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CD ヴェーグ四重奏団の芸術(14CD)

ヴェーグ四重奏団の芸術(14CD)

商品ユーザレビュー

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    スズ  |  東京都  |  不明  |  2019年07月27日

    書評の良さと廃盤になってしまいそうなので慌てて購入しました。リマスターに関してはおおむね書評通りでした。ただ、聞きやすさにこだわるあまり、元の音源から大事な部分がなくなってはいないか心配しました。シャンドル・ヴェーグの無伴奏を以前に聞いたが、あの時の感激がよみがえらなかったので星一つ減。

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  • ★★★★★ 

    mole3R  |  愛知県  |  不明  |  2018年03月22日

    リマスタリングの勝利か、クリアーで、兎も角美しいモノ・サウンド。そこから現代やアメリカ系のクヮルテットからはなかなか聞けない、極上の四重奏が現れます。全般にゆったりしたテンポで、これ見よがしな先鋭な表情などどこにもないのに、どの瞬間にも充実した音楽があふれている---ヴェーグ自身は勿論4本の弦から、「中欧の弦」の恐るべき伝統の深さが聞ける気がします。思いのほか、それは清潔で豊か。ブラームスや初期のベートーヴェンなんか、(スタイルとか、好き嫌いはあるかもしれないけど)もう素敵な体験です。 唯一A.シャルラン録音のモーツァルトだけは、シャルランサウンドの片鱗も感じられないリマスターだったことが残念。

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  • ★★★★★ 

    maruno  |  兵庫県  |  不明  |  2017年08月12日

     よく歌うヴェーグがここにある。この旧録を聴いて初めてヴェーグ四重奏団の神髄がわかった。高い技術に基づいた活発なアンサンブル。とことん歌いこんだ音楽。柔らかく暖かい調べ。ああ、嘆息。  いきなり大フーガから。しかしこんなに美しい大フーガがかつてあったか。すべてがメロディアスで、各声部が明確に歌い、どこまでも美しく響きわたり続け、ついに最後には感動、ただ感動で終える。  続けて嬰ハ短調。ブタペストのように厳しく聴かせる演奏ばかり追い求めていたばかりに長く気付かなかった姿がここにある。嬰ハ短調はかくも抒情的な調べに満ち満ちた曲なのだ。  そしてラズモフスキーの3曲を立て続けに聴く。いや、思わず立て続けに聴くはめになってしまった。やめられない。止められない。そして3番のフィナーレに立ちすくむ。圧倒されて。そのまま新録のラズモフスキー3番のフナーレと聴き比べたところ、やっていることは全く同じなのに圧倒感が違うことに気付いた。そう。これが旧録の凄さなのだ。  さてベートーヴェン全集の新録の方ですが、確か40年前に新発売だったのでしょう、FMでよく流れていましたね。特にラズモフスキーがよく流れていた。中学生だった私は、これがベートーヴェンの弦楽四重奏曲の登竜門でした。その後、ブタペストによる後期四重奏曲を知ったが、十何年も経過したある日、BOXセットで売られていたヴェーグのベートーヴェン新録を偶然見つけてただ懐かしさだけで購入したんだっけ。そこにあふれる優しい調べに包み込まれながら時折引っ張り出して聴くこと数十年、最近になって突然この旧録の存在を知った。市販されているとは驚いた。録音が悪いとのうわさでしばらくためらったが、思い切って購入して本当に良かった。基本的な解釈が旧録も新録も同じである点、さすがプロですね。すごい。にもかかわらず漂う音楽世界が違っている点、これぞプロです。これがまたすごい。自然界の音、香り、世界に身をまかせていくときっとこうなるよ、とでもいった芸術です。  1952年〜55年の録音としてはこんなものではないでしょうか。ただしモーツァルトとシューベルトの録音はひどすぎる。これはいただけない。どう聴いても1930年代の使い古したSPからの復刻といわれたらそうだと思ってしまう。これを聴いてがっかりした聴者は多いでしょうね。海賊盤も含めてたいがいの録音に寛容な私ですら、正直顔をしかめました。演奏はとてもいいのですよ。よく聴きこんでいくと歌うヴェーグがモーツァルトを格調高く歌い上げているのがわかります。ただし平均的水準からみて観賞に耐えられるとは思えないと申し上げておきます。したがって、モーツァルトとシューベルトの曲が聴きたい方にはお勧めしません。なお、ベートーヴェン、バルトーク、ブラームスの録音は良好です。1950年代の録音はたいがいこんなもんです。この年代の録音になじみのない方は、そう思ってお聴きになるといいと思います。

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  • ★★★★★ 

    davidah1  |  UNITED STATES  |  不明  |  2016年12月20日

    This Végh Quartet set is in clear mono sound. And the rendition of Bartok String quartets is a nice contrast with the ’’63 Juilliard String quartet, perhaps more lyrical. the Brahms is very detailed and inspiring. Can’t recommend this set enough!

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