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ベートーヴェン(1770-1827)

Blu-spec CD 2 ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第4番 アルトゥール・ルービンシュタイン、ダニエル・バレンボイム&ロンドン・フィル

ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第4番 アルトゥール・ルービンシュタイン、ダニエル・バレンボイム&ロンドン・フィル

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月16日

    ルービンシュタインは、3度にわたってベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をスタジオ録音している。ルービンシュタインはポーランド出身ということもあって、稀代のショパン弾きとしても知られてはいるが、前述のように3度にわたってベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音したことや、生涯最後の録音がブラームスのピアノ協奏曲第1番であったことなどに鑑みれば、ルービンシュタインの広範なレパートリーの中核を占めていたのは、ベートーヴェンやブラームスなどの独墺系のピアノ曲であったと言えるのかもしれない。本盤におさめられたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番&第5番は、ルービンシュタインによる3度目のピアノ協奏曲全集(1975年)からの抜粋である。最初の全集であるクリップス&シンフォニー・オブ・ジ・エアとの演奏(1956年)や、2度目の全集であるラインスドルフ&ボストン交響楽団との演奏(1963年)と比較すると、本演奏は88歳の時の演奏だけに、技量においてはこれまでの2度にわたる全集の方がより優れていると言える。しかしながら、本演奏のゆったりとしたテンポによる桁外れのスケールの大きさ、そして各フレーズの端々から滲み出してくる枯淡の境地とも言うべき奥行きの深い情感の豊かさにおいては、これまでの2度にわたる全集を大きく凌駕していると言えるだろう。このような音楽の構えの大きさや奥行きの深さ、そして格調の高さや風格は、まさしく大人(たいじん)の至芸と言っても過言ではあるまい。特に、両曲の緩徐楽章の深沈とした美しさには抗し難い魅力があると言えるが、その清澄とも言うべき美しさは、人生の辛酸を舐め尽くした巨匠が、自らの生涯を自省の気持ちを込めて回顧するような趣きさえ感じられると言える。これほどの高みに達した崇高な音楽は、ルービンシュタインとしても最晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地と言えるのかもしれない。ルービンシュタインの堂々たるピアニズムに対して、バレンボイム&ロンドン・フィルも一歩も引けを取っていない。バレンボイムは、ピアニストとしても(クレンペラーの指揮)、そして弾き振りでも(ベルリン・フィルとの演奏)ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しているが、ここではルービンシュタインの構えの大きいピアニズムに触発されたこともあり、持ち得る実力を存分に発揮した雄渾なスケールによる重厚にして渾身の名演奏を展開しているのが素晴らしい。いずれにしても、本盤におさめられたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番及び第5番の演奏は、いずれも両曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は従来CD盤でも十分に満足できるものであったが、数年前に行われたSHM−CD化、今般のBlu-spec-CD2化によって、音質は大きく改善されることになった。もっとも、メーカーの段階的な高音質化というあくどい金儲け主義を助長するようで気が引けるが、ルービンシュタインによる超名演でもあり、今後はSACD化を図るなど更なる高音質化を望んでおきたいと考える。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月22日

    ルービンシュタインは、3度にわたってベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をスタジオ録音している。ルービンシュタインはポーランド出身ということもあって、稀代のショパン弾きとしても知られてはいるが、前述のように3度にわたってベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音したことや、生涯最後の録音がブラームスのピアノ協奏曲第1番であったことなどに鑑みれば、ルービンシュタインの広範なレパートリーの中核を占めていたのは、ベートーヴェンやブラームスなどの独墺系のピアノ曲であったと言えるのかもしれない。本盤におさめられたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番&第5番は、ルービンシュタインによる3度目のピアノ協奏曲全集(1975年)からの抜粋である。最初の全集であるクリップス&シンフォニー・オブ・ジ・エアとの演奏(1956年)や、2度目の全集であるラインスドルフ&ボストン交響楽団との演奏(1963年)と比較すると、本演奏は88歳の時の演奏だけに、技量においてはこれまでの2度にわたる全集の方がより優れていると言える。しかしながら、本演奏のゆったりとしたテンポによる桁外れのスケールの大きさ、そして各フレーズの端々から滲み出してくる枯淡の境地とも言うべき奥行きの深い情感の豊かさにおいては、これまでの2度にわたる全集を大きく凌駕していると言えるだろう。このような音楽の構えの大きさや奥行きの深さ、そして格調の高さや風格は、まさしく大人(たいじん)の至芸と言っても過言ではあるまい。特に、両曲の緩徐楽章の深沈とした美しさには抗し難い魅力があると言えるが、その清澄とも言うべき美しさは、人生の辛酸を舐め尽くした巨匠が、自らの生涯を自省の気持ちを込めて回顧するような趣きさえ感じられると言える。これほどの高みに達した崇高な音楽は、ルービンシュタインとしても最晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地と言えるのかもしれない。ルービンシュタインの堂々たるピアニズムに対して、バレンボイム&ロンドン・フィルも一歩も引けを取っていない。バレンボイムは、ピアニストとしても(クレンペラーの指揮)、そして弾き振りでも(ベルリン・フィルとの演奏)ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しているが、ここではルービンシュタインの構えの大きいピアニズムに触発されたこともあり、持ち得る実力を存分に発揮した雄渾なスケールによる重厚にして渾身の名演奏を展開しているのが素晴らしい。いずれにしても、本盤におさめられたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番及び第5番の演奏は、いずれも両曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は従来盤でも十分に満足できるものであったが、数年前に発売されたSHM−CD盤が現時点ではよりベターな音質であると言える。もっとも、ルービンシュタインによる超名演でもあり、今後はSACD化を図るなど更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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    ポックン  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月20日

    第4番にも絶賛したい。「皇帝」については世評高く、ポリーニ&ベーム&ウィーン・フィル盤と双璧を成す、と私は勝手に思っているが、4番については対抗馬が見当たらない。強いて言えば、グルダ&シュタイン&ウィーン・フィル盤だが、このルービンシュタイン盤と比べると、スケールが小さい(それがよいのだという見方もあるが)。いずれにせよ、4番と5番の2曲が共に風格豊かな最高の演奏で堪能できる当ディスクは、奇跡の名盤と呼ぶに相応しい。

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  • ★★★☆☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2010年04月19日

    皇帝のみの評価だがこれが難しい。ゆったりとして大家の雰囲気があるのは間違いないが、ゆったりとしすぎてはいないか?私はもっとこの曲には鋭さがあってもいいと思う。ルービンシュタインの音も速いパッセージでは粒が揃って美しいとはいいがたい。

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    guinness  |  神奈川県  |  不明  |  2010年01月23日

    久しぶりレコード棚でみつけ取り出して聴いてみたが、とんでもない名演だった。ルービンシュタインの大河の様な演奏は想像通りだが、これをしっかり支えるバレンボイムの頑張りが素晴らしい。’75だから未だ30代前半だと思うが、バレンボイムには後の活躍を占うような才能がここでも聴かれる。ロンドンフィルとの組合せも珍しいがとても好演している。

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  • ★★★★★ 

    lalo  |  福岡  |  不明  |  2007年11月23日

    まったく上のレビューのとおり。決して急がずゆったりと 堂々としており、人生の甘いも酸いも経験した大人の趣味人ゆえの演奏。皇帝ではとかく華やかにやる演奏があるが、現代の、特に指揮者はこのテンポ感を見習ってもらいたいものだ。このテンポで演奏するにはオーケストラも実は相当の実力が無いといけないということも実際にこの曲を演奏された方なら理解して頂けると思う。

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