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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 三重協奏曲、序曲集 ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァー、カラヤン&ベルリン・フィル

三重協奏曲、序曲集 ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァー、カラヤン&ベルリン・フィル

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    HQ  |  愛知県  |  不明  |  2015年08月09日

     〔『三重協奏曲、序曲集 ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァー、カラヤン&ベルリン・フィル』 Dg No. 4152762〕は、 〔『カラヤン三重協奏曲』ポリドールレコード(1984年頃)販売 F35G 50124〕に相当するものだと思います。 ジャケットの写真を懐かしく感じます。 収録は、「Triple Concerto」(1979年9月 ベルリン、フィルハーモニ)、「Egmont」(1969年1月)、「Coriolan」、「Fidelio」(1965年9月) ベルリン、イエスキリスト協会です。  「Triple Concerto」、この曲の演奏で重要な点は、まずは、オーケストラの底力による支えがあること、次に、バイオリン、チェロ、ピアノの3者のバランスがとれていることだと思います。 カラヤンの指揮のもと、若きソリストたち「アンネ=ゾフィー・ムター(16歳)」、「ヨー・ヨー・マ(24歳)」、「マーク・ゼルツァー(32歳)」が奏でる演奏が魅力です。 解説書によると、「この三人の演奏が実現した背景には、CBS New York のご好意があった」ことのようです。感謝です。  実際の演奏では、チェロの演奏が金目になるのではないでしょうか。第一楽章から「マ」が先導し、バイオリン、ピアノ、オケへと引き継でいくきます。この流れが非常にうまいのです。しかし、「マ」のチェロが「ムター」のバイオリンに呼応する部分でやや弱く感じる部分があります。 第二楽章、オケが控えめで、ソリストたちの演奏をしっとりと聞かせてくれます。ただ、もう少しバイオリンの音色にみずみずしさがほしいと思いました。 第三楽章は、第一楽章もそうでしたが、終焉の「ムター」のバイオリンの切れの良いことが印象的です。すばらしい、万歳!  カップリング曲は、「Egmont」、「Coriolan」、「Fidelio」と序曲が続きます。これらの演奏は、ベルリンフィルの重厚な音作りが特徴です。「Triple Concerto」に比べ録音は古く、暗いですが安定感あることが印象です。プロデューサ、ディレクタが異なることも一因かと思いました。 このアルバムは、ベートーベン、カラヤン&ベルリン・フィルという点で、カップリングも問題ないと思います。   さて、ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァー、カラヤン&ベルリン・フィルの「三重協奏曲」が収録されたアルバムは、他にもあります。  「ベートーベンピアノ協奏曲1番」(ピアノ、エッシェンバッハ、ユニバーサル ミュージック)または「ブラームスバイオリン協奏曲」(バイオリン、ムター、 Dg Classical Choice)とのカップリングがされています。 アルバムとして、重々しい雰囲気を避けるなら、「ピアノ協奏曲第1番」とのカップリングのアルバムを選ぶのが良いと思います。また、「ムター」のファンであるなら、「ブラームスバイオリン協奏曲」とのカップリングのアルバムを選ぶのが良いと思います。 

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