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バッハ(1685-1750)

CD 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 五嶋みどり(2CD 日本語解説付)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 五嶋みどり(2CD 日本語解説付)

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  • ★★★★☆ 

    Mac  |  埼玉県  |  不明  |  2018年04月17日

     これは美音で奏でられるMIDORI色のバッハだ。バッハでありMIDORIだ。軽妙、自由な演奏で、戯れるような装飾音(これが適当すぎるなどと言って拒否される方もいる)でバッハと遊ぶ。呼吸するようにバッハを演奏している。ラプソディックな演奏だ。おそらくそこで好みが分かれるだろう。しかし、不思議なことにどんな演奏をしても、これはバッハであることは変わらない。厳しく峻厳な演奏だけがバッハではないのだ。楽しい演奏だ。マルツィ、ムローヴァと並び、私の第三の選択肢となった。

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  • ★★★★★ 

    なるみとなりま  |  福岡県  |  不明  |  2016年12月20日

    軽みへの跳躍ー俳諧で有名な松尾芭蕉の目指した意識が「軽み」でした。つまり、時代の移り変わりを見据えつつ、歌をその時に相応しいもの(芸術)にすることです。決して時代に流されるということではありません。このCDの演奏を聴いて感じたのはまさに「軽み」でした。作曲者の意図,精神は尊重しつつも、時代の変化に合わせて過去に作曲された音楽を再現する。バッハが生きていた時代の限界に縛られる事無く今この時の音楽として生命を楽譜に吹き込む。本当に人を鼓舞する演奏家とはそのような音楽を届けてくれるのではないかと思います。五嶋みどりさんがこのCDで聞かせてくれるのは、私にとって正にこの時代のバッハでした。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2016年10月15日

     線は細いが、その細さが持ち味。聴いてまず感じたのはこれ。    藤田嗣治の、面相筆で描かれた絵を思い出した。独特な白地のキャンパスに面相筆による線が描きこまれる。その細く繊細な線が一見平面的なキャンバスを区切り、何とも言えない立体感を醸し出す…。  音を積み上げていくのではない、 バッハの音世界を五嶋みどりが繊細に切り出していくように思えたディスクでした。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2016年05月21日

    アメリカで華々しくデヴュー、取り上げられるようになってから30年。世界的奏者としてレコーディング、コンサート、アメリカでは教授になり、日本、アジアでも若い奏者と共に演奏しつつ、音楽に触れる機会をつくる等社会活動も行ってらっしゃる。何かと大変だし、凄い事だ。そして、故国日本の寺院等で演奏し続けた後、ケルンで、遂に全曲録音されたバッハ。じっくりと聴かせてくれる処が多いのと、比較的速く演奏される対比。細かいこだわりもいつもながら見事。残響、ピリオド的奏法も程良く、柔らかく流れる軟水の様だ。魚達、その中でぴちぴちと、陽光を浴びて泳いでる。その傍らで祈る。21世紀、世界、日本、我が身の周りが崩れつつあるのを実感しながら聴いた素晴らしき誇るべき、称賛の日本人女性のバッハ。ヴァイオリン、人間が一つ。ムロ-ヴァも、イブラギモヴァも、イザべレ・ファウストも凄い。が、東洋、日本人である私には、我が妻君と齢も出身地も近しいみどりさんの鍛練、経験、一瞬の判断、吟味と、多くの人の力添えを経た、天才の音楽、へんてこりんな位ユニークな民謡舞曲、変奏曲が、一番心の中に、抵抗なく入って来る。有り難い。

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  • ★★★☆☆ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2016年04月11日

    決してモダン・ヴァイオリニストに詳しくなく、五嶋みどりさんの熱心な聴者でもない自分ですが、これだけ確信を持った音と技巧を奏でられる奏者は、日本はもちろん世界的にもそういないのではないでしょうか。年齢はまだ若くともキャリア的にはすでに30年を越えている彼女は、現在もしかするとヴァイオリニストとしてのキャリアの頂点を迎えつつあるかも知れません。その意味で、これは紛れも無く現代のトップ奏者による無伴奏として遜色ない演奏であると言えるでしょうが、一方でJ.S.Bachのこの曲集の演奏からみた場合、手放しで称賛できない部分もあるようです。確かにモダン・ヴァイオリン奏法を見直した上でヴィブラートを抑制し、ロマン的な音色とフレージングを排除した極めて誠実な音楽作りを実現されており、近年で言えばI.Faustが推し進めた方向性の基に(Faustほど徹底はしていないかも知れませんが)ある演奏として完成しています。しかしながら、曲の様式としてまでBach/バロック音楽として極めているかと言えばそうでない。全体の傾向として、各Sonataはもともと曲の構造がすでにある程度規定されているからでしょうか、あまり違和感なく聴けるのですが、一転各Partitaとなると、各舞曲のリズムと性格が全くバロック音楽特有のそれからどうみても離れており、さらに歴史的根拠の不明な装飾やテンポ変動が頻出するので、どなたかも書いておられますが、とても演奏の見事さを称賛する気分になれません(むしろパガニーニ的?)。もちろん、3番のPartitaなど、モダン・ヴァイオリンの高音でなければ楽しめないような瞬間も多々あるのですが、J.S.Bachの音楽の様式をあくまで忠実に再現する事を最優先した演奏とは考え難いと言うのが、正直な感想です。Bachの音楽の再現には、年齢、肩書きやキャリアなどはむしろ不要、必要なのはBachの音楽構造にあくまで真摯に寄り添うことであることは、だいぶ前にわずか21歳のJ.Fischerの無伴奏を聴いた時痛感しましたが、ひょっとすると五嶋みどりさんは、むしろ最初の無伴奏の録音を待ち過ぎたのかも知れません(無伴奏ヴァイオリン/チェロで2回目の録音の方がイマイチ、という例はあまりに多い)。作曲家に虚心に寄り添うよりも、演奏者としての「我」を抑えきれない瞬間が多々感じられるように思います。日本が世界に誇るトップ奏者としての五嶋みどりさんの演奏としては一級品と思いますが、いちバッハ・ファンとしては(遺憾ながら)あまり親近感を持てない演奏でした。Bachファンでなく、あくまでMidoriファンにお薦めするのが相応しい盤と思います。

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  • ★★★★★ 

    futa  |  愛媛県  |  不明  |  2016年02月11日

    明るくて見透しがよくて推進力があって・・・ よく鳴ってよく詩って・・・ 天才は苦労した痕跡を見せないといいますが 誠に見事なバッハの無伴奏だと思いました。 聞き終わった感想は「これ凄いわ」です。 こんな味付けをされたら他の料理が食べられません。 五嶋みどりさん あなたは凄いです。

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  • ★★★★★ 

    モデラート宮内  |  千葉県  |  不明  |  2015年11月02日

    五嶋みどりによるこの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタおよびパルティータ」全曲録音を、 どれほど待ち続けたことだろう。 五嶋のバッハ無伴奏の演奏CDは、2005年の34歳のときに録音した「ソナタ第2番」が リリースされたもののみだが、演奏会では度々取り上げられており、その都度大変に話題になってきた。 だから、この全曲リリースは五嶋ファンとしては喜びに堪えない大きな出来事である。 この録音は、1982年のデビュ―から30周年目の企画として行われたようであるが、 その企画当初は、日本各地の教会や寺、神社で行われたコンサートツアーから始められた。 このバッハ無伴奏のツアーの模様はBS放送でも流されたので、ご覧になった方も多いだろう。 彼女のパフォーマンスのすばらしさだけではなく、人柄までも理解できた貴重な映像であった。 ひたすらストイックにバッハ演奏に取り組む彼女は、商業主義的な時代にあってもなお、 音楽芸術家としての自らの立ち位置をしっかりとわきまえて、何の虚飾もなく、 音楽そのものだけに献身する真のアーティストであることを再認識させてくれた。 本CDはライブではなく、このツアーとは別録りで、2013年にケルンで行われたものである。 さて、このCD演奏を初めて耳にして、率直な戸惑いを感じた。 私の勝手な予想では、彼女はこのバッハの難曲を最高のテクニックと美音を駆使して、 堅牢な造形の中で、力のある厳粛なバッハ演奏を展開してくれるのではないかと思ったからである。 しかし、その予想は部分的には的中し、また部分的に外れたのである。 ここでの演奏は、ハイフェッツやミルシテインに代表される、求心的に自分の内面へと向けられた 求道者のような完全無欠の孤独なバッハではなかった。 しかし、今回の五嶋の演奏は、予想が外れたところにこそ貴重な意味があったようである。 それは自己の外へと向かう、対話の音楽である。 五嶋みどりは次のように語っている。 「何年にもわたって、私はバロックスタイルの奏法に惹かれてきました。 バッハの本来的な演奏における壮麗さの中にも、音楽の柔軟性、冒険性、奔放さを取入れて, そのリズムの変化のポジショニングにおいて、いわば ”jazzy” な予期せぬ体験に遭遇したのです。 そして、バッハの音楽の希望と信頼と謙虚さを備えた完璧なハーモニーの中で、 あらゆるものが相互関係性で結ばれているような美の世界に入り込み、天啓ともいえるような日常性を 超越した信仰のようなものを感じとることができたのです」(輸入盤ライナーノーツからの抜粋)。 この言葉の意味は、たしかに、「バロック奏法」の多用においてみごとに表現されている。 これまで、同じバロック奏法を演じた他の名ヴァイオリニストたちの演奏では、 不自然なあざとさを感じなくもなかったのだが、五嶋みどりにはそれが微塵もない。 ただ、他人(ひと)の心に染み入ってゆく自然さがあるだけだ。 そしてそれは、「何か(誰か)との対話」であるかのような、奏者と聴き手とが心の底で触れ合わなければ 成立し得ないような、深くて強い優しさに満ちたバッハ演奏として示されているのである。 いうなれば、「祈り」のような演奏とでもいうべきだろうか…。 五嶋みどりのこれまでの30年余りの演奏活動の素晴らしさは言うまでもない。 進化し続ける現在進行形の彼女の音楽において、本CD演奏は一つの到達点を明確に示している ことはまちがいない。まだまだ長い未来を生きる彼女の音楽人生なのだから、 聴き手に新たな多くの驚きが待っているのかと思うと、それはこの上ない楽しみというものだ。 五嶋みどりという希有なヴァイオリニストによって演じられる極めて優れた音楽を、 今後もひたすら味わい続けたいと思うのは、私だけではないであろう。

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  • ★★★★★ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2015年10月26日

    彼女の息遣いが良くわかる演奏です。伝統などに縛られず、MIDORIとバッハの素直な会話から生まれたすばらしいもので、自然体でありながらも結果として非常にオリジナリティもあふれるものになっています。力強さも非常に静かな内面から湧きあふれるもので、どんどんと自然体に、そしてピュアーになってゆくMIDORIを感じます。世界の宝であり、日本の誇りと思います。

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  • ★★★★★ 

    yk  |  京都府  |  不明  |  2015年10月17日

    2年ほど前に彼女が行ったバッハによる日本ツアーのドキュメントの強い印象から、発売されたら必ず聞きたいと思っていた演奏だった。 2番のパルティ―タから聴き始めたが、最初のAllemandaの第一音から私が想像した音とは全く異なって衝撃的。彼女はピリオド演奏家ではないが、ビブラートを抑えてヴァイオリンの生の音だけで表現しようとしている点は、ピリオド演奏の洗礼を受けているとも言える。その点では例えばムローヴァなどとも共通しているようにも思える。しかし、そのアプローチは決してモダンとピリオドの折衷と言う印象ではなく、徹頭徹尾考え抜かれた(…上で、自然で必然性を感じさせる)表現となっている点で断然”彼女自身”の演奏になっていて、誰かと比較されるような演奏ではない。まず、その”自身”であることへの集中を通して、”自己主張”・・・と言う形を取った音楽(バッハ)への信仰が聞こえてくる。 最近のバッハ演奏では珍しい装飾音を入れた奏法、激しいテンポの緩急、癖のあるフレージング、etc. etc., 個性的である点で抜きんでているが、恣意的とか自己顕示とか・・・そう言ったものとは無縁の演奏。そう言った姿勢が生む静謐な音楽の根底に、ある種の東洋的(日本的?)な自己への沈潜と言うようなものを感じるのは、”日本人”五嶋みどり・・・と言う先入観故なのだろうか?CDの解説書は彼女自身のノートだけで、恐らく外野の野次馬を排除して全て彼女自身の責任でこの録音を完結させたかったのだろう。 私個人にとっても、ティーンエイジャーのデビュー当初から特別の存在として観てきた日本の”神童”が、どのように成長していくか、疑問と不安をもちながら注目し続けた30年に、一つの(もちろん肯定的な)結論を得た思いで聴いた演奏でした。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2015年10月13日

    有名な『シャコンヌ』は心地よいテンポで、仰々しい重苦しさはない。奏者の、音楽(バッハ)へ心身を捧げる姿勢に心を打たれた。あくまでも全曲中の一つの楽章として腑に落ちる。私は特に、ソナタ第3番の美しさにハッとした。自分のできることを突き詰め、生きていくと、人間はこんなに気高くなるのだなぁ、と思った。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  2015年10月13日

    正直無伴奏バァイオリンのためのソナタとパルティータというのは難しい。 初めて聴くときにはそれまで聴いてきた偉大なバァイオリニストの思い出が 蘇ってきて今聴いている音楽を邪魔する。だから、よく聴いてみなければめったなことは言えない。 そして、サントリーホールでスラトキンとセントルイスフィルとの組み合わせでメンデルスゾーンの協奏曲を聴いていらいずーっと特別な思いのある演奏家でもあるのでなかなか判断がつかない。とても個性的な演奏である。これはさすがであると思う。そして全体に安定した演奏であるので良い演奏なのだろう。しかし、派手な印象の演奏ではない。青磁とか白磁とかそういう世界の演奏のように思えるときもある。しかし、そうでない時があってその時の音楽が単なる激情なのかなにか意図かがるのか見極めるのにまだしばらく時間がかかりそう。しかし、そのようにいろいろと考えながら聴く時間は楽しいものであるのでそういう意味では良い演奏なのだろう。

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  • ★★★★★ 

    トラオ  |  静岡県  |  不明  |  2015年10月11日

    首を長くして発売を待ち続けた甲斐がありました。バッハの無伴奏ヴァイオリンというと、“峻厳さ”とか”崇高な”といった形容が枕言葉のようによく用いられますが、この演奏には敢えて、「みどりさん」と呼んでしまいたくなるような、演奏者への親しみ、優しさ、楽曲に対するひたむきさを感じました。このアルバムは、これからずっと長く聴き続けることになると思います。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2015年10月10日

    発売延期が続き、よもや発売中止かと不安がよぎっりましたが、こんなにも素晴らしい演奏をお蔵入りさせるわけにはいかないでしょう。どう言葉で表現したらいいのでしょうか。こんなにも「優しい」哀愁、寂寥を感じさせてくれる演奏は他と比較しようもありません。彼女からバッハを通じてなにか語りかけられているような不思議な気分になりました。無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータの特選盤ですね。

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  • ★★★☆☆ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2015年10月10日

    全曲を聴き終えての素直な感想。いいんだけれども、何かが足りなくて感動には至らなかった。ひとつには、楽譜にはない装飾音や旋律を全曲に散りばめてしまっていて、どうも違和感が残る。もうひとつはバッハらしいカチッとした造形感がなく、全体的に早目で柔らかい弾き方で、特に有名なシャコンヌでは相当な抵抗感があった。そんな訳で、期待し過ぎていたせいか、不完全燃焼の感が拭えなかった。

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  • ★★★★★ 

    pikyapyon  |  神奈川県  |  不明  |  2015年10月08日

    聴いていて力みや凝りが感じられず気持ちよく聞くことができる、河の流れのように音楽が自然に流れていくように感じる。理屈抜きで聴き入ることができる演奏。秀逸。

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