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ベルリオーズ(1803-1869)

CD La Damnation De Faust: Ozawa / Bso Burrows Mcintyre E.mathis

La Damnation De Faust: Ozawa / Bso Burrows Mcintyre E.mathis

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    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月15日

    PENTATONE のリマスターシリーズ。「幻想交響曲」も素晴らしかったが、この「ファウストの劫罰」はそれ以上に鮮烈。小澤にとってベルリオーズは最も相性の良い作曲家だと思うが、いつの間に勉強したのだろう。ミュンシュとの接点だけでこれ程ののレヴェルに至るとは思えないし。やはりベルリオーズは小澤の感性に余程ピッタリと合う音楽なのだろう。しかし70年代の小澤の音楽は活き活きと鮮度満点で、素晴らしく精彩がある。ボストン響も若き小澤を盛り立て、全能力で支えているようだ。PENTATONE のリマスター SACD で、あの時代の名演が蘇ることに感謝。小澤 / BSO の「ファウストの劫罰」。プレートルやインバルの名盤を遥かに凌駕していると思える程にこの演奏は素晴らしい。皆さんにも一聴をおすすめします。

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2015年02月27日

    80年代から小澤のライヴは随分聴いたが、私の求める音楽とは違うという結論になり、最近はご無沙汰である。(「ヴォツェック」は私の聴いたワーストオペラ公演)ところが、今回なんとなく買った「ファウストのごう罰」を聴いて本当に驚いた。70年代の小澤はなんという精彩ある音楽をやっていたのか。俊敏で豪快で繊細。名盤といわれるミュンシュをはるかに凌ぐ。ボストン交響楽団がまた素晴らしい。この頃は、アメリカ・オーケストラの黄金時代だが、クリーヴランド、シカゴ、フィラデルフィアとはまた違った魅力に満ち一歩も引けを取らない。この後小澤は、ドイツ的なもっと濃く深い音を求め、シルヴァースタインらと対立、頸にするのだが、その結果私が聴いてきた80年代からのマーラーやリヒャルト・シュトラウスでのボストンの音は、もうここでの音ではなくなっていた。小澤という音楽家とドイツ後期ロマン派との相性も含め、彼の進んだ道は正解だったのだろうか。

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    Ochs  |  神奈川県  |  不明  |  2015年02月16日

    この曲はこれまではプレートル盤を聞いていましたが、ベーカーの声がこの役にしてはやや濃すぎるのと録音が今一つなので、本盤を購入してみました。前者とは数年違いの録音なのに格段と鮮明な音で各楽器のニュアンスが伝わり、そのためもあってか小澤の指揮が他の演奏では経験したことがないくらい鮮烈に感じました。ソリストはいずれも好演。モーツアルトでは今一つ凛とした趣が欲しくなるバーローズですが、ここではそのようなもの足りなさはなく当たり役と言っていいと思います。マティスのマルガリ―トはメゾでうたわれた時のような中低音域の粘りはなく、清澄な声で私のイメージにはあっています。マッキンタイアも重くなりすぎず充実した歌唱と言っていいと思います。ただ私の好みから言うと、この役にはもう少しだけ洒脱さのようなものが欲しいのですが、抜粋版のスゼー以後そのようなメフィストは聞いていないので、それはないものねだりでしょう。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年05月27日

    これは小澤さんの傑作。同じボストン交響楽団でかつてミュンシュ先生が聴かせてくれた豪快で情熱的なベルリオーズとは違っていて、いかにも小澤さんらしい丁寧で精妙な音楽です。しかし、上り坂にあった小澤さんの好調さ・勢いが全体を支配して、健康さを持った充実ぶりが気持ち良い出来栄えです。オケはさすがの名技。声楽陣は良好。録音もいまだに立派で何の問題もなく通用します。

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  • ★★★★★ 

    Wittelsbach  |  東京都  |  不明  |  2013年03月21日

    特に第2部第7場がすばらしいです。 メフィストフェレス役のマッキンタイアのまろやかな声(ドイツ語歌唱が多いですがフランス語の響きがこれほど合うとは思いませんでした)と精霊たちの合唱は宗教曲を思わせる美しさです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月11日

    小澤のボストン交響楽団の音楽監督就任後間もない頃の録音であるが、今なお小澤の代表盤の一つであるとともに、同曲のトップの座を争う名演と高く評価したい。小澤は、現在でこそ、ブラームスなどのドイツ音楽でも素晴らしい名演を聴かせてくれているが、若き時代には、どちらかと言うと、フランス系の音楽を十八番として、より頻繁に採り上げていた。本盤の録音の前後には、メシアン、ラヴェル、フォーレなど、今なお他の追随を許さないような名演の数々を生み出してるが、本盤のベルリオーズも大変得意としていた。今回のシリーズでは、本盤の「ファウストの劫罰」と幻想交響曲がSHM−CD化されて再発売されるが、演奏の質の高さからしても、大いに歓迎すべきであることであると言える。それにしても、本盤の小澤のセンス満点の音楽性の豊かさを何と表現すればいいのであろうか。どこをとっても、切れば血が出るような生命力に満ち溢れており、それでいて、フランス音楽ならではの洒落た味わいにもいささかの不足はない。各場面毎の描き分けも実に巧みに行っており、その演出巧者ぶりは、ウィーン国立歌劇場のシェフとして辣腕を振った後年の円熟の小澤を彷彿とさせるのに十分だ。独唱陣はいずれも秀逸であるが、特に、ファウスト役のスチュアート・バロウズの歌唱が素晴らしい。タングルウッド音楽祭合唱団もいつもながら見事な歌唱を聴かせてくれているが、随所で活躍するボストン少年合唱団の歌唱は、至純・至高の美しさを誇っており、本名演に大きく貢献していることを忘れてはなるまい。ボストン交響楽団も最高のパフォーマンスを示しており、これから若き小澤を盛り立てて行こうという力強い気迫さえ感じられる。録音も合唱を含め全体を鮮明に捉え切った見事なものであり、SHM−CD化によって、より鮮明さを増した点も高く評価したい。

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    Atsushi  |  川崎市  |  不明  |  2002年11月13日

    小澤の代表的名盤と言ってよいと思う。インバル盤と聴き比べても全く比較にならない。みずみずしい演奏、流れるような美しい旋律、歌唱陣も役の特徴にぴたりとはまってしかも上手い。「マルガリータの昇天」を歌う合唱は余りに天国的でこの世のものとは思われない。

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