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ワーグナー(1813-1883)

SACD 『ニーベルングの指環』全曲 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ミラノ・スカラ座(1950 モノラル)(13SACD)

『ニーベルングの指環』全曲 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ミラノ・スカラ座(1950 モノラル)(13SACD)

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    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2017年04月11日

    1987年に出たFONIT CETRAの全曲CDと同傾向のステレオ効果を付加した音源を使ってSACD化している。これを聞くとイタリア盤CDでは薄いベールが2〜3枚かかっていたようで、それらが取れて随分とすっきりした。音がクリアになったのでフラグスタートの歌唱などは細身の透明感ある高音を出していたことがよくわかるようになった。メンブランなどから出ている最近のCDでは、ノイズリダクションを使い過ぎて高音が艶消しとなり、図太いアルト風の声に聞こえる場合があるが(それはそれで迫力があって感銘を受けていたのだが)、実際はだいぶイメージが違うようだ。 オーケストラの音もほぐれていて聞きやすく、会場ノイズ(聴衆の咳の類)も非常にリアルに鮮明に聞こえてくる。ちなみに86年に出たFONIT CETRAのハイライト盤(CD1枚)では87年盤や当SACDのようなステレオ効果は聞き取れず、音が団子状に固まっている。キングは1980年にミラノのDISCOSが制作したアナログマスターテープからSACD化しているので、孫世代かひ孫世代のマスターテープを使った可能性もある点が気がかりだったが、SACDを聞く限り87年のFONIT CETRA全曲CDよりも、すべての点で音質が上回っていると断言できる。2017年時点では最良の音質で聞けるスカラ座ライブ録音であり、買い直す価値は十分にあると思う。 私はこれまでリマスターが出るたびに購入してきたが、いつも期待外れに終わり、最初に出たFONIT CETRA全曲盤が最良だと思ってきた。しかし、ついにそれに代わるものが登場したのは慶賀に堪えない。なお、同じ指揮者のローマのライブ録音は、放送局のマスターテープは消去されアセテート盤からの板起こしとなる。テープが残っているミラノのライブ録音と比較して、どちらの音質が優れているかは、改めていうまでもない。当SACDは巨匠最後のセッション録音となったウィーンフィルとの「ワルキューレ」には及ばないものの、それに次ぐ良好な音源といえよう。

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    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2017年03月05日

    フルトヴェングラーのリングを聴くなら、この50年のスカラ座を採りたい。さてこのディスクだが、私は今回発売のSACD盤は所有しておらず、所有しているのはキングからの2回目のCD化のものである。これはチェトラのLPに比べても音がこもり気味で不満だった。今まで聴いたCDでは私はチェトラのLPの盤起こしのフランス協会盤か、アルトゥスの「ラインの黄金」の音が良かった。このSACD盤がそれらを上回る音質なら是非、大枚をはたいて買ってみたい。しかし、メーカーの宣伝文句からはそれがうかがわれない。

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  • ★★★★☆ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2016年11月07日

    映画ファンでもありまして、メディアが新しくなるたびに「アラビアのロレンス」だとか「ゴッドファーザー3部作」、あと黒澤・小津ですかね、VHS→LD→DVD→BDとコレクションを買い替えて総入れ替え。こんなことに人生のエネルギーと金を費やすのはほんとにバカバカしいのですが、止まらない。そしてフルヴェン先生のヒストリカル音源もしかり。ウラニアのエロイカ、バイロイトの第九、戦後復帰の運命、5月25日も27日も、ブル8も44年49年54年しかもそれぞれ別の日のテイク・・・いったいそれぞれ板起こしだのSACDだの一体何種類買わせる気か? ・・・って、それなら買わなきゃいいだろう、と健常者の方々は簡単におっしゃるでしょう。それはその通り。病気の自分が悪いんです。ここにきてさらにリング、すでにローマはSACD化されているのですが、ミラノがついにSACDですか。ローマもミラノもLP時代から何種類も買っているのに・・・他の方も書かれていますが、音質がどれだけ向上しているか、それだけ。広告の写真のジャケット写真は昔出たミラノ国内盤リングと同じ。いや〜な予感。ウラニアなんかと違ってセットですから値が張る。実は同時発売のクナの57年バイロイト・リングは迷わずクリックしました。音は普通のCDの時でも十分いいですからね、期待できます。しかしこちらは・・・フルヴェン・ミラノは音悪いからな〜実は昔のLPまともに聞きとおしたことありません。耳が痛くなって。そんなわけでこちらいまだ迷っています。なんと罪作りな・・・

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  • ★★★★★ 

    yasumin  |  富山県  |  不明  |  2016年11月03日

    当音源は、ご案内のとおり私の保有する1986年の生誕100年記念盤として限定発売(2,500セット)されたものと同じ音源と思う。 当時から音が良いと評判だったが、所詮はモノラルライヴ録音のこと、確かに音の明瞭度は格段に良かったが、SACD化したからといって、果たしてそんなに音が良くなるものだろうか、はなはだ疑問である。 とはいえ、発売されたら一度は聴いて見たいものだ。発売が待ち遠しい。

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