戴冠式ミサ ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン・フィル(1985年バチカン・ライヴ)
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年07月19日
教皇がおわすローマ・ヴァチカンの総本山でのミサの荘厳な雰囲気を味わうことができる一枚だ。コンサートホールや歌劇場ではオーケストラ、合唱団、歌手、そして聴衆を圧倒的な統率力で支配してきたカラヤンも、ここでは教皇のしもべに徹して、敬虔な気持ちで神妙に演奏を行っているように感じられる。晩年のカラヤンには、このように、自己主張を前面に打ち出すのではなく、楽曲を素直に解釈・表現していこうという姿勢が顕著になるが、ここではそれが徹底している。モーツァルトの傑作でありながら名演になかなか恵まれない戴冠式ミサ曲の最右翼に掲げられる名演であるとともに、歴史的な記録としても貴重な演奏であると言えるだろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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