交響曲全集、協奏曲集 ギルバート&ニューヨーク・フィル、ズナイダー、他(4SACD)
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ファウスト博士 | 東京都 | 不明 | 2020年11月14日
遅めのテンポで楽譜の音響効果を全て刳りだす演奏。聴後感爽快。ニールセンの新しい側面を提示する。オーディオマニア必聴、スネアドラム!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2015年08月27日
ギルバート/ニューヨーク・フィル盤の持ち味は、オケのパースペクティヴにある。弦のセパレーションと金管のパワフルな厚みを持ったサウンドは、北欧やイギリスのオケでは聴けないものであり、デンマークのダカーポ社の狙いもそこにあったと思う。ギルバートは、遅めのテンポでオケを生かした豊麗な音楽を作っている。ただ、2番の第1楽章や4番ではキレが鈍い印象も残る。4番は最近マルティノン/シカゴの激烈な演奏、録音とどうしても比較してしまうが。成功は1番、3番、5番。3つの協奏曲も付いているが、これが聴きもの。ズナイダーのヴァイオリンは実にすばらしいし、ニューヨーク・フィルの首席が担当する木管の協奏曲も非常に面白い。これがあるので満点としよう。余談だが、ブックレットに載っているニューヨーク・フィルの写真を見ると、ヴァイオリンの半数が東洋人なのには少々驚かされた。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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