Serenade.6, 7: Koopman / Amsterdam Baroque O
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しばいぬ | 京都府 | 不明 | 2017年05月17日
コープマンはその風貌が災いしてか、元気だけが取り柄のおバカさんのように評価されることがある。実際、はしゃぎすぎで落ち着きのない演奏も少なくないから仕方のない面もあるのだが、しかしこの人、ときに驚異的に美しい演奏をしていたりするので、まったく侮れない指揮者なのである。私はハフナー・セレナードの第6楽章アンダンテを溺愛していて、モーツァルト全作品中でも5本の指に入れたいほどなのだが(同じような評価を与える人を他で見たことがないのがホントに不思議なくらい)、この最高のアンダンテを最高に美しく演奏しているのが、ヴァント&バイエルン放送響(1982年)とコープマンなのである。コープマンによるこのアンダンテ演奏は、私には「幸せ」とは何かを音で語っているように聴こえる。これ以上はなかろうという無上の幸福感。そして、それがけっして永続することはないと知っているがゆえの透明な哀しさがないまぜとなった絶美の歌。モーツァルトを聴くことの醍醐味がこの8分半の時間に凝縮されている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アーノンクール | 岡山県 | 不明 | 2011年10月06日
コープマンのセレナータ・ノットゥルナをまだ聴いていない方には、自信を持ってお薦めします。豊富な装飾音を加えたティンパニのソロが大活躍、唖然とする素晴らしさです。必聴盤!!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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