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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

Blu-spec CD 2 ピアノ協奏曲第2番、第3番 セルゲイ・ラフマニノフ、レオポルド・ストコフスキー、ユージン・オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団

ピアノ協奏曲第2番、第3番 セルゲイ・ラフマニノフ、レオポルド・ストコフスキー、ユージン・オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団

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    ようたん  |  大阪府  |  不明  |  2021年03月18日

     鬼気迫る演奏に、長年、付き合えるアルバムです。ラフマニノフ自作自演と言う事も価値があると思います。名盤です。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2013年04月07日

    ラフマニノフは偉大な作曲家であると同時に偉大なピアニストであった。それだけに、4曲にも及ぶピアノ協奏曲や、パガニーニの主題による変奏曲、2曲のピアノ三重奏曲、2曲のピアノ・ソナタをはじめとする相当数のピアノ曲を作曲しているところである。どの曲も、難曲の部類に属するが、それは、ラフマニノフが他の誰よりも大きな手の持ち主であり、どのような曲でも弾きこなすだけのヴィルトゥーゾ・ピアニストであったことにもよるものと思われるところだ。ラフマニノフの数あるピアノを用いた作品の中でも特に有名なピアノ協奏曲第2番及び第3番について、自作自演が遺されているというのは、クラシック音楽ファンにとっても何という素晴らしいことであろうか。ピアノ協奏曲第2番については1929年、そしてピアノ協奏曲第3番については1939年のモノラル録音であり、いずれも音質は決して良好なものとは言えないが、ラフマニノフがこれらの2つの有名曲をどのように解釈していたのか、そして、ラフマニノフがヴィルトゥーゾ・ピアニストとしていかに卓越した技量を有していたのかを知る意味においては、極めて貴重な歴史的な記録とも言えるであろう。先ずは、両曲の演奏ともにやや速いテンポ設定をとっていることに驚かされる。当時の演奏傾向にもよるとは思うが、それ以上に、ラフマニノフがいかに人間離れした卓越した技量の持ち主であったのかがよくわかるというものだ。両曲ともに、ロシア風のメランコリックな抒情に満ち溢れた旋律が満載の楽曲ではあるが、ラフマニノフはやや速めのテンポをとりつつも、それらの旋律の数々を情感豊かに歌い抜いているところである。アゴーギクなども駆使しているが、決してセンチメンタリズムには陥らず、いささかの古臭さを感じさせないのが素晴らしい。もっとも、音質が悪い(特に、ピアノ協奏曲第2番)ので、ラフマニノフのピアノタッチが鮮明に再現されているとは言い難いのがいささか残念ではあるが、ラフマニノフの両曲に対する捉え方、そして持ち味の超絶的な技量を堪能することができるという意味においては、歴史的な意義が極めて大きい名演と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。もっとも、前述のように音質は今一つであるというのが玉に傷と言ったところだ。今般のBlu-spec-CD化によって、若干ではあるが音質は改善されたが、それでもトゥッティにおける各楽器セクションの分離の悪さは如何ともしがたいものがあると言える。もっとも、これまでの従来CD盤よりは聴きやすい音質(とりわけピアノ協奏曲第3番)でもあると言えるところであり、本演奏を聴くのであれば、迷うことなく本Blu-spec-CD盤を購入すべきだ。なお、ラフマニノフは、ピアノ協奏曲第1番及び第4番についても録音を行っているところであり、今後はそれらの録音についてもBlu-spec-CD化していただくことをこの場を借りて要望しておきたいと考える。

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年01月15日

    比較的多く自他作に渡って演奏記録が残されているラフマニノフ諸盤の中でピアノ協奏曲本二曲については特にもう語り尽くされた名演盤でとにかく作曲家とピアニストのはざ間で様々な面を持つラフマニノフの人となり・哲学が見え隠れしているとも伝えられており後世数多のピアニストの気に入り演奏と共に是非手元に置いて作曲者の絶対たる意思説得性を各リスナーなりに確かめるべき貴重な盤・・・繰り返し色々なフォーマットで今後も出る事と思います・・・であります。先ず56歳の時の収録曲第2番の方は1929年ストコフスキー/フィラデルフィアOのバックでの演奏でタイムが@9’52A10’55B11’04とテンポ的には速いのですが彼の大きな手(片手で1.5オクターブを鳴らせたらしいです)と超人的テクニックによりその推進力の凄さは何れのパッセージでも余裕が感じられます。後世の演奏家のロマンチックな演奏(そうした演奏によりこの曲が人気高くなった面もありますね)に比べれば演奏自体印象としては淡々さが先行するかも知れませんが抑制された基調での例えば第2楽章の抒情性の歌いこみは結構効果的さえあると感じました。バックのストコフスキーは当時47歳、ラフマニノフのピアノとのバランスがちゃんと保たれておりストコフスキー節等の極端な個性に走る処・・・最終楽章のクロージングの溜め押し他・・・も癖が少なく古い録音故の音の貧しさはともかくボルタメントを効かせたオーケストラの把握力が窺えます。次に1939〜1940年収録の第3番はバックが40歳のオーマンディ指揮フィラデルフィアOでタイムは@14’00A8’39B11’28とこれも一般の演奏よりショート目なのは特にカット部分がある事にもよるのでしょう。ただこの演奏でのバックは私の世代でも馴染みになっていたオーマンディ/フィラデルフィアOであり後の時代の豪華サウンドは古い音質とは言えもう楽しめるわけですね。第2番より技術的・音楽的要求度の高いこの第3番はホロヴィッツの1978年ライブ演奏が有名でホロヴィッツは伴奏指揮者にオーマンディを要望したとの事です。本演奏ではカット部分と作曲者ならではの若干の変更もあるのですがラフマニノフのフィーリングがより顕著に表れている様ですね。なお、第1番は1939〜1940年オーマンディ/フィラデルフィアOの伴奏で収録されております(タイム@12’11A5’23B7’26)。まぁ、何れにしても彼の旋律感、和音感を伝えるべく演奏盤として後世長く聴き継がれるのでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    便所の落書き  |  不明  |  不明  |  2010年12月17日

    ノイズが綺麗に除去されている。英国のDuttonレーベルから復刻されたラフマニノフの自演盤は他レーベルの同内容の自演盤CDと比較すると音質のクリアさという点では一歩譲るかも知れないが、何と言ってもこれまで悩みに悩まされたスクラッチノイズが聴こえないのだから!ストレスフリーなのでピアノに集中出来る。

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