トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > 交響曲第5番『運命』、第7番 マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団(日本語解説付)

ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲第5番『運命』、第7番 マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団(日本語解説付)

交響曲第5番『運命』、第7番 マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団(日本語解説付)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2019年03月17日

    久々にパワフルで爽快なベートーヴェンを聴くことができた。なんとなくクライバーの演奏を意識しているのかと思われるような気もしたが(5番の4楽章とか、7番の2楽章エンディングの弦がピッチカートだったりとか)、ホーネックがクライバーの演奏を聴いているかわからないので、そこは素直にこの演奏を楽しみたい。音の密度は高く、オケの統制が見事で速めのテンポでも全く破綻せず推進していく。良い。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    こびと  |  神奈川県  |  不明  |  2017年02月28日

    こんなに痛快なベートーヴェンは久しぶりです。個人的には評判のマーラーより好きです。期待を大きく上回る内容でした。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2015年12月31日

    暑苦しいまでに情念のこもった、凄まじいエネルギーをほとばしらせる演奏。パーヴォ・ヤルヴィの4番/7番以来、10年ぶりにベートーヴェン交響曲のCDを買ったが、手応え満点の一枚だ。テンポは概して速め、第5番スケルツォ以外すべてのリピートを実施、ティンパニの強打や金管の強奏など明らかにHIPスタイルの特徴を備えている。にもかかわらず、最近流行の軽量級ベートーヴェンでは全くない。まずオケが昨今では珍しい大編成。第7番初演時の慈善特別演奏会の編成(18/18/14/12/7)にならって弦は対向配置ながらフル編成、管楽器も完全倍管であろう。第5番冒頭の運命動機はかつてフルトヴェングラーが著書で述べたように、基本テンポ枠外の「モットー」として扱い、一音ごとにアクセントを付ける。これも最近の傾向と反対だ。第7番第2楽章の終わりは両クライバー(エーリヒ&カルロス、ウィーン・フィル時代のホーネックはカルロスの指揮で弾いたことがあるわけだ)にならってピツィカート。つまり、かつての巨匠指揮者時代の様式とピリオド・スタイル、両方の「いいとこどり」をしようという欲張った企てなのだが、折衷的にならず実にうまくいっている。大編成にもかかわらず、いわゆるオーセンティックな演奏が聴かせてくれた細やかなニュアンスがちゃんと取り込まれているのだ。第5番第1楽章コーダでのティンパニによる運命動機リズムの強調、ホルンの音を割った強奏など定番通りとはいえ、やはり凄い。第7番では早くも第1楽章序奏からリズムの処理がきわめて尖鋭。ヴィオラ出身の指揮者らしく、羽毛のような軽いタッチから強靱なアタックまで、弦楽器の扱いが自在なのも大きな強みだ。第4楽章はもともと速く始まるが、再現部からさらに加速、低弦のオスティナート上の展開で大いに盛り上げた後(対向配置の効果は絶大、さらにここではかつて良く行われたように、楽譜にないディミヌエンド/クレッシェンドを加えている)、最後の楽節でもう一段のアッチェレランドをかける。百名近いオーケストラがこの猛スピードで驀進する様は圧巻。ピッツバーグ響一丸の献身ぶりも感動的だし、このオケの派手すぎない「中欧的」な音色が生きている。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    mash21  |  東京都  |  不明  |  2015年12月30日

    快(怪?)進撃を続けるM.ホーネック/ピッツバーグ響の新録音。これまでのこのコンビの演奏から予測される通りのエネルギーに満ちた爆演だ。爆演とは言っても、その場の勢いに任せたものではなく、指揮者がやりたいことを明確に実現した確信犯的演奏。勢いに任せたものではないことの証拠である7番の2楽章の綿密な表現に注目したい。 当然毀誉褒貶の激しい演奏だ。ピリオド的な過激さとは別種の圧倒的なエネルギーに眉をひそめる人たちもいるだろう。しかし、これらの曲にまだこんな表現が可能だったのかという点ではこれほど痛快な演奏も珍しい。 特筆すべきは圧倒的な録音の素晴らしさだ。現代のオーケストラ録音の頂点と言っても過言ではない。この音響に虚しさを感じるか、コンサートホールで聴く以上の快感を覚えるかはリスナーの好み次第。私は無論後者だ。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示