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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第7番『夜の歌』 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

交響曲第7番『夜の歌』 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

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    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2017年08月12日

    「特異な名演」という言葉があるとしたら、まず思い浮かぶのが、ケーゲルの「田園」(サントリーライブ)と、このクレンペラーの「夜の歌」である。この場合の「特異」というのは、同曲異演として他の演奏、他のディスクと比較する意味がない演奏と言う意味。この異形ともいえる交響曲を、まともに正面から演奏したら、間違いなく退屈で失笑しかねないスタイルになるはずのところ、正面からでもまとも過ぎに演奏することで、コレほどまでに奇跡とも言える偉大な演奏が産まれた。例えばこの演奏をAIに記憶させ、最新のコンピューターを使ってこのクレンペラーの演奏を再生しても、やはり陳腐になってしまうのではないだろうか?それほどまでに「凡演」とは、薄い剃刀一枚の差でここまの名演が生まれたという事実は、やはりどこかにミューズの存在を感じずにはいられない。

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  • ★★★★★ 

    o.k.  |  東京都  |  不明  |  2017年03月26日

    実は、この曲を初めて聴いたのは40年前で高校生のころ、この演奏のLPであった。結果、不幸なことに これ以外の演奏はすべて軽薄に聞こえる。 特に第5楽章は、クレンペラー以外のすべての演奏が品のないパロディーになってしまう。 この演奏の第4楽章だけ、よく聴くことがある。 小細工を弄さず自然体で、癒される。 50年近く前、演奏会に先立ちリハーサルを兼ねて録音したものと思われる。 マーラー自身の初演に立ち会ったクレンペラーは、 「この美しい曲は理解されることがなかった。」と語ったそうだ。 クレンペラー以降の指揮者も理解できていないのではなかろうか。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年04月23日

     あまりに個性的で衝撃を受けた演奏(古楽器勢は除く)…グールドのゴルトベルク変奏曲,アファナシエフの録音の数々,チェリビダッケの特にブルックナー…色々ありますが,そんな中,衝撃度で抜きん出ているのがクレンパラーのマーラーの7番。かなりの衝撃は受けても,何度か聴いていくうちに慣れていき(アファナシエフ),納得させられ(チェリビダッケ),中には欠かせぬ愛聴盤となる(グールド)ものもありますが,このクレンペラーの7番だけは何度聴いても“衝撃”のまま。ところが,“嫌悪感”にならず,新鮮な“衝撃”のままでいるあたり,流石にクレンペラー。改めて大きな指揮者だったんだなぁ…と実感。いつか慣れるときがくるのだろうか…。でも,何度聴いても刺激的であるということ,愛聴盤となること以上に凄いことなのかもしれない。

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  • ★★★★★ 

    suddendeath  |  所在地  |  不明  |  2011年06月20日

    『変態的・麻薬的名演』   最初に聴いた時は、そのテンポの遅さから、とても聴くに堪えないと思った。 そう思いながら、せっかく買ったのだからということで2〜3回は聴いただろうか。でもいまいちピンとこなかった。 しばらくしてから、別の指揮者の「夜の歌」を聴いてみた。すると、以前は気に入ってたその演奏が、とっても物足りなく感じられるではないか。そして、なぜか無性にクレンペラーの「夜の歌」が聴きたくなってきたではないか。 ・・・このように麻薬的な習慣性がある上に、これを聴くと他の演奏がつまらなく聴こえてしまうというタチの悪い演奏なので、「夜の歌」の愛聴盤をたくさん持っておられる方には、クレンペラーは聴かないことをお勧めしたい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月02日

    マーラー没後百年ということで私にはかねてより難曲の交響曲第7番「夜の歌」の幾つかの演奏盤を再度自分の能力上達確認も兼ねて聴き直しております。本盤はクレンペラー/NPOによる1968年の録音演奏で多くの皆さんのレビューに屋上屋を重ねる感じがしましたがコメントさせていただきます。先ず演奏タイムが@27’46A22’08B10’30C15’38D24’40と特に第1,2,5楽章の時間のかけ方は半端なものではありません。第7番はスコアの第2,4楽章に「ナハト・ムジーク」と記せられていた事から「夜の歌」というタイトルもついていながら支離滅裂な感じでとっつきにくい印象があるので更にこの長さに聴く前から腰が引けるかと自分自身の思いもあり、ある覚悟も致し方ありません・・・プラハでマーラー自身の指揮での初演も聴衆の反応はかなり鈍かったらしくまして我々素人はそのレベル以下で当然なのかも・・・と自ら自己弁護のスタート。この曲はマンドリンとかカウ・ベルなど交響曲には珍しい楽器も使われ矛盾・分裂気味の印象を更に煽り聴き様によっては単に「音の瓦礫」にしか聞えかねない世紀末芸術的作品をリハーサルそして初演にも立ち会ったクレンペラー(当時83歳)はタイムをかける事によって判読されないまま過ぎる各楽章をゆっくりかみ締める様に聴かしてくれます。この辺りは表現こそ違ってはいますがHMVレビュー等にもある通りかと思います。それと重厚な演奏、言い換えるとギラギラせずに一音一音をかんで含めるように曲の核心を紐解いて行く姿勢が私の様な素人にも逞しい説得力を与えてくれます。最終楽章と対をなす第1楽章は冒頭葬送雰囲気の陰鬱なリズムでスタートしますがオーケストレーションにおける長短調の絶えざる行き来やシェーンベルク的不協和音に加えるに突如とした爆発と停滞の繰り返しにも聴く側はゆっくり対応できますね。第4楽章と対をなしていると言われる第2楽章は前楽章と変わって山岳風景的なホルンや前述のカウ・ベルなどで抽象的ではありますが田園風景が想起される楽章です。途中美しいメロディアス部分もありますがただマーチ基調は各楽器に加えティンパニーもアクセント付けします、最後のピチカートも効果的でとにかくこの演奏には身を浸したくなりました。第3楽章の冒頭の不気味なスタートは印象的、やがて現れるグロテスクなテーマもマーラー独特の感触。ある退廃的な臭いを醸し出しますがあくまで粘つかない墨絵的肌合いですね。トリオ中ほどのヴァイオリン、チェロ等の踊る処も絶妙です。第4楽章はヴァイオリン・ソロから入るのですが優しい雰囲気で茶々を入れる如く挿入されるマンドリンののどかさがホッとさせます。時折マーラーの曲に見られる各楽器を入れかわり立ちかわり登場させる室内楽的雰囲気も捨てがたいですね。最後は消え入りそうに〆めます。連打ティンパニーがこの最終楽章の象徴ですが決して狂気に走らず後半管楽器中心に「溜め」を不気味にばら撒きながら次第に山場へ・・・鐘も大いに鳴らされフィナーレへの体勢は万全・・・冒頭のティンパニーも多用されて勝利感の内に曲は閉じられます。正直冗長に感ずる時もありますが悠然としたスケール感で充実度もばっちり味わえます・・・。それにとにかくNPOの同伴ぶりも見事です。1964年ルードヴィッヒの歌唱での「リュッケルト歌曲集」五曲(私はこの世に忘れられて・・・6’34、真夜中に・・・5’34、浮世の暮らし・・・3’11、ほのかな香り・・・2’50、美しいトランペットの鳴り渡る所・・・6’06)も同年収録の名演「大地の歌」と軌を一にする素晴らしいものです。とにかく本盤皆さんと同様最高ランクに躊躇いたしません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    再生へ向かうシニー  |  Kanagawa  |  不明  |  2011年05月22日

    先週NHK-FMではじめて聴いて驚きのあまり思わず“凄い..”と独り言を言ってしまった演奏である。 これはもはやマーラーではない。 マーラーの原曲をクレンペラー氏が勝手にアレンジ(編曲)したもの(曲)になっている(ような気がする)。 マーラーの7番という生き物がどこかの沼かなにかに落ち、死んだと思われたが、また違う姿で(化け物として)よみがえってきたというか..(笑) 色々な箇所で、テンポを遅くしすぎたせいか、崩壊寸前(しかし、決して崩壊はしない)になることもあるし、最終楽章の冒頭など、私には(マーラーの7番ではなく)なにか違う曲が始まったのかと思えたりした。 初めてこの曲を聴いたのがこの演奏だった、という人は後が大変だと思う。 なぜなら、後で聴いた他の全ての演奏がまがい物に思われる可能性があるからだ(笑)。 初心者にはまずラトル、テンシュテット、バーンスタインあたりから入っていただいたほうが、この演奏がいかに変態的演奏かわかると思う。 しかし..この演奏は中毒になってしまうような凄い演奏ではある..。

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  • ★★★★★ 

    gusutol  |  山梨県  |  不明  |  2011年04月11日

    この演奏はLP時代から仏EMI盤で親しんできたが、その異様に遅いテンポひとつをとってみても一般的なマーラー演奏とは明らかに一線を画している。しかしながら、困ったことにこれを聴くとほかの演奏が物足りなく感じられてしまうのだ。たとえばフィナーレ冒頭のパースペクティブの効いたティムパニなど、もうこれしかないといえるのだが、まぁ、一言で言えば化け物、怪演の類であってどうにもビギナーにはお勧め致しかねる。まさに異形の名演と呼ぶにふさわしいだろう。正直星は10個くらいつけたい!

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  • ★★★★☆ 

    adagietto5555  |  千葉県  |  不明  |  2011年02月17日

    宇野先生がこのテンポでやったら、冗談音楽どころか空中分解してしまうだろうが、クレンペラーの場合、「この曲はこのテンポでなければならぬ。」という説得力を感じる。それでも、元々異常な音楽が異常な演奏されているのだから救いようがない。これぞ変態的解釈といえよう。これに慣れてしまうと、他の演奏が物足りなく聴こえてしまうから都合が悪い。初心者にはお薦めしない。

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  • ★★★★★ 

    トミーガン  |  東京都  |  不明  |  2010年12月30日

    これはスケールが幅広く素晴らしい。 今までインバル、テンシュテットを聴いていたが、これはあまりに違いすぎる。現在このような演奏はありえないのではとも思ってしまう。 60年代の録音のわりに音質は良く、演奏は新しい発見ばかり。 特に第1,2,5楽章の音一つ一つの意味深さに驚嘆した。

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  • ★★★★★ 

    毒神貴族  |  群馬県  |  不明  |  2010年12月01日

    第2楽章は、この世のものとは思えぬ虚空の響きが闇の底から伝ってくるかのような演奏である。第3楽章は実に凄い。ここでは暗黒それ自体が踊っているのだが、なんとも言えない不気味な楽しさがある。相性というか価値観が合いさえすれば、きっと病み付きになるに違いない。

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  • ★★★★★ 

    おやばかうさぎ  |  長崎県  |  不明  |  2010年11月28日

    魑魅魍魎妖怪大戦争恐くて妖しくてイッてしまってます。

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  • ★★★★★ 

    ルリテッサ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年06月13日

    すごいの一言。終楽章は規格外のすごさ。中間の三つの楽章は、あまたの演奏と比較しても、とてもよく描けていて、この演奏で初めて良さがわかりました。しかし、ほんとに、この終楽章は・・・。

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  • ★★☆☆☆ 

    masashing  |  大阪府  |  不明  |  2010年05月15日

    私はマーラーの全交響曲を愛し、200枚にものぼるCDを集めるまでに25年かかった。この7番は、3番・8番とともに愛聴曲になるのに長い期間を費やしたうちのひとつであるが、その過程でこの盤に巡りあっていたら、挫折して中断するか、またはさらに多くの時間がかかっていただろう。同じクレンペラーのマタイ受難曲を聴いた時の超スローテンポは、バッハでは納得できた。だが、残念ながらマーラーでは我慢の限界を超えていた。楽団のフライイングもむべなるかな、である。 クレンペラーは決して嫌いな指揮者ではない。マーラーは第2番、2枚の第9番、大地などは好きで、むしろ尊敬に値する。だが、この99分も費やす7番だけは「久しぶりの拷問」である。3度聴き直してもダメだった。過去、歳を経て、評価が変わったものもあり、数年後には評価が変わるかもしれないが、とりあえず今はゴメんなさいとしか言えない。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2010年02月14日

    これは 他の同曲ディスクとは全く別の音楽である。いやそれが言い過ぎだとしても、少なくとも 表現している世界は別次元であるとはいえる。 その世界が、はたしてマーラーの望んだものかどうかは判らないが、そうでないとしたら、クレンペラーの表現はマーラーの発想を遥かに超えているということの証明に他ならない。  ここでレビューを書かれていらっしゃる全員の方が★5つというのも完全にうなづける。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年01月31日

    クレンペラーのマーラー演奏の、そして更にはクレンペラーのあらゆる演奏の頂点に君臨する不朽の超名演である。第1楽章の冒頭から、この世のものとは思えないような重量感溢れる巨大な音塊が迫ってくる。その勢いたるや、誰も押しとどめることはできない。正に、巨象の堂々たる進軍であり、ゆったりとしたテンポによる微動だにしない重厚な歩みであるが、それでいて決してもたれるということはない。それどころか、次はどのように展開していくのだろうかというわくわくした気持ちになるのだから、クレンペラーの芸格がいかに優れた高踏的なものであるのかがわかるというものだろう。中間部のこの世のものとは思えないような至高・至純の美しさや、終結部のド迫力は、もはや筆舌には尽くしがたい素晴らしさだ。第2楽章や第4楽章の夜曲も、同様に遅いテンポであるが、実に情感溢れる指揮ぶりだ。そのスケールの大きな雄弁さにはただただ舌を巻くのみ。終楽章は、下手な指揮だと単なるばか騒ぎに陥りかねない危険性をはらんでいるが、クレンペラーは、踏みしめるような重量感溢れるアプローチによって、実に内容のあるコクのある演奏を成し遂げている。そして、終結部の圧倒的なド迫力。聴き終えて、完全にノックアウトされてしまったという聴き手は私だけではないだろう。HQCD化によって、この超名演がより一層鮮明な音質で味わうことができるようになったことは、大変素晴らしいことだ。

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