展覧会の絵
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年12月12日
40年以上前の音響設定であるにも拘らず その創造性に脱帽する ラヴェルの管弦楽編曲からの影響を云々する向きもあるが 音色のベースに人声とチェンバロとオルガンそして打楽器を据えモーグの機械音で増幅する手法と見た 人間は記憶からしか想像を膨らませることができない 聴く者もそこからしかイメージを拡大して行けない 聞こえたものが記憶を刺激するのは宿命である 後はそれぞれがどこまで広がり飛んで行けるかということに尽きる ”卵の殻を着けた雛の踊り”を筆頭に冨田勲のユーモアをわたしは愛する ジャケットにもあるあの”キエフの大門”のような家に住み あの塔の上の部屋でコンサートを開きたいと子供の頃から思っている 懐かしい音楽の友を招いて‥ そんな幻想をニコニコして聞いてくれるトミタがこの”展覧会の絵”の中にいる 失われた友への尽きない友情がこの音楽と演奏にはある 寒い冬の日 暖かい部屋で聴きたいものだ あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Best Gig | 不明 | 2008年08月16日
'75年発表。ムソルグスキーの代表作。以前、虫プロが第1作として劇場アニメ化した際に、ラヴェル編曲の使用を巡って著作権問題が起こり、急遽依頼され短期間で仕上げた冨田勲編曲版が使われたこともあった因縁の曲。管弦楽版やEL&Pのロック版などで知られる同作品の中でも、冨田勲版はもっとも個性的な仕上がりだろう。創作手法の確立により、前作の半分の7ヶ月で完成。「卵の殻をつけた雛の踊り」で聴ける、ヒヨコと親鶏、途中でおじゃま虫に登場するドラ猫のやりとりは、まさに手塚アニメのような描写力。FM音源のような鋭いトーンを生み出す、シーケンサーをオシレーターに使った独創性には、発明者のモーグも舌を巻いた。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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