『運命』 C.デイヴィス&BBC響、『イタリア』 C.デイヴィス&ボストン響
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年03月28日
C.デイヴィスのメンデルスゾーンの「イタリア」交響曲と「真夏の夢」組曲(四曲)の入ったLPを聴いていましたので本盤に関係ある前者について少し感想を入れますね。ディヴィスはメンデルスゾーンの交響曲をそう多く録音では取り上げてはおらず「イタリア」交響曲は本盤の1975年BSOとの録音のものと1984年BRSOを振った物が盤としては有るようです。本盤演奏タイムは@10’51A6’44B6’48C5’44と中庸を得たデイヴィスらしい演奏であります。第1楽章・・・イタリア系指揮者とは少し違う感覚で、そう、落ち着いた新鮮さが先ず耳ざわりに良いです。BSOの音色もそれに合ったものです。第2楽章も憂愁過ぎず落ち着いて展開されます。第3楽章のトリオにはメリハリがありそして最終楽章は活発ではあっても決して前のめりにならない処がコントロールを感じさせてくれます。名演と言われるトスカニーニ、カンテルリ等々とはまた違った味わいが楽しめます。なお、本盤にある他の曲は聴いておりませんのでOKランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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