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レスピーギ(1879-1936)

CD 管弦楽作品全集 ラ・ヴェッキア&ローマ交響楽団(8CD)

管弦楽作品全集 ラ・ヴェッキア&ローマ交響楽団(8CD)

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    妻三郎  |  福岡県  |  不明  |  2021年03月18日

    2009-2012年の録音。 先ずはそのオーケストラの名前にくらっとする。 本場ものに弱い私は「ローマ交響楽団のレスピーギ」というだけで持っていかれてしまうのだ。 もっともその迫力のある名前から想像される様な歴史あるオーケストラではなく、2002年創設の新しいオーケストラ。 それでもNaxosへかなりのレコーディングを行っているので既に信頼感はあった。 しかし「風変わりな店」「シバの女王ベルキス」ほかバレエ曲が含まれていないので、これで「complete」とするのは無理があるのではあるまいか。 特にアンセルメ、ショルティ、マリナー、デュトワらも録音している「風変わりな店」が無いのは不自然。 また、組曲版の録音ばかりの「シバの女王ベルキス」は全曲版を期待していたくらいだから、組曲版すら未収録なのには正直がっかりだ。 本当はあと2枚位録音するつもりだったのではあるまいか。 それでもこれだけ録音してくれれば十分有り難い。 そもそもレスピーギのボックスなんて物自体が初めてだろう。 これがとにかく嬉しくて仕方がない。 早速1枚目1曲目であるその「ローマの祭り」から聴いたが、これが実に良い演奏で一気に引き込まれてしまった。 非常に個性的で面白い演奏である。 大好きな曲なのでこれまでかなりの「ローマの祭り」を聴いてきたが、これはいい。 またどの曲も入念かつ熱く、ツボを押さえた演奏となっており、この内容なら「ローマ3部作」「リュートのための古風な舞曲とアリア」以外の、ほかに余り録音の無い作品を聴くためだけに入手するのもありだろう。 「5声の協奏曲」は、オーボエ、トランペット、ダブルベース、ヴァイオリン、ピアノをソリストにした5重協奏曲という珍しい作品だし、「メタモルフォーゼ」は「ローマの松」並に色彩的、かつ「ローマの祭り」並に起伏に富んだ傑作だ。 豊富な楽想が次々に現れては消えていく美しくも複雑怪奇な大作「劇的交響曲」も必聴。 ほかにも魅力的な作品が満載で、これを聴けば「ローマ3部作」「リュートのための古風な舞曲とアリア」は氷山の一角であるという事が嫌でも判るはず。 レスピーギ初心者にも、レスピーギ・ファンにもお薦めなボックスだ。

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2016年03月26日

    『ローマ三部作』より素晴らしい作品が数多くひしめいている。 ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲『グレゴリオ聖歌風』やピアノと管弦楽のための『ミクソリディア旋法の協奏曲』は珍しいで片付けられるような作品では決してない。埋もれさすにはあまりにも勿体ない。 『弦楽のための組曲』や主題と変奏『第12旋法によるメタモルフォーゼ』も素晴らしい。 『メタモルフォーゼ』は初めて聴いたがレスピーギの最高傑作ではないだろうか? 少なくとも管弦楽曲全作品の中では一番素晴らしい作品だと思う。

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