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シューマン、グリーグ

LPレコード シューマン:ピアノ協奏曲、グリーグ:ピアノ協奏曲 クリスティアン・ツィマーマン、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル (180グラム重量盤レコード)

シューマン:ピアノ協奏曲、グリーグ:ピアノ協奏曲 クリスティアン・ツィマーマン、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル (180グラム重量盤レコード)

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  • ★★★★☆ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2020年08月27日

    LPの時代から、ピアノ協奏曲のカップリングとしては定番で、どちらも30分前後の曲なので詰め込み収録をしないでも大丈夫だった。さて、カラヤンと共演したソリストは大成しないとよく言われたが、ツィマーマンは例外ではないでしょうか。後に、小澤征爾やブーレーズとでも魅力的な作品を残しています。 私もカラヤン指揮の協奏曲作品はあまり好きではありませんが、リヒテルとのチャイコフスキー、ワイセンベルクとのラフマニノフ、ロストロとのドヴォルザークは別格だと思っています。このツィマーマンとのアルバムも良い演奏だと思います。私の中で、このグリーグ、シューマンのピアノ協奏曲はルプー、プレヴィン盤がベスト、ツィマーマンはその次にランキングされるでしょう。よって、評価は4点とします。

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  • ★★★★☆ 

    村家・仁  |  千葉県  |  不明  |  2016年01月15日

    ご存じない方が多いと思うので参考までに。 その昔ベルリンフィルが来日した折、「音楽の友」誌(だったと思う)に安永徹氏と諸井誠氏の対談が載っていて、そこで安永氏は大要次のように語っていたのを覚えています。 「カラヤンは協奏曲は100%オーケストラ曲であって、ソリストは指揮者の意思に従って演奏すべきという考えをもっていた。ゆえに後年はソリストには若手しか起用しなかったが、ツィマーマンは若いのに大した奴だ。グリーグの録音でカラヤンの指示に全く従わず、仕方がないのでオケはカラヤンを無視してツィマーマンに合わせて演奏した」と。

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  • ★★★★★ 

    ムサイシス  |  三重県  |  不明  |  2014年03月12日

    カラヤンが若い演奏家と協奏曲を録音するとカラヤン主導の独奏楽器付管弦楽曲となってしまいがちですが、この演奏は違います。ツィマーマンは芯のあるクリアーな音楽でカラヤンと融合しロマンティックな演奏を繰り広げていきます。この録音は二人の稀有な天才的音楽家が歳の差を越えてお互いを認め合い協演した貴重な名演奏と言えるでしょう。

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  • ★★★★★ 

    盤捨印  |  東京都  |  不明  |  2012年10月30日

    80年代のカラヤンは出来不出来の差がみられます。この80年代に録音されたシューマンは彼としてはおとなしめの演奏で、人によってはそこに年齢の衰えを感じるかもしれませんが、せかせかとしたリズム感はなく大河のように流れ、音楽は実にふくよかで豊かです。その結果当時まだ線の細さを感じさせたツィマーマンと絶妙なバランスを保ち、音楽として成功しています。とくに3楽章の抒情的な盛り上がりは素晴らしく、涙を禁じ得ませんでした。最後のフェルマータをかなり長く引っ張るところは、まるでカラヤンが最後にカラヤン印の落款を押したかのような感がありますけどね。北欧の音楽が好きで得意なカラヤンのグリーグが悪いはずはありませんが、3楽章の大袈裟な響きは、好き嫌いのわかれるところでしょう。両曲ともティンパニーはフォーグラー氏でしょうか? ティンパニーが目立ちすぎる録音もありますが、この2曲では陰影に富んだ素晴らしい演奏を聞かせています。ツィマーマン、大先輩、マエストロ・カラヤンへのレスペクトを演奏から感じ取りました。

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  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2012年02月17日

    このカップリングのCDとしては定盤中の定盤だけあって、みなさん評価が高いですね。私としては、グリーグの方には、「あぁ確かにこういうのがグリーグっぽいな」と思える意味で多少は好評価できなくもないですが、なにせ2曲とも 聴いていてココロを持っていかれるような磁力がほとんどないのが、私にとって大きなネックです。日本的例えとしては「魂の入っていない仏像」というのがこういう演奏のことなのだろうと思えます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月06日

    カラヤンとツィマーマンが組んで行った唯一の協奏曲録音である。そもそもカラヤンが、協奏曲の指揮者として果たして模範的であったかどうかは議論の余地があるところだ。カラヤンは、才能ある気鋭の若手奏者にいち早く着目して、何某かの協奏曲を録音するという試みを何度も行っているが、ピアニストで言えばワイセンベルク、ヴァイオリニストで言えばフェラスやムター以外には、その関係が長続きしたことは殆どなかったと言えるのではないだろうか。ソリストを引き立てるというよりは、ソリストを自分流に教育しようという姿勢があったとも考えられるところであり、遺された協奏曲録音の殆どは、ソリストが目立つのではなく、全体にカラヤン色の濃い演奏になっているとさえ感じられる。そのような帝王に敢えて逆らおうとしたポゴレリチが練習の際に衝突し、コンサートを前にキャンセルされたのは有名な話である。本盤におさめられた演奏も、どちらかと言えばカラヤン主導による演奏と言える。カラヤンにとっては、シューマン、グリーグのいずれのピアノ協奏曲も既に録音したことがある楽曲でもあり、当時期待の若手ピアニストであったツィマーマンをあたたかく包み込むような姿勢で演奏に望んだのかもしれない。特に、オーケストラのみの箇所においては、例によってカラヤンサウンドが満載。鉄壁のアンサンブルを駆使しつつ、朗々と響きわたる金管楽器の咆哮や分厚い弦楽合奏、そしてティンパニの重量感溢れる轟きなど、これら両曲にはいささか重厚に過ぎるきらいもないわけではないが、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していると言える。カラヤンの代名詞でもある流麗なレガートも好調であり、音楽が自然体で滔々と流れていくのも素晴らしい。ツィマーマンのピアノも明朗で透明感溢れる美しい音色を出しており、詩情の豊かさにおいてもいささかの不足はなく、とりわけ両曲のカデンツァは秀逸な出来栄えであるが、オーケストラが鳴る箇所においては、どうしてもカラヤンペースになっているのは、若さ故に致し方がないと言えるところである。もっとも、これら両曲の様々な演奏の中でも、重厚さやスケールの雄渾さにおいては本演奏は際立った存在と言えるところであり、本演奏を両曲のあらゆる演奏の中でも最も壮麗な名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。本盤は1981〜1982年の録音であり、本盤でも十分に満足し得る音質であると言える。しかしながら、先日、特にピアノとの相性が抜群のSHM−CD盤が発売されたが、音質がより鮮明になるとともに、音場が広くなったと言えるところである。さすがにSACD盤ほどではないが、いまだ未購入の方で、本名演をより鮮明な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の購入をお奨めしたい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月15日

    カラヤンとツィマーマンが組んで行った唯一の協奏曲録音である。そもそもカラヤンが、協奏曲の指揮者として果たして模範的であったかどうかは議論の余地があるところだ。カラヤンは、才能ある気鋭の若手奏者にいち早く着目して、何某かの協奏曲を録音するという試みを何度も行っているが、ピアニストで言えばワイセンベルク、ヴァイオリニストで言えばフェラスやムター以外には、その関係が長続きしたことは殆どなかったと言えるのではないだろうか。ソリストを引き立てるというよりは、ソリストを自分流に教育しようという姿勢があったとも考えられるところであり、遺された協奏曲録音の殆どは、ソリストが目立つのではなく、全体にカラヤン色の濃い演奏になっているとさえ感じられる。そのような帝王に敢えて逆らおうとしたポゴレリチが練習の際に衝突し、コンサートを前にキャンセルされたのは有名な話である。本盤におさめられた演奏も、どちらかと言えばカラヤン主導による演奏と言える。カラヤンにとっては、シューマン、グリーグのいずれのピアノ協奏曲も既に録音したことがある楽曲でもあり、当時期待の若手ピアニストであったツィマーマンをあたたかく包み込むような姿勢で演奏に望んだのかもしれない。特に、オーケストラのみの箇所においては、例によってカラヤンサウンドが満載。鉄壁のアンサンブルを駆使しつつ、朗々と響きわたる金管楽器の咆哮や分厚い弦楽合奏、そしてティンパニの重量感溢れる轟きなど、これら両曲にはいささか重厚に過ぎるきらいもないわけではないが、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していると言える。カラヤンの代名詞でもある流麗なレガートも好調であり、音楽が自然体で滔々と流れていくのも素晴らしい。ツィマーマンのピアノも明朗で透明感溢れる美しい音色を出しており、詩情の豊かさにおいてもいささかの不足はなく、とりわけ両曲のカデンツァは秀逸な出来栄えであるが、オーケストラが鳴る箇所においては、どうしてもカラヤンペースになっているのは、若さ故に致し方がないと言えるところである。もっとも、これら両曲の様々な演奏の中でも、重厚さやスケールの雄渾さにおいては本演奏は際立った存在と言えるところであり、本演奏を両曲のあらゆる演奏の中でも最も壮麗な名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。本盤は1981〜1982年の録音であり、従来盤でも十分に満足し得る音質であった。しかしながら、今般、特にピアノとの相性が抜群のSHM−CD盤が発売されたが、音質がより鮮明になるとともに、音場が広くなったと言えるところである。さすがにSACD盤ほどではないが、本名演をより鮮明な音質で味わうことができるようになったことを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    ニッパー君  |  茨城県  |  不明  |  2011年03月16日

    ここに一枚のCDがあります。初めて買ったクラシックCDです。何せ『ウルトラセブン』のシューマンと『ウォークマン2』のグリーグのカップリングですから,入門者の私には最適。深く瞑目するカラヤンとハンサムなツィマーマンの横顔に惚れ込んでしまい,記念すべきジャケ買い第1号ともなりました。収録された中ではグリーグの第2楽章が殊に印象的で,その哀愁を湛えた得も言われぬ美しい旋律に,思いもよらず涙が頬を伝ったことが昨日のことのように思い出されます。早いもので,その感動から二十数年の月日が喜怒哀楽とともに過ぎ去りました。そして,今。穏やかな日常が恐るべき非日常に豹変した3・11東日本大震災から六日目の夜を迎えました。この間,私なりに全力で震災に立ち向かい,被災者支援に取り組みました。そして,音楽に癒しを求める気持ちが甦った今,手に取ったのがこの一枚です。末筆となりましたが,このたびの震災において亡くなられた数多の尊い命に哀悼の誠を捧げますとともに,避難生活を余儀なくされている被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。私は信じています。日本がこの未曾有の難局を誇り高く乗り越え,復興の日が訪れることを。そして,すべての音楽が日本中の,いいえ,世界中の人と人とを結ぶ愛の力の結晶であることを。

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  • ★★★★★ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2011年02月10日

    LP時代のデジタル録音だったにも関わらず、当初、CDがなかなか発売されないと言う奇妙な経緯を持った音源でした。輸入盤仕様での国内盤発売ではグリーグの冒頭のピアノソロの抜けが悪かったのですが、音源のOIBP化で、その弱点は幾分解消されましたが、今回のSMH-CD化で音質がどのように改善されるか楽しみです。もちろん演奏は折り紙つきですが、カラヤンのサポートには賛否が分かれることでしょう。

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  • ★★★★☆ 

    vitty ist meine Liebe  |  NETHERLANDS  |  不明  |  2010年11月01日

    若いころのツィマーマンの演奏で、今とはまた違う雰囲気だが、 演奏は素晴らしい。 特にグリーグは初っ端の入りから引き込まれる。 シューマンはアルゲリッチやミケランジェリを聞いている人には、 少し違和感を覚えるかもしれないが、カデンツァをはじめ、 曲の節々から彼の個性や、曲を作り上げていく上でのこだわりを感じる。 カラヤンは若手のソリストにとっては圧倒的な存在で、 やりにくいと感じる者もいるらしいが、曲が仕上がった時に、 その音楽性の高さに本人も驚くという話を聞いたが、 このコンチェルトも音楽性の高さに驚く作品に仕上がっている。

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  • ★★★★★ 

    かめ  |  東京都  |  不明  |  2009年09月19日

    オケ、ピアノとも最高です。ただこのような演奏はライブではありえない。ツィメルマンの理想的な演奏と完璧なベルリン・フィル。脱帽。

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  • ★★★★★ 

    東京シャルプラッテン  |  東京都  |  不明  |  2009年05月18日

    グリーグが特に良い。ツィマーマンのリリシズム溢れるピアノ。細部まで彫刻されたカラヤンの指揮。今では聴く事のできない世界がここにある。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年04月01日

    何んと言ってもツィマーマンの若さが魅力的な盤でありますがカラヤンの指揮ぶりにも注目したいところです。両曲とも踏み込んだカデンツァは素晴らしいです。これらの曲は余り老成ぶったピアニストには不向きと思われこの頃そう彼がショパンコンクールで優勝して暫らく経った頃がある意味で「旬」かもしれません・・・勿論以降年加齢を重ねての味わいも魅力的なのですが。カラヤンのシューマンバックと言えばリパッティの古い録音を思わず思い出しました。一層の絶妙華麗さはテンポの大胆な操作をより際立たせて素晴らしい盤となりました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年04月01日

    何んと言ってもツィマーマンの若さが魅力的な盤でありますがカラヤンの指揮ぶりにも注目したいところです。両曲とも踏み込んだカデンツァは素晴らしいです。これらの曲は余り老成ぶったピアニストには不向きと思われこの頃そう彼がショパンコンクールで優勝して暫らく経った頃がある意味で「旬」かもしれません・・・勿論以降年加齢を重ねての味わいも魅力的なのですが。カラヤンのシューマンバックと言えばリパッティの古い録音を思わず思い出しました。一層の絶妙華麗さはテンポの大胆な操作をより際立たせて素晴らしい盤となりました。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年09月19日

    SCHUMANN;15’29/5’24/10’40 GRIEG;14’00/7’12/10’52

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