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グリーグ、シューマン

SHM-CD グリーグ:ピアノ協奏曲、シューマン:ピアノ協奏曲 ラドゥ・ルプー、アンドレ・プレヴィン&ロンドン交響楽団

グリーグ:ピアノ協奏曲、シューマン:ピアノ協奏曲 ラドゥ・ルプー、アンドレ・プレヴィン&ロンドン交響楽団

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年06月13日

    発売当時は新鮮さに話題になった演奏だが、今聞くと何の変哲のないごく普通の演奏である。2曲の中ではグリークがリリシズムの満ちた演奏で今後も聴かれると思うが、私はルイサダの DG録音のほうが好きであるしSeta Tanyelもお勧めである。

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  • ★★★★☆ 

    じじちゃん  |  北海道  |  不明  |  2021年03月08日

    私はシューマンが特に気に入りました。オーケストラが絶品で、クラリネットやオーボエの何と美しい事か。ピアノは繊細で詩情とダイナミックが見事。グリークは意外とあっさりしていて今一つだった。

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  • ★★★★★ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2012年11月12日

    本曲録音史上最高の優秀録音の待ちに待ったシングルレイヤー化である。FIMのXRCD24は所有していたものの、国内ハイブリッド盤は買い損ねたため、今回の最新リマスターによるSACDには大きな期待に胸を膨らませパッケ−ジを開封した。そして再生ボタンを押すと同時にサーという心地よいヒスノイズとともに、超低域成分を含むキングスウェイホール特有の洞窟のような暗騒音が聴こえてくるはずであったが、残念ながら聴こえてこなかった。 確かにスピーカから出てきたサウンドは、素晴らしく精緻でこの上もなく美しかったが、一方で綺麗に整理されすぎた余所余所しさを感じてしまうのには大いに戸惑った。 デッカの御大K・ウィルキンソンによる定評ある録音は相変わらず素晴らしく、キングスウェイホールを満たした豊饒な音響をミニマルマイクで細大漏らさず掬いあげており、左右の音場はスピーカ間隔を越えて大きく広がり、 奥行きはスピーカ背面の壁を突き抜け遥かかなたまで伸びていく。さらに個々の楽器のミクロディテールと豊かなホールアンビエンスのバランスは信じ難い高みに達しており、最新のDSD録音をもってしてもこれだけの情報が詰まったディスクを探し出すのは容易なことではない。しかし今回のリマスターでは、テープヒス成分のみならず、超低域まで伸びたホールの暗騒音成分までもを処理してしまった結果、本録音を特徴付ける演奏者の気配や臨場感は希薄になってしまたことは本当に残念である。確かにいかにもアナログライクなイコライジングが施されたXRCD24と比べて、ナチュラルでフラットな音色といい、ミクロディテールの情報量といい、SACDの優位性は揺るぐべくもなく、サウンド自体にはなんの不満も感じないが、楽音以外の重要なノイズ情報の欠落は大きなフラストレーションとして聴き手を悩ます。 本シングルレイヤーシリーズも回を重ねるにつれ、リマスタリングエンジニアやリマスタリングポリシーが変化しているのかもしれないが、元が優秀なソースであれば、耳障りなドロップアウトや電気的・機械的なノイズのみを最低限補正するだけで良く、音質を変化させるフィルターやイコライジングは全く無用であり、あとは聴き手が好みの音色に再生機器をチューニングすれば済む話である。ついては今後のシリーズのサウンドについても注視して行きたい。 なお先般ショルティの新しいリングBRディスクで話題になっている通り、 〜60年代のオリジナルアナログマスターテープの劣化が相当進んでいるとのことである。ユニバーサル社には一日も早いデッカ黄金期のアナログ優秀録音全曲のハイレゾデジタル化を進めて欲しいし、80年代以降のデジタル録音においても(デッカはデジタル最初期から48khz-18bit収録)、J・ダンカーリーが収録したデュトワのモントリオール録音や、シャイーのコンセルトヘボウ録音といった超HiFiディスクのSACD化を強く要望する。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年11月04日

    グリーグとシューマンのピアノ協奏曲をカプリングしたCDはあまた存在しているが、本盤のルプー、そしてプレヴィン&ロンドン交響楽団による演奏は、おそらくは最も透明感溢れる美しさを誇るものと言えるのではないだろうか。何と言っても「千人に一人のリリシスト」と称されるだけあって、ルプーのピアノ演奏はただただ美しい。グリーグのピアノ協奏曲は、どこをとっても北欧の大自然を彷彿とさせるような抒情豊かな美しい旋律に彩られた楽曲であるが、ルプーは、透明感溢れるピアノタッチで曲想を描き出しており、その清澄な美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。いかなるトゥッティに差し掛かっても、かかる美しさを失わないというのは、美音家ルプーの面目躍如たるものがあると言えるだろう。もちろん、ルプーのピアノ演奏には、特別な個性を発揮するなど奇を衒ったところはなく、あくまでもオーソドックスな演奏に徹していると言えることから、聴き手によってはいささか物足りないと感じる者も少なくないと思われるが、同曲の持つ根源的な美しさを徹底して追及するとともに、その魅力をピアニストの個性に邪魔されることなくダイレクトに聴き手に伝えることに成功した演奏とも言えるところだ。その意味においては、ルプーは音楽そのものを語らせる演奏に徹しているとも言えるところであり、徹底した美への追及も相まって、聴き手が安定した気持ちで同曲の魅力を満喫することが可能であることに鑑みれば、本演奏を素晴らしい名演と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。他方、シューマンのピアノ協奏曲については、その旋律の美しさのみならず、同曲の本質でもあるいわゆる「ファンタジーの飛翔」をいかに的確に表現することができるのかが鍵となると言える。ルプーは、例によって、曲想を透明感溢れるピアノタッチで美しく描き出して行くが、そこには巧そうに弾いてやろうという邪心は微塵もなく、ただただ音楽の根源的な美しさを聴き手に伝えることに腐心しているようにさえ思われるところだ。したがって、ルプーの表現に何か特別な個性のようなものを感じることは困難ではあるが、そうした虚心坦懐な真摯な姿勢が、同曲の本質でもあるいわゆる「ファンタジーの飛翔」が演奏の随所から滲み出してくることに繋がり、結果として同曲の魅力を聴き手に十二分に伝えることに成功したと言えるのではないだろうか。いずれにしても、本演奏は、同曲の数ある名演の中でも、徹底してその美しさを追及した素晴らしい名演と評価したいと考える。両曲のルプーのピアノ演奏のサポートをつとめたのはプレヴィン&ロンドン交響楽団であるが、ルプーの美しさの極みとも言うべきピアノ演奏を際立たせるとともに、聴かせどころのツボを心得た見事な名演奏を展開しているのを高く評価したい。音質は、英デッカによる優秀録音であるのに加えて、リマスタリングが行われたこと、更にSHM−CD化(現在では入手難)が図られたこともあって、十分に満足できるものであったと言える。なお、本盤については、かつてハイブリッドSACD盤やXRCD盤などが発売(現在はいずれも廃盤)されており、私も中古CD店などに足繁く通って探してはいるが、いまだに入手できず未聴である。このような中で、今般待望のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が行われる運びとなった。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてシングルレイヤーによるSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、ルプーやプレヴィン&ロンドン交響楽団による素晴らしい超名演を、望み得る最高の音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    はしよし  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月21日

    特にグリーグが素晴らしいです。これほど北欧の凛とした空気を伝えた演奏も無いと思います。ルプーのピアノもプレヴィンの指揮も、非常に繊細でありながら雄大です。リパッティやリヒテルのディスクの方が巷では有名ですが、僕の耳には、より「グリーグ的」に聴こえるこちらのディスクが一番馴染みます。

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  • ★★★★☆ 

    MAAZEL  |  京都府  |  不明  |  2011年03月09日

    部屋を掃除していたら、長年行方不明になっていた92年盤の当ディスクが良い状態で見つかったので、久しぶりに聴いてみました。するとなんと美しいピアニシズム。思わずため息が出ました。昔は私の中ではさほど評価が高くなかったのですが、今は手放せない名盤のひとつです。

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