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ヴェルディ(1813-1901)

DVD 『ファルスタッフ』全曲 カーセン演出、レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場、マエストリ、ブライズ、ほか(2013)

『ファルスタッフ』全曲 カーセン演出、レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場、マエストリ、ブライズ、ほか(2013)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2015年11月28日

    2013年スカラ座来日公演で見られたカーセン演出。スカラかコヴェントガーデンで映像収録されるだろうと思っていたら、何とメトだった。カーセンの仕事の中では最も無難な、保守的な演出ではあるけれど、20世紀半ばに時代を移すとともに(この変更は十分に納得できる)、「人間の三大本能」に忠実なファルスタッフのありようを端的に打ち出したもの。しかし「性欲全開」を舞台上で見せるわけにはいかないから、それを「食欲」で代替したというわけ。ちなみに「睡眠欲」は冒頭シーンの巨大なベッドで表現されている。改めて映像で見ると、レストランの中に場所を移した第1幕第2場、第2幕第2場のキッチンでの大騒ぎなど細部まで実に良くできているのが確認できる。日本で見たときは最後のフーガの場面、料理(もちろん作り物だけど)が並べられた結婚披露宴のテーブルの上を人物達が歩くのにちょっと抵抗があったが、ちゃんと微修正されて問題なくなっている。逆にナマではそんなに感じなかった第3幕第1場が映像だと思いのほか暗く、よく見えないのを除けば、完璧な演出と言ってよい。 マエストリの題名役の見事さについては、今さら言うまでもない。かつては見た目が若すぎるのが難点だったが、それもちょうど良い年齢になってきた。女声陣はフリットリ、バルチェローナを揃えたスカラ座公演に及ばぬのは仕方がない。ミードもブライズもそんなに悪いとは思わないが(体重だけではなく)芝居が重いのが私の好みではない。めでたく復帰したレヴァインの指揮、ザルツブルクのメータのように枯れきってはおらず、まだ十分にみずみずしいが、私の理想であるグラインドボーンのユロフスキに比べると、過剰にシンフォニックで少し腰が重い感じがする。

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