75分(第40番は約35分、そして第41番は何と約40分)という長大な演奏となっているが、いささかも冗長さを感じさせることもなく、むしろ音楽が濃密で、なおかつスケールが極めて雄大なものとなっているのも本名演に大きく貢献していると言える。いずれにしても、1985年当時はクーベリックもコンサートの回数を限定して、引退をも念頭に置いていた時期に相当するが、それだけにクーベリックの本演奏にかける、燃えるような渾身の情熱を感じることが可能であり、いい意味での知情兼備の彫の深い至高の超名演に仕上がっていると高く評価したいと考える。録音は、低音を絞り気味にすることで悪名高いオルフェオレーベルであり完全に満足できる音質とは言い難いが、それでも楽曲がモーツァルトの交響曲であること、そして1985年のライヴ録音ということに鑑みれば文句は言えないレベルの音質に仕上がっていると言っても過言ではあるまい。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    masa夢  |  大阪府  |  不明  |  2011年05月15日

    スタジオ盤も保有していますが、好みとしては断然このライブ盤ですね!ライブならではの微妙なテンポのゆれや盛り上がり。過去のレビューでも触れられていますが、ジュピターの最終楽章はまさに宇宙というか霊感というかアンサンブルの醍醐味を十分に堪能できます。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ポミーカ  |  東京都  |  不明  |  2011年01月22日

    84年以降のクーベリックは演奏活動を休止することを決めたことによりすべての演奏曲目がそれぞれ彼にとって生涯最後の指揮となる状況であった。繰り返しを多く用いたのもそういった側面もあったように思える。その意味でもこれらを晩年に取り上げてくれたことは幸せだったし、録音が聴けるのは本当に素晴らしいことだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  2009年11月18日

    リピート有りで2曲合わせて75分という長丁場なのですが、その長さを感じさせない充実の音楽が広がります。また、録音が実に素晴らしい。弦楽器を中心に良い音がします。デジタルのような音ではなく暖かみがあって深いというか。41番の第1楽章の冒頭のテンポがやや遅く好みと違いますが、後は全く文句のつけようがない演奏です。ライヴ録音で拍手入り。現在カタログにある40番と41番のCDとしては私にとってベストです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    たつほこ  |  AUSTRIA  |  不明  |  2009年10月21日

    素晴らしい演奏です。 モーツァルトの40番とジュピター交響曲の好きな人には ぜひ聞いてもらいたい演奏です。 ___ 以前は、たいへんおおくの熱烈なレビューがあり、 私もそれを参考にして購入させていただきました。 (一度、購入しましたが納品されず、再び時間を おいて注文しました)

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  千葉県  |  不明  |  2009年04月25日

    サイトリニューアルで以前のレビューが消えてしまったようなので再投稿。このディスクは、現代オケのモーツァルトとしては間違いなく最高峰。40番の構造美も凄いですが、なんと言ってもジュピターのフィナーレが心揺さぶります。快速なテンポであっても、ここまで細かいニュアンスが表現できるとは!録音も良く、両翼配置が効果的です。コーダの前にテンポを落とすことに評論家U氏が異を唱えていましたが、あのコーダの前には佇まいを正すのは当然だと思いました。あるCDショップで「この演奏には神がいる」と書いてありましたが、心底納得。CB

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  千葉市  |  不明  |  2004年07月29日

    この演奏、特にジュピターの終楽章に「神がいる」と言った方がいるそうな・・確かに、神はいました。引き締まった造形、しかし音には意思と意味が込められたすばらしい演奏です。アーノンクールのようにやたら強調しなくても、ジュピター音形は輝いています。本当に聴いて欲しい演奏です。録音もいいです^^。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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