眠る盃 講談社文庫
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boggie999 | 神奈川県 | 不明 | 2021年04月17日
向田さんのエッセー集を初めて読んだのは実は昨年のことなのだが、一ページ目から溢れんばかりの文才を感じた。特に昔話の記憶の正確さと映像が見えてくるような描写にはただ、驚くばかりだし、「ご不浄」など至る所に「昭和な言葉」が出てくるあたりは逆に「クール」だ。旅話もゾクゾクするほどに面白い。 本書を読むとテレサテンにしてもグレスケリーにしてもそうだが、本当に「美人薄命」という言葉の意味が恨めしい。 これはファンの間では言わない約束なのかもしれないが、もし向田さんが現在、生きていたら橋田寿加子のオバハンはあんなにいばっていられなかったはずだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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