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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD チェロ協奏曲、ピアノ三重奏曲第1番 ケラス、エラス=カサド&フライブルク・バロック管、I.ファウスト、メルニコフ(+DVD)

チェロ協奏曲、ピアノ三重奏曲第1番 ケラス、エラス=カサド&フライブルク・バロック管、I.ファウスト、メルニコフ(+DVD)

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年01月07日

    不思議な明るさを伴ったイ短調の協奏曲は 永年の病が深刻になる晩年に書かれていながら能弁だ 積極性さえ見せ語りかけてくる しかしヴァイオリン同様このチェロの協奏曲もシューマンの生前には演奏されていないようだ 死後まもなくして初演された際にもホッホコフラーの加筆修正があったと伝えられる またピアノ伴奏版やヴァイオリン独奏に替えられた版があったりシューマンが決定稿を完成していなかった感が否めない ケラスはこの閉じられた部屋のような音楽に生命の灯をいくつも点し シューマンの表情や仕草そして心の襞まで照らし出してくれた 深い愛と寛容の手が差し伸べられ その掌にシューマンが指を重ねたから点った灯だ このフライブルクBOとの協奏曲シリーズの芯を貫いている作曲者と作品への共感と探究心が難曲の真実を紐解く鍵になっている 快楽の向こうに苦難が隠れている その苦味も含んでこそ真の旨味も味わえようというもの シューマンはビターチョコレート この極上のチョコ味ってみてはいかが

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