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ブラームス(1833-1897)

LPレコード ピアノ協奏曲第1番:クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)、サイモン・ラトル指揮&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (180グラム重量盤レコード)

ピアノ協奏曲第1番:クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)、サイモン・ラトル指揮&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (180グラム重量盤レコード)

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  • ★★☆☆☆ 

    じゅんとねね  |  北海道  |  不明  |  2019年10月05日

    高級食材を使った料理を食べたが、さっぱり美味しくない。それがこの演奏。何か入れ忘れている感じ。

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  • ★★★★★ 

    井熊  |  静岡県  |  不明  |  2015年05月10日

    今更ですが本盤はツィマーマンのショパン協奏曲ポーランド祝祭管盤と同格のクオリティーを持った超高音質録音盤です。ツィマーマンのこだわりが見えます。名盤!

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  • ★★★★☆ 

    M  |  愛知県  |  不明  |  2014年01月04日

    バーンスタインとの2番が充実したできだったので、当演奏にも興味がもたれたが、反面もうひとつ奏者が曲に合わないのではないかという思いもあった。その理由として、ツィマーマンのスタイルは確かに曲の音楽的側面にも充分に心くばりされたものではあるが、それが内面の直接的放射というより一旦デジタル的に解析され客観化されたものの集積のように感じられるからである。言葉を換えれば下書きされたものを塗り絵で埋めていくような印象があるわけである。それで1番というのは2番のような老獪な複雑さがないかわりに青春的な叙情が純粋に表現されていると考えられ、その点で奏者とのスタイルと合うかということではあるが、聴いてみてはからずも、その予感は的中してしまった気がする。そもそも正直なところ第1番の演奏で小生の限られた聴験の中で納得したものは正規録音ものとしてはセル/フライシャー盤のみである。バックハウスもギレリスもポリーニもアシュケナージも余り良くなかった。その理由としては第一楽章の第2主題をはじめとするピアノパートの透き通るような和音のデリカシーにあるのではと考えられる。これなくして音楽にある濃密な夜の叙情と青春の息吹というべきものは伝わって来ない。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月12日

    ブラームスの若き日の意欲作は、重量感と推進力、たたみかけるような迫力がポイントなのではないだろうか。「協奏曲」と書こうが「競争曲」と揶揄されようが、この曲には両方の「キョウソウ曲」の要素が必要と思う。当盤には、この二つの要素がうまく含まれていると感じる。  ラトル&ベルリン・フィルの最初の音からやる気十分な「勢い」があり、ツィマーマンのピアノもさらに気迫十分。東西の横綱が真っ向からがっぷり四つに組み合った感がある。    両端楽章では、乱暴とまではいわなくても荒々しさもありオケとピアノが拮抗した組み合いを見せる。タイム的にもどっしり構えているのでせかせかしていない。オケもピアノも雑という感じは全く感じない。相当細かい部分まで弾きこんで練習を重ねておいて、それを本番で(細かいことは忘れて)一気に開放したといった感じがする。 第2楽章のAdagioでは深呼吸するかのように、静かにのびのびと歌うのが気持ちいい。聴いていてワクワクするブラ1だ。   私だけなのだろうが、EMIによる録音には「ズドン!」というような重心の落ち着きや、引き締まった音をあまり感じないため、今回のDGでのラトルの録音は正解だったのではないだろうか。   中庸のまろやかなブレンドで聴きたい時はブレンデルとアバド&ベルリン・フィル(PHILIPS)をかけるが、気分的に何か弾みをつけたい気分な時はこちらをよく聴いている。   威勢のいい、気合がかった(でも雑でない)ブラームスのピアコンを聴いてみたい方にお勧め。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年05月31日

    まず1楽章冒頭のティンパニーにやられてしまう。緊迫感がぐっと迫ってくるのだ。ピアノが入る前の序奏部を聴いただけでこのCDを買ってよかったと思わせる。ピアノが来てからは言うことなし。自分にはまだこの曲の決定版がないが、この盤がそれになるかもしれない。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年12月28日

    ほぼ同い年・・・ツィマーマン47歳、ラトル48歳の両名演奏家として充実期に入った2003年に録音したブラームス、ピアノ協奏曲第1番(タイム@23’27A15’45B12’09)はオーケストラBPOの重厚且つ精緻な響きも大いに手伝って大変映えた鮮やかなコンチェルト演奏となっております。マァ、両名の完璧な演奏性格から来るクールさ・隙の無さが当然現象的にこの演奏に切れ味の鋭さをもたらし私がこの曲に託す思いとはちょっと「ズレ」が生じたのも正直な処であります。全体タイム的にはやや中間楽章がじっくりとしている印象はありますがツィマーマンが約二十年前の1984年バーンスタイン/VPOと共演した収録盤のタイム@24’35A16’28B13’00からすれば(指揮者の違いも大いに関与している点ではありますが)平均タイムに近いものとなっており、ツィマーマンの「録音とはすべて一瞬の記録」という思慮深い発言が思い起こされます。第1楽章に終始する重音トリルにテインパニーが効果を上げ、又左右に工夫して配置された弦の掛合い等により実によく鳴った派手に仕上がった楽章でブラームスの青春懊悩が吹っ飛んだ感じに受け取りました。クライマックスへはテンポに溜めをいれつつ堂々と締めくくります。シューマンへの鎮魂にもなったという中間楽章は当然情緒的アプローチがなされますが後段粘っこさも見せやや長さも感じさせました。最終楽章はピアノ、オーケストラとも更にその応酬迫力を増し曲自体少し単調さもあってかその迫力が空回りしている印象も過ぎりましたがともかく堂々とした演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月05日

    本盤におさめられた演奏は、ツィマーマンによる約20年ぶりのブラームスのピアノ協奏曲第1番の録音ということになる。前回の演奏・録音は1984年であり、バーンスタイン&ウィーン・フィルをバックにしたものであった。当該演奏も素晴らしい名演であったが、どちらかと言えばバーンスタインによる濃厚な音楽が全面に出た演奏になっており、必ずしもツィマーマンの個性が発揮された演奏とは言い難い側面があったことは否定できないのではないかと考えられる。それに対して、本演奏では徹頭徹尾ツィマーマンの個性が全開と言える。ツィマーマンは「思索と研鑽の人」と称されるだけに、同曲についても徹底的に研究を重ねたのだと考えられる。同曲はブラームスの青雲の志を描いた作品であるが、ツィマーマンはそうした疾風怒濤期にも相当する若きブラームスの心の葛藤のようなものを鋭く抉り出し、奥行きのある彫の深い演奏を行っているのが素晴らしい。また、技量においても卓越したものがあるとともに、強靭な打鍵から繊細な抒情に至るまで表現の幅は桁外れに幅広く、スケールも雄渾の極みであり、情感の豊かさにおいてもいささかの不足もない。正に、技量においても内容の深みにおいても完璧なピアニズムを展開していると言えるところであり、ツィマーマンとしても会心の名演奏と言えるのではないだろうか。このような凄みのあるツィマーマンのピアノに対して、ラトルの指揮も一歩も引けを取っていない。同曲は、ピアノ演奏付きの交響曲と評されるだけあって、オーケストラの演奏が薄いとどうにもならないが、ここでのラトルは、ベルリン・フィルを率いて実に重厚でシンフォニックな演奏を繰り広げていると言える。本演奏は2003年の録音であり、ラトルがベルリン・フィルの芸術監督に就任して間もない頃のものである。この当時のラトル&ベルリン・フィルの演奏には、ラトルの気負いだけが先走った浅薄な凡演が多かったところであるが、本演奏では、そのような浅薄で気負ったラトルとは別人のような充実した重厚な名演奏を繰り広げている。その理由は、DGとEMIの音質の違いがあるのかもしれないが、それ以上に、ラトルがツィマーマンの凄みのあるピアノ演奏に触発されたといった側面も否定できないのではないかとも考えられるところだ。このコンビによる第2番を聴きたいと思う聴き手は私だけではあるまい。録音は、本盤でも十分に満足できる音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、若干ではあるが音質がより鮮明になるとともに、音場が広くなったように思われる。いまだ未購入で、本演奏をよりよい音質で味わいたいという方には、SHM−CD盤の方の購入をお奨めしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年03月17日

    ツィメルマンの素晴らしさは言うに及ばず、ラトルがEMIの大部分の録音とは別人のような端正極まった指揮をしており、ツィメルマンと完璧にかみ合った演奏をしているのに驚愕しました。ツィメルマンはベートーヴェン、ショパン、ラフマニノフの協奏曲の有名な既存名録音に、また一つブラームスの名前を連ねたようです。ラトル、DGに移籍しないかなぁ…あ、ラフマニノフの二番に見られたピアノばかり目立つ、と言うことは全くないので安心しましょう。ベルリンフィルも非常に良く鳴っています。

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  • ★★★★★ 

    sisina  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月19日

    このコンビは良いですね!是非第2番も録音して欲しいと思います。EMIも言う程悪くはありませんが、やはりDGにいた方がラトルはもっと評価されていたでしょう。願わくばベートーヴェンも録音して欲しいが既にブレンデルと共演してるし無理でしょうね。

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  • ★★★★☆ 

    古物好き  |  大阪  |  不明  |  2009年04月14日

    よくまわる指、透徹したピアニズム、ツィメルマンは根っからのショパン弾きだ。ショパン弾きの独系はせいぜいベートーヴェンまでで、ブラームスはきつい。2番ならまだしも、1番はブラームスのしんねりむっつり度全開の曲。これはいくらなんでも水と油だ。ラトルはベルリンに来て無能化してるように思える。バーミンガム時代のマーラーなどの方が聞くべきものがあった。

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  • ★★★★★ 

    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2007年09月23日

    セル/カーゾンが今までの自分の中で最高でしたが、これはどうしたものか!順位付けできなくて悩んでしまう。 とくにツィメルマン、ブラームスとの相性が本当にいいように思います。彼の若き頃の演奏、2番も好きですがこれは新鮮で美しく爽やかです。

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  • ★★★★★ 

    DAGLIO NELL  |  spicchio  |  不明  |  2007年06月10日

    ツィマーマンほどの音楽家になると、共演を希望する者も多いのだそうだ。しかし彼はどれほど好条件でお金を積まれても、音楽的に満足できない音楽家とは絶対に共演しないそうだ。彼の名声目当てに接近して、共演を断られた者の中には、性根を疑うような信じられない対応を仕掛ける者もいるそうだ。それでもツィマーマンは音楽のために可能な限り最善を尽くし、レベルを維持するそうだ(関係者談)。このブラームスも全く素晴らしい。これからも真摯な音楽をお願いしたい。

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  • ★★★★★ 

    院生  |  神奈川県  |  不明  |  2007年05月02日

    すばらしい演奏でした。あと10年かかってもいいのでメンバーで2番をやってほしいです。

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  • ★★★★★ 

    ひで  |  横浜市  |  不明  |  2006年07月08日

    とにかく上手すぎます。ツィメルマンは、細部まで磨き上げるのと同時に、近年スケールの大きさを増しているように思います。そしてなによりも、これほど録音で生きた音楽を感じられるものは、極めて稀だと思います。

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  • ★★★★★ 

    Minerva  |  Japan  |  不明  |  2006年06月25日

    繰り返し聴いても常に新鮮な感覚で、ブラームスの音楽が持つ美質を堪能できる演奏。若々しく颯爽とした中にも磨き抜かれた美しさがある。聴き終わっても疲労感を感じることはない。私はこの演奏が好きです。

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