ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録 【初刷限定 4色ウィッグ・リボン付き】
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hikari | 埼玉県 | 不明 | 2021年04月24日
全く辛気臭くない宇宙エンターテイメント 読まないのは人生の損 ファンク界の最高峰、ジョージ・クリントン先生が床屋の小僧から銀河系の大スターになるまでの嘘か誠か立身出世物語です ファンクに全く興味がなくても、爽快アメリカオヤジ一代記として面白いよ 音楽以外でも目先が利いて人を使うのが上手い彼はどんどん成功していき、そのお金で音楽を作るのでした 直接音楽と関係ない部分も、結局は繋がっていて音楽に帰結するのだなというのが面白かったです とにかく大量の登場人物が無名の人も含めて皆生き生きしており、とても魅力的で厚い本を一気に読み終えてしまいました モータウンのオーディションを受けに行って、伝説のミュージシャンたちが歩いて来るのを見て仰天するところなど、初々しくて笑ってしまいました クラプトンに対する黒人側からの率直な意見はとても興味深かったです あとジミヘンドリックスがイギリスからの帰国後、ザフーと同じような機材で演奏していたと書いているのを読んで、その事を長年ピートが愚痴ってたので当時の人の証言が聞けてよかったです 音楽と社会が混然一体となって変化していった時代が鮮やかに描かれています 銀河に誇りたい1冊です0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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