ポリーニ/幻想ポロネーズ、舟歌〜ショパン後期作品集
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年10月07日
人は音楽に何を聞くのだろう それは何を歌うということにも通じる ”ショパン”を聴く人は或いは弾く人はそこで何を見何を聴き何を思うのか わたしはピアニストが嫌いだ 自惚れというか高慢というか音楽をすることから一番遠くにいる人たちと見える ピアノ以外何も見えていないとも感じる その象徴が”ショパンのピアノ”だと思ってきた 忌避してきたショパンを何故聴くのかの問いには明確に答えられる それはポリーニの演奏で”エチュード集”を聴いたことと”ポロネーズ集”(SACDシングルレイヤー)を聴いたことに拠る 一言で言えば”ショパン”の表情が見え声が聴こえた ”ショパン”という人間に出会えたからだ 彼の音楽が持つ機能とそこに宿る紛れも無い真情がポリーニの手によって伝えられたのだ さてこの後期作品集は美しい 夭折寸前のショパンが書く音楽から何が見え聴こえたか それはわたしに問われていることで ポリーニに責を負わせる範疇にない ポリーニはそこにあるがままを弾いたのだ 演奏家はそれでいい あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2018年12月31日
ここに来てポリーニの円熟味はまことに素晴らしく、演奏芸術の最高域に達したといって良いと思います。技術の衰えが・・・というのは愚の骨頂で、それを超て語るべきものと思います。非常にピュアで、ショパンの存在しか感じないくらいのもの。今後ポリーニが最後に枯れゆくさままでしっかり見届けたいと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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apteekkari37 | 千葉県 | 不明 | 2018年06月13日
私はピアノに関しては初心者ですが、このCDを聴いて、心が温まるというか、幸せな気分にさせてくれる、そんな演奏でした。最初の舟歌は出だしがキラキラしていて、細部のピアニッシモは音が出る限界の指使いではないかと思われるぐらいに感じられて、それもまた心地が良かったのです。 私の宝物になりました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hyperion | 京都府 | 不明 | 2017年06月01日
19世紀の「ピアノの詩人」の諸作品を、20/21世紀の「ピアノの詩人」が「ピアノの詩人たち」のために弾いた記録。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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