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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ピアノ協奏曲全集 エマール(P)アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団

ピアノ協奏曲全集 エマール(P)アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2012年01月02日

    古くはケンプ、アラウ、バックハウス、現役ではポリーニ、アルゲリッチ、内田光子など名盤には事欠かない協奏曲全集である故「カタログに数え切れないほど録音がある曲を弾くよりもコンテンポラリー作家の曲を弾きたい」とまで語るエマールがアーノンクールと会って話し「ベートーベンを一緒にやらないか」と頼まれたら一秒のためらいなく「イエス」と答えたそうである。結果としてこの2人の化学反応は前例のないとてつもなく美しい全集となった。確かにベートーベン故に「もっと強く弾けよ」と不満を持つ人の気持ちはわかります。でも、こんな美音のベートーベンは逆にインパクトがあるしエマールの異常とも言えるテクニックは戦慄を覚える程。こんなに滑らかにピアノって弾けるものなんですね。アーノンクールのエッジの効いた硬質な伴奏に柔らかで煌びやかなエマールの抑制された美音がうまくマッチしていて絶妙だと思います。前記の演奏家の全集を持っている人のセカンド、サード・チョイスとしては最適でしょう。エマールにはぜひモーツァルトのピアノ曲全集をいつか出してもらいたい。あ、別にアーノンクールとじゃなくていいですよ。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月30日

    2000〜2001年に収録されたエマール43〜44歳、アーノンクール71〜72歳の頃のベートーヴェンのピアノ協奏曲集であります。サンプリングで第5番「皇帝」を聴いて見ました。演奏タイムは@21’07A7’22B11’02と若干中間楽章があっさり目の印象です。そして古典的美しさとは別の世界を強弱・緩急を過度に不自然なつっかけを噛ましつつ進むものですから聖歌的な趣はありません。戻って第1楽章はゆっくりとした出だしはやはり少しアーノンクール独特のフレージングでオーケストラ全奏も解放するのではなくちょっと呼吸を入れる等風変わりでそこに「癖」を見出します。時には弱音での繊細さはあるものの基本的には粘つき気味のピアノとあっさり目のオーケストラとの間ではピークの掛合い時にちょっとした「間」が生じてしまうのも違和感を感じました。最終楽章はギアチェンジがはかられ音の分離化がより明確に・・・・。そして演奏自体は最後まで安心不可ではありますが、アーノンクールの楽器の力配分の妙は感動とは異なるもののいつもながら感心させられますね。そしてそれが聴き手の好き嫌いをわける処でもありましょう。私にはしかし、全体として少し考えすぎた結果堂々さが何処かに置いておかれた結果となった様であります。当面OKランクで仮押さえしておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★☆☆ 

    春奈  |  東京都  |  不明  |  2010年02月05日

    面白いのは第1、第2、第4だった。第3はテンポが遅くて個人的には違和感があった。第5は面白い部分もあったが、迫力とオケの厚みに乏しくこの曲ではマイナスである。一番違和感を感じないのが第4。ここでは遅いテンポが曲想に合っていた。特に第3楽章が良かった。評判の良い第1と第2だが、部分的に音の流れに違和感を感じたり、強弱の付け方にも違和感を覚えた。オケのアクセントが強い反面、ピアノにメリハリを感じない箇所もあって、ややトータルな表現では疑問を感じたところも。ただし、面白い演奏であることは事実で、個人的には第1と第4を好んで聴いている。第4ではオケの響きの薄さは感じさせないものがある。

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  • ★★★★☆ 

    たんぽぽ茶  |  千葉  |  不明  |  2009年09月13日

    贅沢な悩みとは分かってるが、あと少しの豪放ささえあれば完璧なんすが。無いものねだりと分かってるが、繊細さでなく、あと少しの破滅感があれば最高なんすが。

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  • ★★★★☆ 

    Midnightguitarist  |  埼玉県北部  |  不明  |  2004年10月31日

    ジャケットの写真のとてつもない緊張感、モツレクやバッハカンタ全集で知らしめたアルクルの強烈さに、マイペースで流すエマールもすごい。この写真がこの演奏を象徴していると思う。謹聴しました。

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  • ★★★★☆ 

    盤鬼  |  北九州  |  不明  |  2004年03月08日

    アーノンクール氏が彼とCOEを選択した理由が手にとるように解るセット。比較的にサラリと流す処などが、力強さに欠けるとか本流から逸脱していると揶揄されるのだろうが、結構なかなかに工夫?を凝らしているように思えた。厳しく対峙して聴かずとも楽聖のP協に親しめるこのセット、小生は或る程度の評価には値すると思うが、好みによって世評が分かれるのは致し方ない。

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  • ★★★★★ 

    まあさま  |  長野  |  不明  |  2003年07月14日

    こんな綺麗なベートーヴェンは滅多にない。「エマール、只者じゃない」ってところだが、曲によってはもう少し力強くても・・・という箇所が。意図的なんだろうけど。お薦めは4番。

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  • ★★★★★ 

    Portia  |  東京都  |  不明  |  2003年04月28日

    収録順通り第2番から聴き始めたところ,驚愕と発見の連続! アーノンクールの大胆かつ多彩な音楽的語法とエマールの粒の揃った美しいピアノに引き込まれて,一気に全曲を聴き通してしまいました。1つの主題の中でも,レガート,スタッカート,ディミヌエンドなどの細かな表情付けが行なわれ,耳に馴染んだ曲をまるっきり違う趣で楽しめます。いちばん出来がよいと感じたのはDisc 1の2曲と第4番。2人の持ち味が曲想と特にマッチしているように思います。同じ顔合わせで是非モーツァルトのピアノ協奏曲も聴いてみたいです。

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  • ★★★★★ 

    伸くん  |  川西市  |  不明  |  2003年04月21日

    評価は大いに分かれると思うが、久しぶりの個性派演奏の登場だ。僕は高く評価したい。最近の演奏としては珍しく全体的にテンポが遅く、それが表情の豊かさに効果的に作用している。もちろんアーノンクールらしい古楽器奏法を取り入れた活気溢れる表現も魅力的。エマールのテクニックもすばらしいが、もう少し力強さが欲しいところだ。もし、まだ生きていればグルダとコンビを組んでほしかったな・・・

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  • ★★★★☆ 

    samou  |  熊本県  |  不明  |  2003年04月20日

    まあまあだった。

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